"" Klassik in München Ludwig Beck ♪|ネマニャの音に恋してる ♪ ネマニャの音に恋してる ♪: Klassik in München Ludwig Beck ♪

2015/02/26

Klassik in München Ludwig Beck ♪

演奏会の合間が中2日あったので、ミュンヘンに行ってから急に「そうだ、ベオに行こう!」(→何かのパクリ・・・・)と思い立った私。
実は急遽ミュンヘンーベオグラードの航空券、購入しちゃいました。
フライトは6日。べオに1泊して翌日の午後ドイツへ戻り、夜はネマニャ君の演奏会。あら素敵♪

セルビアのお友達にも「急なんだけど、私金曜日にベオ行くよ~♪」とメールをしたら「本当!?空港に迎えに行くわ!うちに泊まりなさいよ!」と返事が来ました。
きゃー(*´▽`*) 久々の再会♪ 久々のセルビア♪
ラキヤとか買っちゃうんだもんね~と浮かれまくって、演奏会でお会いしたネマニャ君にも「私セルビア行くんだ~♪」なんて自慢していたのに・・・・・・・。


ドイツのイベントサイトでこんなの発見。

6 Feb 2015
NEMANJA RADULOVIĆ
Klassik in München Ludwig Beck (München) München

な、なんとネマニャ君が6日にミュンヘンのデパートでイベントにご出演!!!
こ、航空券買っちゃったんですけど・・・・・・・・(/ω\)
慌てて確認したら、ご本人曰く「ちょっとしか演奏しないよ。」との事でしたが、例えそれが1曲だとしても行くしかない!

航空券を買って浮かれてお友達に連絡した翌日に「ネマニャがイベントに出るから、ベオには行けない・・・・・・ゴメンナサイ。」と再びメールをする羽目に・・・・・・。

お友達もネマニャ君の大ファンなので「そんな事なら仕方ないわね。セルビアはまたいつでも来ればいいわ。なんなら6月のネマニャの演奏会に来なさいよ!」と言ってくれました。
うーん、6月はちょっと無理・・・・・破産する・・・・・。

という訳で航空券は紙切れに(涙)
でもネマニャ君の演奏を1回でも多く聴けるなんて嬉しい限り。

そしてやって来ました。イベントの日。
さすがに購入したボトルは持っていけないので、一旦ホテルへ戻って荷物を置いてからUバーンでマリエンプラッツへ。

こちらが会場のデパート、ルートヴィヒベック。


こちらの4階にあるCD売り場はクラシックの品揃えには定評があるそうです。
告知のポスターも素敵でした♪


無料で配布されていた音楽冊子の表紙はネマニャ君♪


フロアの片隅のスペースに用意されたテーブル。販売用のCDとサイン用のペンが既にスタンバイ。


売り場にはネマニャ・コーナーが出来ていました。
何故か「Paganini Fantasy」だけ無かった・・・・・・・。


お客様はご年配の方が多かったです。
全員で30人くらいのこじんまりとしたイベント。その分とっても近い距離感でアットホームな感じでした。

隣に座られていたドイツのご年配の女性に「ねえねえ、あなたはどのCDを買うの?」と聞かれたので「私は既に全部持っているので今日は買わないですよ。」とお答えしたら「全部!凄いわね~。彼ってガスタイクで演奏するでしょ?あなた行くの?」と聞かれたので「ゲネプロ含めて4公演全部聴きます。」とお答えしたら「全部!そんなに素敵なの?ガスタイクで何を弾くの?」との事。

「パガニーニのコンチェルトです。CDにも録音していますけど、本当に凄いですよ。聴きに行かれた方がいいですよ。」と言っていたら「そう。じゃあ私パガニーニのCDを買うわ!どれがそう?」との事。
あ・・・・・・・・しまった。それだけ無いのに・・・・・・・・・。
「ここには残念ながら無いんですよ・・・・・・・。」とお伝えしたら、とっても残念がられていました。
うー、スミマセン。是非ぜひガスタイクでどうぞ・・・・・・。

イベントは18時スタート。売り場の方のご挨拶のあとにネマニャ君が私服で登場。
演奏したのはなんとバッハのシャコンヌ。これにはビックリ!
久々に聴くネマニャ君のシャコンヌ。切なく美しい音色で、心に染み入るような本当に素晴らしい演奏でした。
心の底から「ベオに行かないで良かった~。」と思った瞬間・・・・・・。

そして続いてパガニーニのカプリース24/5をご披露。
間近で聴くと本当に迫力がありました。贅沢過ぎる・・・・・・・。

素晴らしい演奏にその場にいた方々は「ブラヴォー!!!」と大喝采。
売り場のスタッフの方も「初めて聴いたけど本当に素晴らしい!信じられないよ!」と大興奮されていました。

演奏後は着席されてインタビュータイム。
始めは売り場のスタッフさんが英語で質問されていましたが、会場のお客様から「英語ではなくドイツ語にして欲しい」と要望があったので、まず売り場のスタッフさんがドイツ語で質問し、同じ内容をグラモフォンのスタッフさんが英語でネマニャ君に質問、ネマニャ君が英語で返答し、それをドイツ語で会場のお客様に伝えるという形になりました。

TrillesDouble のメンバーの皆様の事を「彼らは僕の家族」と、そして「Journey East」は「これまで録音した中で最も個人的なアルバム。自分にとってとても大切な存在の母に捧げた。」と語っていらっしゃいました。

会場のお客様に「何か質問がある方は?」とスタッフの方が仰った際に、ご高齢の男性から「今日は新しいアルバムからは演奏しないの?」と声がかかりました。
そこでネマニャ君が少し考えた後に「一人で弾くのは難しいけど、やってみます。」と言って弾いたのがなんと「Pashona Kolo」!

ご自分のパートを弾きつつ、重音のような感じで他のフレーズも入れ、お一人でもきちんと成立しちゃっていました・・・・・・・・この方本当に凄すぎる!
こんなの聴けるなんて本当に幸せ過ぎる!無茶振りしたおじさんグッジョブ!!!と心の底からおじ様に感謝・・・・・・。

そしてこのイベント、写真撮影もOKだったらしく、皆様インタビュー中のネマニャ君をパシャパシャ撮りまくっていましたが、あまりに距離が近かったので私は気恥ずかしくて1枚も撮れず・・・・・・・。

終了後はサイン会。ご年配の方々が色々と熱心に話しかけていらっしゃいました。
クラシック音楽大国ドイツで比較的ご高齢の方にもご興味を持っていただけるなんて嬉しいですよね。

ネマニャ君がサインに勤しんでいる間、私は関係者の方やグラモフォンのスタッフさんとお話させていただきました。ネマニャ君の周囲の方々は本当に気さくでお優しい方ばかり。いつも良くしていただいて本当に感謝です。
そこにサイン会を終え颯爽と現れたネマニャ君。第一声は「あれ?セルビアはいつ行くの?」でした・・・・・・・。

そしてこの日も「一緒に写真撮る?」と仰っていただいたのですが、「あ、先日も言いましたが、私今すっごく太っているのでお写真は結構です~。」とご遠慮申し上げたところ「僕とは一緒に写りたくないの???」と笑われてしまいました・・・・・・・。
ダイエットに成功した暁には是非ぜひご一緒にお願いします・・・・・・( ̄▽ ̄)

こんな感じでとても楽しいイベントでした。

そして翌日。


再度売り場に行きスタッフさんに「このポスター売っていただけませんか?」とお願いしたら「あげるよ。僕達から君へプレゼントだよ!」と譲っていただきました(*´▽`*)
ルートヴィヒベックの皆様、本当にありがとうございました♪

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