★9月2日(土)★
この日はネマニャ君の演奏会が行われるブレーメンへの移動日でした。
朝起きてホテルで朝食。ブッフェスタイルでした。
ワッフルバーがありました。
自分で生地から焼くことができます。
生地を入れ過ぎてこんな感じに・・・。
でもお味は美味しかったです。
デュイスブルク中央駅からブレーメン行きの電車に乗ります。
・・・・・・のはずが。
電車を待っていたら先発のアムステルダム行きICEがホームに入って来ました。
「アムス行きかー。オランダ・・・・ユトレヒト・・・・ミッフィーちゃん・・・・❤」
「いやいや、昨日ユトレヒトからこっち来たばかりでしょ。余計なことしないで早くブレーメン行こう!」
「でもせっかくお天気良いのにー。だってブレーメンに早く行ってもすることないし(→前に一度行きましたが、特に見所は無し・・・)」
「ネマニャ君の演奏会に来てるんだから。余計なことしないで早くブレーメンに!」
「うーん、でもまだ昼前だし。ブレーメンには夜到着でも良いんじゃない?」
・・・・・と、こんな感じで一人心の中で葛藤。
そして発車ベルが鳴り、ドアが閉まる直前に、発作的にアムス行きICEに飛び乗ってしまった私・・・・。
「・・・・・・・あっ。結局乗ってしまった・・・・。ま、いいかー。ミッフィーちゃんに会いに行こ♪」
そんな訳で約1時間30分の電車の旅。
13時頃ユトレヒト中央駅に到着。
前日ホテル代が安いからという理由でオランダ・ユトレヒトからドイツ・デュイスブルクに移動したのに、またユトレヒトに来た私。
計画性ゼロなんです。アホなんです・・・(;・∀・)
まずはスーツケースをロッカーに預けます。
ところがこのロッカー。ドイツやベルギーみたいなコイン式ではなく、クレジットカードで精算するタイプ。
やり方がよくわからず、あれこれ試して、なんとか勘で荷物を預けることに成功!
オランダ式ロッカー。
1、荷物を空いているロッカー(緑ランプ点灯)に入れる。
2、近くにあるマシーンにクレジットカードを読み込ませる。
3、暗証番号を入れる。
4、ガチャッと音がしてロッカーが完全にロックされる(オレンジランプ点灯)。
5、ロッカー番号が書いてあるレシートみたいな紙(バーコード付き)が出てくるので受取る。
6、開けるときはバーコードをマシーンに読み込ませるとロックが解除される。
こちらがバーコード付きのレシート。無くすと一大事・・・・。
私が成功したので「こんな風にやるとできますよ~。」とレクチャーし、全員スーツケースを無事ロッカーに。
「おおーっ!やったー。」と全員で拍手。皆が一つになった瞬間(笑)
身軽になり街歩き。
ユトレヒト中央駅は大きなショッピングセンターと繋がっていました。
ここを通り抜けて駅の外へ出ます。
あっ、早速ミッフィーちゃん発見。
駅前にはマルシェが。
いちご、ラズベリー、ブルーベリー。
美味しそう。
お魚も新鮮そうなのがズラリと。
北海で獲れたのかな。
このお店が素敵過ぎた。
マルシェのテントなのに大型オーブンを持ち込み、その場でパンやスイーツを焼いていました。
レーズン入りの大きなクッキーボールみたいなのが異常に美味しそうだった・・・。
オランダといえば運河ですよねー。
という訳で、運河クルーズに参加してみることに。
こんな感じの運河をクルーズ船で約1時間巡ります。
こちらがクルーズ船。
クルーズのお供にスーパーでミニワッフルとレモネードを購入。
運河沿いには洞窟みたいに作られたスペースがあり、カフェやレストラン、物販のお店、お洒落なオフィスなどになっていました。
水鳥も優雅に遊泳。
こちらがチケット。
いざ出発。
狭い運河に様々な会社のクルーズ船やボートが行き交います。
こんな感じで渋滞になることも・・・。
途中何度も橋をくぐりました。
こんな家に住んでみたい。毎日窓から釣りができそう。
小さなカヌーで運河巡りをするのも楽しそうですね。
こちらは以前監獄として使われていたとの事。
確かにこれは逃げ出せそうにない・・・・。
楽しかった♪
下船後、ユトレヒトに来た一番の目的、ミッフィーちゃんを見に行きました。
運河沿いを歩きます。
10分ほど歩いても到着しない・・・・。
おかしいなぁと思い、グーグルマップを見てみたら既に通り過ぎていました。
そういえば前に「目立たないので通り過ぎちゃいます」って何かで読んだ気が・・・・。
グーグルマップを確認しながら、今来た道を戻ったら、ありました。
ここ、完全に通り過ぎた場所だ。。。。
標識も出ていたのに完全に見逃した。
こちら「ナインチェ広場」。
ナインチェ=ミッフィーちゃんの本名。
か、可愛い・・・・(*´▽`*)
広場という名の個人の庭レベルの広さの真ん中にそっと鎮座するミッフィーちゃん。
世界中で愛される人気者なのに、こんなにひっそり佇む控えめな子。
なんて愛らしい・・・。
今年お亡くなりになられた作者のディック・ブルーナさんのお写真もミッフィーちゃんと共に・・・。泣ける・・・・(/ω\)
本当は美術館にも行きたかったのですが、時間がなく断念。
大聖堂を見ながら駅へ戻ることに。
2階の窓から見えるチーズたち。
これは気になる!入ってみよう。
美味しそうなチーズがズラリ。
「良かったらどうぞ。」とあれこれ味見をさせていただきました。
どれもミルクの風味が濃厚で旨い!
自分用やお土産用にあれこれ購入。
ホントは一番美味しかったこれも買いたかったのですが、こちらは生乳を使用している関係でEU圏外には持ち出せないとの事。
「君どこへ帰るの?」と聞かれ「日本です。」と答えたら「じゃあ、このチーズは売れないな。ごめんね。」との事でした。
とっても美味しかったのに。残念。
あまり時間が無かったので、大聖堂の外観と中庭だけ見学。
てくてく歩いてユトレヒト中央駅に戻ってきました。
電車の時間まで少し余裕があったので、軽く食事をすることに。
駅構内にあったパスタのお店。
以前オランダに来た時に利用したのですが、美味しくてお気に入りに。
好きな麺、ソースや具材、トッピングを選び、あれこれアレンジして調理してもらえるので好き。
サンペレグリノのフレーバー好き♪今回はグレープフルーツをチョイス。
パスタはペンネにボロネーゼソース、トッピングはチーズとルッコラ。
こんな感じで本格的に作ってくれます。
しかも美味しくてリーズナブル。
17時4分発のICEでデュイスブルグへ行き、そこでブレーメン行きに乗り換えます。
ところがこの電車が大幅に遅れ、デュイスブルグ到着時には既にブレーメン行きの電車は出発した後。
デュイスブルグはそれほど大きな町ではないので、電車の本数もさほど多くありません。
ブレーメンまではICEでも2時間30分かかる距離。
かなり距離があるので、もたもたしていたら今夜中に到着できなくなってしまう・・・・。
そこで急遽ルートを変更し、エッセンに行き、そこからハノーファーを経由しブレーメンに行くことに。
ところがこの電車も大幅に遅れ20分待っても来なかった・・・・。
これではエッセンに到着してもハノーファー行きのICEには間に合わない・・・。
再度ルートを変更することに。
まずは電車で隣町のオーバーハウゼン中央駅に移動。
ここで近郊電車に乗り換えドルトムントを目指します。
この時点で既に20時前。
そしてこの辺り、比較的治安が良いとされるドイツの中では、治安があまりよろしくないエリアらしく、なかなかカオスな状態の電車に揺られること約1時間。
ようやくドルトムント中央駅に到着。
実は来年ドルトムントで演奏会があるネマニャ君。
聴きに行こうかと思っておりましたが、このカオス具合を受けて、ドルトムントはパス・・・・と若干思った・・・・。
駅構内のお店でフィッシュサンドを購入。
21時25分発のICE。ようやくブレーメンに行ける。
なんとか乗車できてホッと一息。
コーヒーとフィッシュサンドで夜ご飯。
さすがに疲れていたので車内でウトウト。
ブレーメンまでは約2時間。
23時15分頃、ようやくブレーメン中央駅に到着。
ブレーメンは比較的大きな街なので、夜遅くにも関わらず駅構内のお店も営業中で、人も沢山いたので安心。
宿泊ホテルは駅のすぐ横。徒歩30秒(笑)
日付けが変わる前にお部屋に到着できたー。
お値段の割に広くて快適。
嬉しいポイントその1・ポットがあったこと。
嬉しいポイントその2・冷蔵庫もあったこと。
普段私が宿泊するランクのホテルだと、ポット無し、冷蔵庫無しが多いので、この二つがあっただけでも超ラッキー。
こんな感じで長い1日。さすがに疲労困憊でした。
デュイスブルク駅で余計なこと(→アムス行きの電車に飛び乗った)をしなければ、こんな苦労しないでブレーメンに来れていたのに・・・・(;・∀・)
とはいえ、可愛いミッフィーちゃんを見れたし、運河ツアーも楽しかったので良しとしよう♪
ぷりん様 先日はご返信までいただきありがとうございました。お忙しいところお手数をおかけしました。 毎回貴重な情報をお知らせくださり本当に楽しみにしております。CDはすぐに到着したのですが留守にしており今朝開封致しました。とりあえずさっと聴かせて頂きました。
返信削除なんというかすごく繊細だなあと思いました。 美しい音にノックアウトですね。 じっくりオーケストラスコアをみながら聴いてみたくなりました。 それとお写真がとてもステキでオケの方々ととられているのを見ると皆様笑顔がチャーミングでこちらまで笑顔にさせていただきました。このようなお写真は初めて拝見させて頂きました。
私の友人たちはネマニャさんのことを泣かせる音楽家だと申しております。 題名のない音楽会をきいたあと友人たちにぜひこの日は見てねと言っておきましたら見た人が皆さん涙が出てきたのよと申しておりました。 それとかっこいいねえというお言葉でした。
ブログを拝見するたびにぷりん様が家族のように応援して愛されていることに感動しています。セルビアはもうずいぶん前に姉と訪れたことがあります。姉がセルビア出身のバイオリニストが活躍されてるみたいよと話したときは二人で同じ気持ちになったものです。
ぷりん様の旅日記で幸せな気持ちになる方々がどれだけいらっしゃるのでしょうか? 素晴らしいことをなさってますね。 感謝
ひまわり様
削除CD到着されたのですね。おっしゃる通り、繊細でロマンティックで、でもダイナミックでエネルギッシュな本当に素晴らしい演奏ですよね!
ネマニャ君は本当に不思議な方で、周囲の方々が思わず笑顔になってしまうような魅力の持ち主なので、一緒に演奏される方々も自然と笑顔になるのだろうなと毎回思います。
セルビアにも行かれたことがあるのですね。私も何度か訪れましたが大好きな場所です。
旅日記もお読みいただきありがとうございます♪
私の独り言みたいな長い覚え書きですが、そのようにおっしゃっていただけるととても嬉しいです(*^_^*)
今後ともどうぞよろしくお願い致します。