ネマニャ君の演奏会で行ったマレーシア・クアラルンプールの旅日記。
このひと月半の間にあちこち行き過ぎて、遠い過去のことみたいに感じます。
★6月7日(水)★
フライトは深夜発。職場に行き用事を済ませてから、空港バスで羽田空港へ。
メイク用具にほぼこだわりがない私が唯一好きなのがディオール。
マキシマイザーは神!この日は気まぐれでグロスを購入。
ついでにソフトクリームも食べました。北海道ミルクソフト。美味しかった♪
23時30分発・NH885、KL行き。
今回はANA利用でした。
私の横は空席が目立っていました。おかげで機内でゆっくりできました。
機内食は特別食のシーフードミールをお願いしていました。
サンドウィッチとドリンクでした。
ANAだけあって機内プログラムは邦画が充実。
「彼らが本気で編むときは、」を観ました。
元々お顔立ちが彫刻みたいに美しい斗真君・・・・仕草や佇まいも可愛らしく素敵な女性に仕上がっていました。この人の演技力、本当に凄いな・・・。
トランスジェンダーのリンコさん。
美しくて、気遣いができて、優しくて、無邪気で、チャーミング。
でも若干ヤンキー気質があって、ちょっぴりエッチな感じという。
男性にとって理想な女性像の気がしました。私が男だったらこんな嫁が欲しい!
2度目の機内食はサーモンにサラダにシーフードマリネでした。
★6月8日(木)★
早朝5時20分。クアラルンプール国際空港へ到着。
フライト時間は約7時間。
空港内の案内板には日本語も。それだけ日本人観光客の方々が多いということなのでしょうか。
早朝の空港。スムーズに入国でき、預け荷物もすぐに出てきました。
KLIAエクスプレスという電車で市内に向かいます。
車内は綺麗で冷房もよく効いていて快適でした。
クアラルンプール駅で下車。普段は公共の交通機関を利用するのですが、今回は少し疲れていたのでタクシーで宿泊ホテルまで行くことに。
朝7時30分頃ホテルに到着。チェックイン時間までまだまだ時間がありましたが、とりあえずフロントに行き予約があることを伝えてみました。
そうしたら「お部屋がまだご用意できていなくてごめんなさい。9時にはご用意できますから、それまで良かったら朝食でも食べて。その後館内の写真でも撮っていたらちょうど9時くらいになると思うわ。その後お部屋でゆっくり休めますからね。」と仰っていただき、朝食ブッフェクーポンをいただきました。
わーい、さすがはマンダリン。これが普通の安ホテルなら「チェックインは14時ですから。その時に来て。」と言われるはず・・・・。
そう、今回はこちらマンダリン・オリエンタル・クアラルンプールに宿泊しました。
通常演奏会に行くときはなるべく安いホテルに宿泊する私。
今回はアジアということもあり、航空券も安かったし、ホテルの部屋代も欧州の同じグレードのホテルの2分の1くらいということもあり、ちょっと良いホテルに泊まることにしました。
しかも暑いのが苦手で紫外線アレルギーの私はあまり外出もできないので、ほぼほぼホテルにいることになるだろうから、安ホテルだとあまりにも切ない・・・・。
リッツ・カールトンかセントレジスかと散々迷った挙句、結局演奏会場から一番近かったマンダリン・オリエンタルを予約していました。
マンダリンにして良かった~と思いながら、朝食をいただきにレストランへ。
そしてこの朝食ブッフェがとんでもなく充実していたのでした♪
お写真で一気にご紹介。
ドーナツやペストリーのコーナー。
中華コーナー。
朝粥。
フレッシュフルーツのコーナー。
蜂蜜は巣みつで。
チーズとかハムのコーナー。
インド料理のコーナー。
ベーコンやポテト、ベイクドトマトなど。
この辺りはマレーシア料理かな。
ジュースコーナー。
ブレッドコーナー。
パンケーキ用のソースも充実。
朝からお肉も焼いてくれます。
オムレツやスクランブルエッグ、エッグベネディクトはその場でシェフが調理。
食べるものが沢山あり過ぎて迷った挙句、こんな感じの朝食に。
私が一人だったせいかスタッフの方々が気遣ってくださったようで、お食事中何度も「楽しんでる?」「ジュースもう1杯どうですか?」「紅茶飲みます?お持ちしましょうか?」などなど、常にお声をかけてくださる状態。
庶民の私は逆に落ち着かなかったりする・・・・(;・∀・)
大き過ぎて全然写真に入りません・・・・。
ツインタワーの中に演奏会場のデワン・フィルハーモ二ック・ペトロナスがありました。
演奏会の巨大告知ポスター。
8時30分から当日券の販売があるとのことなので、並んでみることに。
長蛇の列を想像していたら、数人しかいませんでした。
空き状況を知らせる電光掲示板。
ちょうど夕暮れから日没になる19時台の時間帯に人気が集中。
私は19時15分のチケットを購入できました。
少し離れた場所から撮影したら、ようやく全貌が収まりました。
凄い迫力のビルです。そして近未来風。
9時過ぎにホテルへ戻ったら「お待たせしました。」とお部屋の用意が出来ていました。
しかも追加料金無しで。
ありがとう、マンダリン!
嬉しいバスタブ付き。
水回りも綺麗。
テーブルの上にはコンプリメントが。
グレープフルーツ&カモミールがとっても美味しかった!
そしてマンダリンのチョコ。これも美味しかったです。
お部屋からの眺めはこんな感じ。
ホテルのプール、楽しそう。
この後、少しだけ仮眠して14時からはマレーシア・フィルハーモニックのオープン・リハーサルへ。
事前に予約済みのチケットは10リンギット(約250円)。
会場はデワン・フィルハーモニー。
平日の午後という時間帯のせいか、来場していた方はほんの僅か。
座席は自由だったので、皆様それぞれボックスだったり、前方だったり、後方だったり、好きな場所に着席。
リハの曲目は事前に発表がなかったのですが、結局この日はネマニャ君演奏のチャイコンのリハ。休憩を挟み約2時間。
最初通しで弾いて、その後気になる箇所を一つずつ確認していくという作業。
久々に聴いたネマニャ君のチャイコン。また一段と進化したような素晴らしい演奏でした。演奏後オケの皆様からも「ブラヴォーッ」と声が上がり拍手が起こったくらい。
その後の確認作業は指揮者さんからオケのパートごとに細かい指示が入り、何度も同じフレーズを繰り返し確認されていました。
ネマニャ君への指示はほぼ無く、オケの皆様に対しての修正がほとんど。
その間ネマニャ君はにこやかにオケの皆様の演奏に耳を傾けていました。
第三楽章のフレーズのみ、ご自身のイメージするテンポや音を強調したかったようで、指揮者さん相手に自ら演奏しながら、「この感じでやりたい。」というような事を熱心にお話されていました。
私の座った席からは細かい内容は聞き取れなかったのですが、指揮者さんが何かを仰った後に、ネマニャ君が何度か弾いてみせながら身振り手振りを交え何度も説明されていました。
しばらくお二人で話し合った後で、オケの演奏と合わせてフレーズを確認。
ネマニャ君もご納得されたようで満足そうな笑顔を浮かべていたのが印象的でした。
オケのリハーサルというのは何度か見学したことがありますが、こうやって音を作り上げていくのだなと毎回とても興味深いです。
それと同時に演奏家の方って「芸術家!」というイメージがあって、ソリストや指揮者はもちろんオケのメンバーの皆様もどこか近寄りがたいイメージを受けることが多いのですが、リハーサルのご様子などを見学していると、演奏家といえども一社会人なんだなと実感し、オーケストラは会社、演奏会は会社の重要なビジネスの場という感じを受けました。
リハ後にオケの事務局の方が「皆お疲れ!じゃあこの調子で本番も頑張って。」なんてお声をかけているお姿を見て、会社でボスが「皆お疲れ!じゃあこの調子で次のプレゼンも頑張ろう!」と言っている姿とほぼ同じだなーなんて事を考えていました。
どこか近寄りがたかったオケの皆様が、なんだかとても身近な存在に感じてしまうという不思議な感覚。私だけかな?
リハ後はホテルへ戻り、暫く休憩。
19時前にツインタワーへ行きました。
19時15分の回の展望台ツアー。集合後パスを受け取ります。
まずはエレベーターで41階へ行き、タワー1と2を結ぶスカイブリッジを見学します。
こんな感じに眼下の街並みが見えます。
展望台があるのは多分タワー2かな。向かいのタワーがよく見えていました。
後ろにはKLタワーも見えました。
高層ビルでさえこんなに小さく見えてしまう。恐るべし86階。
自然の美しさと人工的な美しさ(街並み)の見事なコラボ。
そしてちっぽけな存在だからこそ、抱えている悩みとかもやもやとか葛藤も実に小さい取るに足らないことと思い、何だか元気が出てきます。
昔から○○と何とかは高い所が好きってよく言いますが、私本当に高い所が大好きなんです。なんだか元気出たー。
見学ツアーは45分ほどで終了。
ツインタワーの裏側は公園に面していて、夜は噴水ショーが行われるとの事。
これも見に行こう!
ライトアップされたツインタワーと華麗な噴水ショー。
とても美しくて見応えがありました。
夜のツインタワーは神秘的でまた一段と素敵です。
素敵な夜景を見ながら泳げて優雅な気分。
外が暑いので、夜のプールは最高に気持ち良かった!
沢山泳いでお腹が空いた。
という訳で夕食はホテル内の中華レストラン「ライ ポー ヒーン」へ。
クアラルンプールで一番点心が美味しいお店として名高いこちら。
ディナーは点心の用意はなく通常のグランドメニューのみ。
海老のスパイス炒めに海鮮チャーハンをオーダー。
ぷりっぷりの大振りな海老。辛くて美味しかった!
とても上品なお味の海鮮チャーハン。
こちらも美味し過ぎた・・・・。
ここでもお一人様な私を気遣ってか、スタッフの方が入れ替わり立ち替わり、ほぼ付きっきりでサービスしてくださいました。
庶民の私は若干落ち着かない・・・(;・∀・)→本日2度目。
食事も終わり、そろそろお部屋に戻ろうかなーというタイミングで「こちらはサービスです。宜しければどうぞ。」とご提供いただいたデザート。
マンゴーとの事で、実はマンゴーが苦手な私は「・・・・・・あ、ありがとうございます。」と一瞬固まってしまったのですが。
ところがこれが激ウマだった!
何これ~、美味しい♪旨すぎます~(∩´∀`)∩
マンゴーとクリームのスープに浮かべたヴァニラアイス、ぷちぷちのタピオカ、そして刻んだ苺や龍眼などのフルーツが中に隠れていました。
上品な甘さのスープに優しいヴァニラの風味がピッタリ。
そして爽やかな酸味のフルーツとベストマッチ!
今まで食べたあらゆるデザートの中でもトップ3に入る美味しさ♪
マンダリン好き~♪最高!とご機嫌に。
あまりの嬉しさ&美味しさにフロアマネージャーさんと思われる女性に「これ通常メニューにもご用意があるお品ですか?」と尋ねたら「はい、ご用意しています。」との事。
「すっごく美味しいです!これ大好き!また食べたいので、私日曜日までここに泊まるのでまた来ますね~。」と言ったら「わー、是非!お待ちしていますね。」と仰っていただきました。
次はランチの点心に来てデザートも食べちゃおうと決意。うふふ(*´▽`*)
こんな感じで盛り沢山で楽しかった1日でした。
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