先日行われた浜離宮朝日ホール公演の感想を少しだけ。
【Day1】プログラムB
6月25日(木) 19時開演
チャイコフスキー:ポリーナのロマンス (歌劇「スペードの女王」Op.68より)
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
J.S.バッハ:シチリアーノ BWV1031
J.S.バッハ:シャコンヌ BWV1004 (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番より)
L.ブーランジェ:2つの小品 「夜想曲」と「行列」
ラヴェル:ツィガーヌ
ジャパンツアー初日。
Double Sens のメンバーとしての演奏を聴くことは多かったけれど、ネマニャ君とステファニーさんのリサイタルとしては凄く久しぶりに聴いた今回。
前回は2010年のパリでのチャリティーコンサート。実に16年ぶり・・・。
ステファニーさんの演奏はその外見同様に、線が細く端正な音という印象だったのですが、今回で印象がガラッと変わりました。
ネマニャ君の良いところを引き出しつつ、サポートしつつ、でも決して裏方にまわっているわけではなく、ご自身の演奏もきちんと確立されていて、とにかく上手!と感じました。
フランク、良かった。凄く良かった。
シャコンヌは特に感慨深かったです。若い頃の少し間違えると破綻しちゃいそうなギリギリを狙った演奏ではなく、完全に成熟した演奏でしたね。
音の中にご自身の生き様や死生観、苦悩や喜びをすべて詰め込んだような、素晴らしい演奏でした。
安心して聴くことができた半面、昔のネマニャ君を思い出して、ちょっと寂しくなったりもしました。
ツィガーヌはもう言う事はありません。独壇場でした。いつも思うけれど、目の前で起こっていることが信じられなくて、現実とは思えなかった。ちょっと映画を観ているような気さえしていました。
そしてアンコール。アンコールがこれだけ豪華って、もう本編なんですよ。
贅沢過ぎる演奏会でした。ありがとうございました(涙)
終演後、サイン会にちゃっかり並んでみたのですが、ちょっとお疲れかなという感想。
あれだけの演奏をされた後だから、そうなりますよね。煩わせて申し訳ないの気持ち。
既にサインは貰いまくっているので、今ツアーはサイン会は自粛を心に誓った私でした。
ちなみに友達を誘って一緒に行ったのですが、感動して泣いてくれて、ネマニャ君に「君泣いてたでしょ。見えてたよ。」と言われていました。
「こんな世界があるんだね~。ありがとう。」と喜んでくれたので、私も嬉しかったです。
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【Day.2】プログラムA
6月26日(金)19時開演
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 Op.94bis
チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出 Op.42
プロコフィエフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
ジャパンツアー2日目。
プロコプログラムをたっぷり堪能できました。
お二人の演奏は音と音で会話しているみたいで、本当に暖かくて心地良くて、夢を見ているみたいなひと時でした。
それにしてもあのツィゴイネルワイゼンはいったいなんなのでしょうね。
何度聴いても理解不能です。
あれだけ速いのに、一音一音に情緒があり、豊かな感情が込められた音って、いったいなんなのでしょう。魔法です、本当に。
弓に松脂を塗って、勢いよく2回振って舞い散る粉が本当に魔法使いに見えました。
梅雨時+台風で湿気が凄かったので、ネマニャ君も調整が大変だったのかなと。
この日は台風の影響でスケジュール変更に伴いサイン会が中止に。
その代わりなのか、カーテンコールのみ撮影可能になっていました。
日本での撮影可能は本当に珍しいので、嬉しいサプライズ。
そして私も台風の影響を考えて、この日の演奏会後に大阪に移動する事にしていました。
アンコール1曲だけ聴いて、残念ながら会場の外へ。
予約していたタクシーに飛び乗り、なんとか新幹線に間に合いました。
ご招待していた方々にご挨拶もそこそこに飛び出したので、車内で連絡したのですが、皆さま口を揃えて「素晴らしかったです!」「感激しました!」「超絶技巧に唖然としました!」と口々に褒めてくださり嬉しかったです。
ちなみにこの日は駐日セルビア共和国大使もお見えになられていたので、開演前に諸々お話させていただきました。相変わらずパワフルで素敵な方で憧れます。
こんな感じで堪能できた2日間でした。
ネマニャ君、ステファニーさん、素敵な演奏をありがとうございました!



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