"" 読響演奏会 ♪|ネマニャの音に恋してる ♪ ネマニャの音に恋してる ♪: 読響演奏会 ♪

2025/01/19

読響演奏会 ♪

 

先日行われた読響さんの演奏会。

余韻でぽわぽわしており、従来のポンコツ具合に拍車がかかり職場で「いつもと違いますけど・・・どうされました?」と色々な方に言われておりました。

今更ですが、振り返りです。


ネマニャ君の2025年最初の演奏会が日本という、なんて幸先の良い年なのでしょう。


演奏会詳細はこちら。


第678回名曲シリーズ

2025年1月16日(木)19時 サントリーホール

指揮 小林資典

ヴァイオリン ネマニャ・ラドゥロヴィチ

読売日本交響楽団


モーツァルト:交響曲第36番 ハ長調 K. 425「リンツ」

ドヴォルザーク:我が母の教え給いし歌

モンティ:チャルダーシュ

マスネ:タイスの瞑想曲

ラヴェル:ツィガーヌ

ドビュッシー:交響詩「海」



読響さんには3度目の登場のネマニャ君。

2017年のシモーネ・ヤングさん、2020年の山田和樹さん。

どちらも本当に素晴らしい演奏会だったので、今回もとても楽しみでした。


プログラムも小品4曲という豪華版。

贅沢過ぎる演奏会、しかも会場はサントリーホール。

読響さん、ありがとうございます!(涙)


とはいえ、毎回そうなのですが、演奏会の1週間くらい前になると緊張し過ぎて具合が悪くなり、吐き気と闘いながら日常を送ります。

そして2-3日前になると、謎の行きたくない病を発症します。

「演奏会行きたくない、だって行ったら終わっちゃう!(当たり前)」という感じになります。

でも前日になると急にテンションが上がり、「やばい!私明日ネマニャ・ラドゥロヴィチ聴けちゃうの?本当に?ヤバくない?」となります。ただのあほですね。


そんな感じで迎えた当日。

全く実感が無くて、リンツが終わった後も「本当にこの後ネマニャ君出てくるの?」と思ったくらい。

オケの皆様の間を抜けるように現れたお姿を拝見した時は、「いた!実在していた・・・(涙)」と思いました(ツチノコ?)

そして真っ先に「白ー!今日は白!」と思いました(笑)

あの白いジャケット素敵ですよね。凄く似合っていますよね。

ちらっと覗く赤のカマーバンドも良いアクセントで素敵でした。

靴はかなりの厚底靴でした。ぱっと見7-8センチはあったような。

元々背が高いのに何故厚底?と不思議でしたが。腰とか痛めないのかしらとおばさん目線で見ておりました・・・。

そして髪型は私が勝手にシェヘラザード・ヘアーと呼んでいるスタイルでした。

トップをお団子にして残りはストレートにした、ボルで撮影されたMVの時と同じ髪型。

少し瘦せたかな?と感じました。全体的なフォルムもそうですし、手首も少し細くなったような気がしました。お仕事お忙しいのかな。無理はしないで欲しいな。

それにしても何度演奏会を聴いても、ステージに登場した瞬間にそれだけで感動しますね。


肝心の演奏は本当に素晴らしかった!!!

我が母の教え給いし歌。情感に溢れていて、素敵な演奏でした。色々なことを思い出しながら聴きました。

チャルダーシュは蠱惑的にかつ快活に。綺麗なホールではなく退廃したムード漂う場末の酒場で聴いてみたい曲です。

静謐な美しさに満ちていたタイスの瞑想曲。

ハープの優美な音色とネマニャ君の奏でる美しい旋律。それを支える読響さんの美しい演奏。夢見心地でした。

とりわけ素晴らしかったのがツィガーヌ。

極めて高速なのに一音一音が恐ろしくクリア。主義主張がしっかりある音でカデンツァは圧巻でしたね。完全なるネマニャワールド。

ホール全体を支配するような圧倒的な世界観で覇王感が凄かった!

どのような職業でもプロと呼ばれる方々に共通するのは20代から30代後半にかけて凄まじいスピードで上に駆け上がり、後は緩やかに少しずつ磨かれやがて円熟の極みに達すると思っていたのですが。

緩やかになるどころか、まだまだ凄いスピードで更なる上に駆け上がろうとしているように見えました。

未だに進化し続けている事を実感できて、嬉しいと同時にちょっと怖さも感じました。

一体どこまで行くのでしょうね。本当に凄い人です。ファン冥利に尽きます。

アンコールも嬉し過ぎた!

実は読響さんならパショナ・コロありじゃない?と予想していたので、聴く事ができて本当に嬉しかったです。読響さんに感謝です!


ドビュッシーの海も素晴らしい演奏でした。

私は最前列にいたので大迫力な音の波を沢山浴びて、大海原を漂っている気分でした。

指揮者の小林資典さん、初めて聴きましたが本当に素晴らしかった!

波長がネマニャ君と凄く合いそう。このコンビ、またどこかで聴きたいな。

とても良い演奏会で、めちゃくちゃ幸せな気分になりました。

小林資典さん、ネマニャ君、読響の皆様、素晴らしい演奏を本当にありがとうございました!


演奏会後浮かれてワインバーへ行き、まだまだ帰りたくないと居酒屋へ行き、はしご酒(とはいえノンアルコール)が楽しかった夜でした。





2 件のコメント:

  1. 来日初日に行かれたんですね!それも読響!!
    彼が『進化し続けている』という表現、まさに自分も感じているところです。特に小さな会場で観客との一体感が楽しめる演奏が好きなので、かつしかシンフォニーヒルズのドゥーブルサンスとの演奏会に行く予定です。
    進化するネマニャの演奏が今から楽しみで仕方ありませんっ!

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    1. 103様、コメントをいただきありがとうございます。読響さんの演奏会、本当に素晴らしかったです!
      ネマニャ君と出会ってから17年目になりますが、聴かせていただく度に進化し続けていることに毎回驚愕します。ご本人の見えない場所での努力がいかほどか・・・本当に凄い方です。
      ドゥーブル・サンスの公演も本当に楽しみですね♪

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