Les Grands Solistes ♪

11月5日にパリで行われた演奏会の感想を今頃。
相変わらず時差のあるブログです・・・・。

こちらの演奏会、New CD「BACH」のプロモーション公演でした。

詳細はこちら。

05  NOVEMBRE  2016  20H
Théâtre des Champs-Elysées

Nemanja Radulović  violon
Double Sens

J. S. Bach  Concerto pour violon BWV 1042
J. Ch. Bach  Concerto pour alto en ut mineur
J. S. Bach  Concerto pour violon et la mineur BWV 1041
J. S. Bach  Concerto pour deux violons et cordes BWV 1043 (soliste Tijana Milošević )
J. S. Bach  Toccata et Fugue BWV 565


演奏会場はシャンゼリゼ劇場でした。
こちら翌日の早朝に撮影。

夜はライトアップされ、一段と美しい会場。

19時30分頃に会場に到着したのですが、既に大勢のお客様で賑わっていました。

ホワイエの隅に置かれたモニターで「BACH」のプロモーションビデオが放映されていました。

中へ入るとステージの様子を映し出すモニターが。

譜面台が並ぶステージを見るだけでワクワクしてきます。

私の席は最前列の中央から少し下手寄りでした。

6月の入院時に、病室のベッドの上で点滴が繋がった状態でiPadをポチポチして執念で取ったチケットです(笑)

開演時間になりステージの上に現れたDoubleの皆様。

全員黒のお衣装。女性陣は相変わらずそれぞれ異なるドレッシーな服装でとても綺麗で華やか。

皆様お美しかったです♪

Arteで生中継されリピート視聴もできるので皆様ご覧になられたかと思いますが、本当に素敵で素晴らしかった演奏会。

新譜「BACH」を初めて聴いた時は「今バッハじゃなきゃダメだったの？」と思いました。

私にとってCDというのは演奏家の「今」を切り取る作業だと思っているので、そういう意味では前作の「Carnets de Voyage」が最高傑作だと思っています。

それなので新譜に関しては「これはこれで好きだけど、私は前作の方が好きだな・・・。」と感じていました。

でもきっと生で聴くとまた違う感じを受けるのだろうなと、演奏会がより楽しみでした。

そしてパリで生演奏を聴いた感想。

CDとは異なる世界観に思えた→生演奏の方が100倍素敵！

ステージでのLIVE感、互いを尊敬し合っているような空気感、ネマニャ君の求心力、メンバーさんのネマニャ君に対する絶対的な信頼感、その結果瞬間瞬間に生まれる美しい音。

Double Sens、最高・・・・。

いつも以上に夢見心地だった演奏会で特に記憶に残ったのは。

レクイエムみたいだった美しいアダージョ。

個人的に一番感動したヴィオラ協奏曲。

ドラガンさんの低音が良い！

そしてとっても良い意味で面白過ぎたダブル・コンチェルト。

あのネマニャ君に負けず劣らずな動きのティヤナさん。

ネマニャ君とティヤナさんがほぼほぼ姉弟に見えました(笑)

雰囲気も似ている、音も似ている、動きも似ている。

さすがのミハイロヴィチ先生門下生コンビ、まさにドッペルなのでした。

あの音、本当に素敵だったなと今思い出してもうっとりします。

本編終了後にメンバーさんにハグし、笑顔でハイタッチしてまわるネマニャ君。

ご本人が常に言っているように「ミュージック・ファミリー」。

ひとつの大きな家族みたいに全員ニコニコし嬉しそうなお顔。

こういう関係性って良いなぁと改めて感動した瞬間でした。

アンコールは大判振る舞いの3曲。

久々に聴いた四季・夏・プレスト！鳥肌が立った！

フライング拍手が若干無念だったチャルダッシュ。

そしてひたすら楽しいPashona Kolo。

最後まで笑顔笑顔のネマニャ君。

既に31歳の立派な大人の方に言うのも何なのですが、本当に大人になったなぁと実感。

色々な事を乗り越えどんどん強く逞しくなって、そして凄い演奏家になったものです。

とっても楽しい演奏会で、心から幸せな気持ちになりました。

カーテンコール時に撮らせていただいたお写真がこちら。

クリスティーナがあまりにも綺麗（お姫様❤）だったので、ノー・ネマニャ君なアングルになっております、えへへ。

終演後はお約束のサイン会。

お膝元パリは長蛇の列でございました。

私もMちゃんと、Mちゃんの彼と3人で並ぶこと、約1時間。

ネマニャ君の第一声は「ウェルカム、パリス！」でした。

パンフレットやCDにサインをもらう方が多かったのですが、何も持参していない人用なのか、宣材写真のポストカード4種類がネマニャ君の手元にスタンバイ。

Mちゃんも私もCD持参組だったのですが、ネマニャ君が「これもあげるね。」とポストカードにササッとサインを書き込み、Mちゃんと彼に1枚ずつプレゼント。

そして私には「これあげる、あ、これも。これもあげる！」と4種類全部にサインを書いてくれた心優しいネマニャ君。

きっと私がすっごい欲しそうな顔してたからだろうな・・・・(^▽^;)

後ろにも大勢ファンの方が並んでいらしたのであまりお話はできませんでしたが、お誕生日のお祝いも直接言えたし、プレゼントもお渡しできて良かった♪

最後にMちゃんと彼氏とネマニャ君の3ショットをカメラマン私で撮影。

私は相変わらずダイエット失敗のためお写真は辞退・・・・。

いつになったら痩せてネマニャ君と一緒にお写真撮れるのだ？？？

帰宅するMちゃんと涙なみだのお別れ。

またいつか会えますように！

その後演奏会に来ていたネマニャファンのお友達と合流。

お土産をいただき、色々な方に紹介していただき、あれこれお喋りして楽しいひと時でした。

ネマニャ君のおかげでまた新しいお友達ができた♪

本当にいつも感謝かんしゃです。

こんな感じで楽しかったパリでの演奏会。

日本にもいつかDouble Sens が来てくれるといいな。