★9月1日(金)★
ネマニャ君の演奏会から一夜明け、この日も仕事関係で1件お約束が。
午前中にホテルをチェックアウト。
前日のコンセルトヘボウのステージが高かったことも驚きましたが、こちらのホテルのフロントデスクもとっても高かった・・・。
私の身長だと首がようやく乗るくらい。宿泊のサインを書くのが大変でした・・・。
写真に写っている男性はとても背が高くて、恐らく190cmくらいはあったかと。
男性の平均身長が180cmを優に超えるというオランダ。
色々なものが高身長者向け仕様になっているのかと思った・・・。
乗り場はコンセルトヘボウの目の前。
前日は大きなシートで覆われていましたが、この日は修復工事をしていました。
こちらに乗車。
20分ほどで中央駅に到着。
駅前はこんな感じ。さすがはアムステルダム。運河の都。
こちらがアムステルダム中央駅。
12時4分発のICでスキーダムという小さな町に向かいました。
車窓から見える景色はこんな感じ。
約1時間10分でスキーダム中央駅に到着。
昨年も一度蒸留所の見学に来たことがあり、今回は2度目のスキーダム。
スーツケースを持ったままだったので、タクシーで移動しようかと思いきや、小さな駅なのでタクシーが見当たらず。
こんな時はグーグルマップ!
調べたら、メトロで行けることが判明。
切符を買います。
言語表示で英語を選べますが、切符の種類などの表示はオランダ語のみ。
全く意味がわからず、なんとなく勘で買ってみた切符。
タッチ式の改札。
ドイツとは勝手が違うので、戸惑いつつなんとか乗車。
目的地の最寄り駅で下車。
ここからは徒歩5分。
風車にテンションが上がります。
スキーダム=風車。
何故ならばここスキーダムはジュネヴァ(オランダのジン)の町。
ジュネヴァのベースとなるスピリッツを造るための穀物を製粉するために現在も風車が稼働中なのです。
目的地に到着。
こちらはジュネヴァの蒸留所。「そういえば私来週アムステルダムに行くんですよー。蒸留所とか見学できませんか???」と図々しく聞いてみたところ、スケジューリングしてくださり、この日14時からお邪魔することに。
「これからビジネスでイタリアに行くので挨拶だけでごめんね。」と出迎えてくださったご当主はロマンスグレーの素敵な紳士。
蒸留所内はマダムに案内していただくことに。
日本から持参したお土産をお渡ししたら「私聞いたのだけど、日本ではプレゼントを渡したら目の前で開ける習慣があるのでしょ?私達は逆なの。いただいたものは目の前では開けずに後から開けるのよ。でもあなたは日本から来てくれたから今開けてもいいかしら?」とのこと。
えーっ、それ初めて知った!ドイツとかでお土産をお渡しすると皆さん目の前で開けていらっしゃるけど、オランダって違うのですね!
私が持参したのはお気に入りのお菓子。
「勿論、宜しかったらどうぞ。」とお伝えしたら、丁寧に開封しながら「包み紙も箱も素敵ねー。日本の物って本当に美しいわ!この紙も箱も私大切に取っておくわね!」と喜んでいただきました。
わー、なんだかとっても素敵なマダム(*´▽`*)
そんなマダムに連れられて蒸留所と建物内にある博物館を見学。
こちらは1777年創業という由緒正しき歴史ある蒸留所。
昔ながらの工程で造られているので、マダムのご説明はとても複雑で難しい、そしてとっても面白くて興味深い。
工程図表で見るとこんな感じ。
時間も手間もかかります。貴重な品が保管されている博物館。
ただの車のおもちゃに見えますが、この車に纏わるお話がとても面白かった!
説明すると長くなるので省略しますが、昔はオランダ国王よりジュネヴァ製造業者の方が凄かった。それくらいジュネヴァには価値がある!というお話の証拠品。
こちらで製品の試飲。
何度も言いますが私は下戸です。でも試飲は何故かできるらしい。
味わうというより味を見るだけなので、口に含んだ一瞬の感覚で良し悪しを判断します。
こちらの製品は既成概念を覆す味わいで興味深かったです。
気になった製品をショップで購入し、マダムとはここでお別れ。
これまで知っていたジュネヴァとは何だったのか、考え方がガラッと変わりとても勉強になりました。ありがとうございました!
徒歩でメトロ駅へ。
まずはロッテルダム駅へ。
約10分でロッテルダム中央駅に到着。
ここで乗り換えてICでまずはユトレヒトへ。
この日はホテルを取っていなくて、どこに宿泊しようか迷っていました。
ホテル予約サイトで調べてみましたが、物価が高いオランダ。ロッテルダムは高い!
そこでユトレヒトに向かいながらホテルを調べましたが、ユトレヒトも高い・・・。
オランダはあんまり来たことがないので勝手もあまりわからないし。
ドイツの方がオランダより物価も安いし、ドイツに戻ろうかなー。
この時点で既に夕方。ここから行けそうなドイツの街で安いホテルをチェック。
デュイスブルク駅前にイビスとインターシティを発見。宿泊費もお安い♪
どっちにしようかなーと迷った挙句、イビスをポチっと予約。
という訳で、ユトレヒト中央駅に到着後、17時4分発のICEでデュイスブルクへ。
約1時間30分でデュイスブルク中央駅に到着。
駅前はこんな感じでガランとしていました。
工事中の箇所が多く、ドイツらしい古い建物なども見当たらず・・・。
ホテルは駅のすぐ横。
比較的新しく、お部屋も普通に綺麗でしたが、フロントのお姉様が赤毛で鼻ピアスで若干怖かったし、エレベーターは故障中でスーツケースを抱え階段を上る羽目になったし、何より宿泊費を2重請求された!→日本に帰国後判明。連絡し返金してもらうのが面倒でした。
インターシティにしておけば良かった、とほほ。
この日は朝からまともに食べていなかったし、宿泊費が安くなった分、外食することに→わざわざ安いホテルに来たのに意味無し・・・(;・∀・)
駅前から唯一見えていた「ホテル&レストラン」の看板を掲げていたお店に行ってみました。
なんとなく雰囲気が良さそうだなと思い入ってみることに。
壁にはサッカーのユニフォームやボール、サインなど沢山飾られていました。
選手の方々も食べにいらっしゃるお店なのかな?
嬉しい英語メニュー。
イタリア料理のお店でした。美味しそうな品がズラリ。しかも価格もリーズナブル。
オレンジジュースで一人乾杯。
突き出しに出てきたブルスケッタとオリーブ入りのパン。
パンもきちんと熱々で美味しかった。
シーフードのスープ。
色々な種類のお魚に貝、海老、イカなど具沢山。
シーフードの旨味たっぷりでとっても美味しかった!
そして何より海外で温かい食べ物を食べるとホッとする・・・。
ズッパの付け合わせに出てきたガーリックトースト。
こちらも焼き立て熱々。
スープに浸して食べると最高の幸せ・・・。
まさかあんなにパンが出てくると思わず、オーダーしてしまったシーフードのスパゲッティ。
お腹いっぱいになりつつも、これも美味しかったので完食。
落ち着けるお店でのんびり夕食をいただき至福のひと時。
食事後ホテルへ戻り、お風呂に入ったり、TVを見たり、お部屋でゴロゴロ。
やっぱりオランダよりドイツの方が落ち着くなぁと思った夜でした。
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