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2016/03/14

旅日記・ドイツ編・Part2 ♪


215日(月)★

今回の旅は1泊目のフリードリヒスハーフェンしかホテルは予約していませんでした。
その日の気分でドイツ国内を移動し、何か仕事に関係あることをしようと思っていました。
そんな感じの適当旅。

この日はデュッセルドルフに移動して見本市を見学したり蒸留所を訪問しようと思っていたのですが、前日の長旅の疲れで長距離移動をする気にならず。

ボーデン湖近くの蒸留所見学に変更し、夕方からミュンヘンに移動し宿泊することに。
ミュンヘンのホテルをネットでポチッと予約。便利な世の中です。

ホテルで朝食後、チェックアウト。荷物はフロントで預かっていただき外出。
電車の時間までボーデン湖でも見学してみよう。







ついでに昨夜の演奏会場に行ってみて


会場に掲示されたポスターが欲しかったので、事務局の方に「これ買いたいんですけど・・・・。」と伺ったら無償で譲ってくださいました。わーい、嬉しい(*^-^*)


ご機嫌になり駅へ。
1036分発のRBに乗車。



25分でザーレム駅に到着。


いちおう駅舎らしきものはありますが無人駅。


そもそもが朝急に思いついたのでアポも取っていませんが、ドイツ国内ではまあまあ大きな蒸留所なので、いきなり行っても大丈夫だろうという認識(某サン○リーの山○蒸留所と同感覚。そもそもこれが間違いだった。。。。。)

無敵のタクシーアプリも「サービス圏外です」と表示されるほどカントリーだったザーレム駅。
さすがに駅から推定6,5キロは歩けない・・・・・。

駅前にバス停を発見するも、次のバスは16時。。。。。
えっ、今11時なんですけど。。。。見間違いじゃないですよね・・・・・。


せっかくここまで来たので、歩いてみることに。
iPadもあるからグーグルマップも見れるし、迷う事はないだろう。
帰りは蒸留所でタクシー呼んでもらえばいいし。

こちら「駅前通り」。何もないけど。


てくてく歩いていくうちに素敵な建物もちらほら。



そして唐突に現れたネマニャ君の告知ポスター。
きゃー、ネマニャ君!こんなところ(田舎町)に!
急に元気になり、なんだか歩けそうな気になる→錯覚。


ひたすら歩きます。


歩き始めて30分。


まだまだ歩きます。


おや?前方に何か見えます。


 お城らしきものが突然現れました。


なんとこちらザーレム城。
こんな田舎にこんな立派なお城が。。。。
ただし観光客らしき方はゼロ。人っ子ひとりいませんでした。


全体図はこんな感じらしい。凄いじゃないか、ザーレム城。


お城を過ぎるといよいよ何もない道路。
車すら通らず。ひたすら歩きます。



駅を出てから1時間以上経過。前方に集落らしきものが見えてきました。



そしていきなり現れた看板。
ジン、ウォッカって書いてありますよ。これは何だ?



なんと偶然発見したブルネライ(ドイツの蒸留所のこと)。
こんな田舎でジンを造っているなんて素敵過ぎます。


もちろんお邪魔してみます。
アポなしなので見学はできませんが、ショップでの試飲とお買い物は可。



気になった子を1本お買い上げして、本来の目的地へ。
更に歩くこと10分。

ついに到着しました!駅から1時間40分もかかったらしい。。。。


こちらセンフト蒸留所さん。
ジンやウイスキー、フルーツブランデーも造っています。


そこそこ大手なのでアポなしでも大丈夫かと思いきや、見学はできず。。。。無念。
ショップで試飲&お買い物。





気になるのが沢山あったので、レジに抱えて持っていくもクレジットカードが使えず。。。。
手持ちの現金で1本しか買えなかった。。。。。1時間40分も歩いてきたのに。。。。。

「タクシーを呼んでもらってもいいですか?」と聞いてみたら「タクシー???あははー、何言ってるの?あははー。」と笑われました。
えっ?私決して冗談を言っている訳ではないのですが。。。。。
それって「こんな田舎にタクシーなんているわけないでしょ(笑)」って事なのでしょうか。。。。。

「どこまで帰るの?」と聞かれたので「ザーレム駅です。」と答えたら「そうなんだ!頑張ってね!」と笑顔で言われ凍りつくワタシ・・・・・・・(;・∀・)

あの道をまた歩くのか。。。。しかもボトル2本分荷物増えたんだけど(涙)
やけっぱちになり、いっそのことヒッチハイクでもしてやろうかと本気で思いましたが、そもそも車が通っていないので、ヒッチハイクすらできず。。。。

結局とぼとぼ歩いて帰る羽目に。


でも一度来た道だからか、帰りのほうが早く感じる。
お城も見えてきましたよー。


帰り道はルートを少し変えて住宅地を抜けて駅へ。




はい、ザーレム駅に到着。

行き1時間40分。帰り1時間10分。往復13キロ。
そして蒸留滞在は20分。買えたのはジン2本。
途方もないやり切った感と若干の虚しさを感じる(笑)
まあ、楽しかったからいいや。


1443分発のRBでフリードリヒスハーフェンに戻りました。
ホテルで荷物を受けとってミュンヘンへ出発。
ミュンヘンに行くにはウルム駅経由かリンダウ駅経由の2ルート。

リンダウはボーデン湖に浮かぶ島。鉄道も島に繋がった橋で乗り入れるとのこと。
なんとなく面白そうなのでリンダウ経由にすることに。

1535分発のIC119に乗車。


20分でリンダウに到着。
島に渡る橋を通過時は両サイドの窓からボーデン湖が見えてちょっと楽しい。




接続時間が数分しかないので、慌てて乗り換え。
1558分発のALX84143でミュンヘンへ。
オフシーズンのローカル電車。
乗客はほとんどいなかったので、6名用のコンパートメントを独り占めと言う贅沢旅。


バイエルン地方の山間部を走る電車。途中の車窓からは雪景色が見えていました。


車内ではメールチェック。某蒸留所の某・D氏から当然「水曜日来たい?」と連絡が。
D氏とは→こちらにご登場

渡欧前に「ご訪問したいんですけどー。」とあれほどご連絡差し上げたのですが、お返事は今なんですね。。。。

「ちなみにその日僕はいないけど。Aが蒸留所にいるから会えるよ。」とのこと。
えっ???しかもご自分はいないんですね?(;´・ω・) 
相変わらずの通常運転でございます。
スケジューリングできませんよ、急に仰られても、ホントに(涙)

と、思いきや、このチャンスを逃すと一生訪問できそうにないので、A氏と直接メールでやり取りすることに。今アポ取らないと一生行けないもん!

水曜日といえばネマニャ君の演奏会。
ちなみに蒸留所は演奏会が行われるフランクフルトから電車で4-5時間。
A氏のスケジュールを基に、電車の時刻表とにらめっこし、なんとか演奏会に間に合うように訪問できないか頭を悩ませながら、wifiが繋がりにくい山間部で必死にメールのやり取り。

そんな事をしているうちにミュンヘン中央駅に到着。
2時間40分の旅。日が落ちてすっかり暗くなっていました。


Sバーンで宿泊ホテルへ移動。
狭いけどモーザッハ駅前で便利だし、宿泊費もとってもお安い。


そしてこのモーザッハ駅。前回来た時はなかったショッピングモールがオープンしていた。


大型スーパーもテナントで入っていたので偵察に。
広大な売り場。これは凄い。




疲労困憊のため、夕食はスーパーで買ったお菓子で済ませることに。
レストランなどに行く余力は残っていません。。。。


おやつを食べながら翌日のスケジュールを考える。
ミュンヘンでの用事を済ませたあとで早目にフランクフルトに移動する事に決めて、フランクフルトのホテルをネットでポチッと予約。ホント便利な世の中だ(2度目)。

こんな感じで終わった1日。
疲労困憊でした。。。。。




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