"" 8月 2012|ネマニャの音に恋してる ♪ ネマニャの音に恋してる ♪: 8月 2012

2012/08/29

Last Night ♪

ネマニャ君がドイツでの演奏会に登場しました。

詳細はこちら。

Last Night
26. AUGUST 2012 19:30 Uhr

Antonín Dvorak Konzertouvertüre "Carnival" op. 92

Peter Tschaikowsky Konzert für Violine und Orchester D-Dur op. 35

Johannes Brahms Sinfonie Nr. 2 D-Dur op. 73

Georg Friedrich Händel "Feuerwerksmusik" HWV 351

Violine: Nemanja Radulović
sinfonieorchester Aachen
Musikalische Leitung: Kazem Abdullah

この演奏会、聴きに行く予定だったので色々と下調べをしていました。

アーヘン(Aachen)はベルギーやオランダとの国境に近い町。
デュッセルドルフから電車で1時間半程で行けるようです。
私もそのルートで行くはずだったんだけどな・・・・。

この演奏会はアーヘンで行われた「KURPARK CLASSIX」というフェスティバルの最後を飾る演奏会。
その為「ラスト・ナイト」という名前になっていました。

会場はアーヘンの中心地にほど近い Kurpark Monheimsallee という公園。

ここの敷地にドーム型のテントを張った舞台を造り、座席はステージを中央に見るエリアに指定席が作られ、両サイドの芝生エリアは自由席でした。

自由席はレジャーシートなどを敷いて座るようになっていました。

演奏会のチケットの売れ行きは上々で、中央の指定席は完売に近い状態でした。

この演奏会、メインに演奏された交響曲は、幾つかの候補の中からファンの方々の投票で選ばれるという面白い趣向でした。
シベリウスの2番、ラフマニノフの2番、ブラームスの2番の中から選ばれたそうです。

ネマニャ君の演奏曲はチャイコン。

ドイツのニュース・サイトで「素晴らしい演奏でブラヴォーの声が嵐の様に鳴り響きステージを揺らした」と紹介されていました♪

やっぱり行きたかった、聴きたかったなぁと溜息・・・・。


2012/08/22

MOSTLY CLASSIC 10月号 ♪


8月20日発売の雑誌「MOSTLY CLASSIC 10月号」。

今号の特集は「クラシックの華 ヴァイオリン協奏曲」です。

その中の記事「ヴァイオリニストが選ぶ私の好きなヴァイオリン協奏曲」にネマニャ君が登場しています。

この手の質問は過去のインタビューで何度か読んだ事がありますが、その都度違う曲名をその理由とともにお答えになっているので、とても興味深いです。

今回は小さな記事ですが、とても読み応えがあり、心に響く言葉でした。

ネマニャ君がどの曲名を挙げているのか、ぜひ誌面でご覧下さいませ♪

2012/08/11

8月の演奏会 ♪


8月の前半にフランスで2度の演奏会に登場したネマニャ君。

まずは8月1日。
フランスのサン・ロベール(Saint Robert )の音楽祭での演奏会でした。

詳細はこちら。

Festival de Saint Robert 2012 1 août 2012 21h - Église de Saint Robert
Duo Marielle NORDMANN, harpe Nemanja RADULOVIĆ, violon
Piotr Tchaïkovsky Antonín Dvořák Frédéric Chopin Camille Saint-Saens

サン・ロベールはリムーザン地方の小さな村。
「フランスの最も美しい村」協会に選ばれた村の一つ。 人口は370名程だそうです。
この演奏会、行ってみたいなと、事前に色々調べましたが、交通機関が・・・・・恐らく無い。
駅はもちろんバス停も見つかりませんでした。
何とかホテルがありそうな最寄りの町まで50キロ以上あったし・・・・。

そんな小さな村にもグーグル・マップは進出。
会会場の教会の近辺を、ストリート・ビューで歩いてみました(笑)

村の真ん中がちょっとしたスペースになっていて、そこに会場のÉglise de Saint Robert がありました。
そして隣がオフィス・ツーリズム。そして小さなオープンカフェが1軒。
主な建物は以上・・・。

それ以外は可愛らしい民家が何軒かあって、少し歩くと見事な平野と遠くに見える山々という美しい大自然。 確かに「美しい村」ですが、車が無いと行けないだろうな・・・・。 

会場内は座席200席くらいでしたが、前日まで残席があり、サイトでチケットを販売していました。 他の場所から聴きに来るってあまり考えられないと思うので、聴衆の殆どが村の方なのでしょうね。 村の方の2人に1人は演奏会に来る計算・・・・凄いですね。

この演奏会評がフランスの通信社のサイトで紹介されていましたが、そちらが何と有料だった・・・・。
ネマニャ君の顔写真と共に、「セルビアの天才・ネマニャ・ラドゥロヴィチ」と紹介され、「これ以上読みたいですか?読みたい人はこちらに加入してね♪」という釣り具合(笑)
メルアドとパスワードを設定して入会したら、今度は「お好きなコースを選んでね♪」という訳で、お金を払って紙面版を読むかWeb版を読むか、また期間も選ぶ事ができ、それによって支払い金額が変わってくるというシステム。

何とかカード決済できて、無事に記事を読む事ができました♪
フランス語に悪戦苦闘し、間違えて2回もお金払っちゃいましたが・・・・。

そちらの記事によると演奏曲はチャイコフスキーの「Romance de Polina」や、マスネの「タイスの瞑想曲」だったとの事。
 プログラムには記載が無かったそうですが、途中でマリエルさんとネマニャ君のソロもあり、ネマニャ君はバッハの「シャコンヌ」を弾き、大絶賛されたそうです♪

演奏会はフォーレの「夢のあとに」で終わり、スタンディング・オベーションだったとか。 いいなあ、この演奏会。聴きたかった・・・・。

そして8月4日はフランスのサン=タグレーブ(Saint-Agrève )の音楽祭での演奏会。
こちらは昨年同様、ネマニャ君がこの音楽祭の芸術監督を務めていらっしゃいます。

詳細はこちら。

FESTIVAL INTERNATIONAL DES ARTS 4 août à 21h Grange de Clavière
Nemanja Radulović, violon, Patrice Fontanarosa, violon, Renaud Fontanarosa, violoncelle, Kristina Atanasova, alto, Les Trilles du Diable

ここは住人の方が2500人もいるそうで、鉄道駅もホテルもありました。
もしかしてここなら行けたのでは・・・・。

メンバーはフォンタナローザ先生に、先生の弟さんでチェリストであるルノーさん。 そしてDoubleで第2ヴァイオリンを務めていらっしゃるクリスティーナさんが、今回はヴィオリストとして参加されていらっしゃいます。

音楽祭のHPではTrillesのメンバーとしてコントラバスにスタンさんが紹介されていましたが、実際はご出演されておらず、当日はナタナエルさんもご出演されなかったようです。

演奏曲はバルトークやメンデルスゾーンだったとか。
この豪華メンバーでの演奏を聴く機会なんて、なかなか無いだろうな。
聴きに行きたかった・・・・。

どちらの演奏会も聴きに行かれた方が羨ましい限りです。

そしてネマニャ君の夏の演奏活動は一旦一区切り。
9 日のエクス・アン・プロヴァンスと、15日のオーストリアのフィラハでの演奏会はキャンセルされています。

この演奏会のキャンセルと、代役をファニー・クラマジランさんが務める事は7月の中旬に発表されていました。

次のドイツでの演奏会まで少し時間があるので、ゆっくりされるようなお時間があるのかもしれませんね。

ドイツの後はフランス、スイスと演奏会が続き、その後は秋~冬のシーズンに突入されます。
12月末までフランス以外にもオーストラリア、ドイツ、イタリア、台湾、そして日本と各国での演奏会が予定され、かなりお忙しい様です。

お身体にはくれぐれもお気をつけて、これからも素敵な演奏を届けてくださいませ。