"" 2011|ネマニャの音に恋してる ♪ ネマニャの音に恋してる ♪: 2011

2011/12/24

ネマニャ君のメッセージ ♪

Nemanja Radulovic wish You a Merry Christmas & Happy New Year!


YouTubeのネマニャ君のオフィシャル・アカウントで、ネマニャ君からのメッセージ動画が公開されました ♪
最高のクリスマス・プレゼントですね!!!

しかも嬉しい事に英語だった。
きっと世界中のファンが見るからと、英語で話して下さったのでしょう。
そういう心遣いが本当にネマニャ君の優しいところですよね。
これなら何とか意味わかるよーヽ(*´∀`)ノ

一部聞き取れませんでしが、こんな感じのメッセージです ♪

Hello everyone,it's Nemanja.
I  just want to make this video to tell you that big pleasure for me to get your support during this year.
I'm really very happy about that.
I want to wish you a Merry Christmas and Happy New Year, great holidays.
I really hope to see you very soon next year.
Thank you, Merci, Güle Güle, ありがとう、Hvala.

最後に各国の言葉で挨拶している辺りも、本当にファン想いのネマニャ君 ♪
「ありがとう」を聴いた時は、本当に感激しました!
しかも言い方がすごくチャーミング♪

サンキュー、メルシィ、ありがとう、フヴァラは聞き取れましたが、3番目に言った「ギュレギュレ?」がすごく謎でした・・・・。
きっと「ありがとう」って意味なのでしょうけれど、スペイン語でも無いし、ドイツ語でも無いし。
それ以外にネマニャ君のファンが多そうな国ってどこだ????
と、散々悩んで調べたら、どうやらトルコ語のGüle Güle(さようなら)みたいです。
トルコで演奏された事があるのかな?

それにしても、ネマニャ君が抱いているワンちゃんが可愛すぎる。
「休みの日は家族や犬と過ごす事が多い。」って仰っていましたけど、本当に可愛いですね ♪
ネマニャ君、本当に素敵なクリスマス・プレゼントをありがとうございます。

Europe1 ♪


ネマニャ君が1219日に、フランスのラジオ・Europe1に出演されました。

番組はこちら。

Rendez-vous à l’hôtel 20/12/2011  21H00-22H30

こちらもラジオ・フランス同様に、暫くの間は何度でも聴けるようです♪
当日は生出演だったようですが、さすがに日本時間・早朝5時は無理でした。

しかもこの番組けっこう長いので、実はまだ全部聴けていません・・・・。
お正月にでもゆっくり聴きたいと思います。

2011/12/21

音楽の友 2012年1月号 ♪


1218日発売の雑誌「音楽の友 20121月号」のコンサート・レビューに、先月の王子ホールでのネマニャ君の演奏会が取り上げられていました。

いわゆる批評家さんって、聴き手としては「プロ」という事ですよね。
それなので、こういったコーナーでどのように批評されるのか、とても気になります。

今回のレビューは、私が考えるネマニャ君の音楽性とは捉え方が少し違いましたが、とても興味深い内容でした。
まだご覧になられていらっしゃらない方は是非♪

2011/12/19

Sinfonieorchester Münster ♪

ネマニャ君がドイツのミュンスター(Münster)で行われた演奏会に登場しました。

詳細はこちら。
ミュンスター市立・シンフォニー・オーケストラ(Sinfonieorchester Münster)の、オフィシャル・サイトから抜粋です♪

Sinfonieorchester Münster
3. Sinfoniekonzert

13. Dezember 2011, 20.00 Uhr
14. Dezember 2011, 20.00 Uhr
18. Dezember 2011, 18.00 Uhr
Städtische Bühnen Münster (Großes Haus)


Arnold Bax
Tintagel

Pjotr Tschaikowsky
Konzert für Violine und Orchester D-Dur op. 35

Ludwig van Beethoven
Sinfonie Nr. 6 F-Dur op. 68, „Pastorale“
Solist: Nemanja Radulović, Violine
Sinfonieorchester Münster
Dirigent: Fabrizio Ventura


このオケとは昨年、そして今年の夏のフェスティバルに続いて、3回目の共演。

会場はミュンスター市立歌劇場(Städtische Bühnen Münster )。
写真で見ると、恐らく古い城壁か何かがあった跡地に建てられたようで、敷地の一部にその名残が残っているようです。

内部写真を見ると、歌劇場にしてはモダンな造りなので、劇場自体はそんなに歴史がある建物ではないような気がしました。

ネマニャ君はオケの定期演奏会に3夜登場 ♪
曲はチャイコフスキーのヴァイオリン・コンチェルト。

いつもながら素晴らしい演奏だったようで、現地ドイツの各サイトで、またもや大絶賛されていました。
訳して読んでみたのですが、「幕間のシャンパン・ブレイクだけでは、ネマニャが登場した後の女性達を落ち着かせるのに充分ではない。」という様な事が書いてありました・・・。

会場はスタンディング・オベーションだったそうで、アンコールにはイザイを弾いたとか。
聴かれた方が羨ましいです。

そしてこの演奏会が恐らく年内最後の演奏活動。

次の演奏会まで約1ヶ月の間は、恐らくノエルとニュー・イヤーのお休みに入られるのではないかと思います。

今年も世界各地、様々な場所で演奏活動をされてきたネマニャ君。
来年も既に多くの演奏会予定が発表されているので、益々お忙しくなる事と思います。

束の間のお休み、ごゆっくりとお過ごし頂けますよう、心よりお祈り致しております。


2011/12/11

7 Dec 2011 Salle Gaveau ♪

ネマニャ君とTrilles、そしてDouble Sens の演奏会がパリで行われました。

CD5 Saions」のお披露目でもあった演奏会。
詳細はこちら♪

Nemanja Radulović avec les ensembles "Les Trilles du Diable" et "Double Sens"
7 Dec 2011  20h  Salle Gaveau  Paris

"5 saisons"

Programme

Sarasate "Caprice Basques"
Sedlar "Spring in Japan 2011"
Bach "Chaconne" (arr. M.O. Dupin)
Vivaldi "4 saisons"

当初ガヴォーのオフィシャル・サイトで発表されたプログラムでは、モーツァルトのアダージョとロンドとなっていましたが、それがバッハに変わった様です。

当日は私のお友達も何人か聴きに行っていましたが、皆「良かった!素晴らしかった!」と大絶賛していました。

Valmalete のオフィシャル・サイトでも「スタンディング・オベーションだった」と紹介されていましたし、現地フランスの各サイトでも大絶賛されていました♪

Double の演奏は前からずっと生で聴きたいと思っているのですが、なかなか機会がありません。

このガヴォー公演も本当に行きたかったけれど、殺気立った【師走】のオフィスで「休みたいです」とは、さすがにKYなワタシでも言えなかったらしい・・・・。
そのうち聴ける機会があるといいな♪

2011/12/10

Nemanja Radulovic en interview sur VirginMega.fr ♪


ネマニャ君のインタビューの動画です♪
フランス語・・・・わからないけど・・・・。

相変わらず素敵な笑顔に癒されます。

2011/12/09

ラジオ番組&TVご出演 ♪


11月~12月にかけて、新CDのプロモーションの為か、ラジオ出演が多かったネマニャ君。
前にも何度かご紹介しましたが、いっぱい有り過ぎて、なかなか整理できませんでした。
以下ご紹介です♪

france inter  LES AFFRANCHIS
mardi 29 novembre

ご本人のご出演は無くて、曲紹介のみでした。
早口のフランス語が飛び交っていて、聴いていてちょっと疲れた・・・・。
パーソナリティの女性がネマニャ君の名前を「ネマンジャ」と発音していたのが、ちょっと面白かったです。

radio classique Passion Classique
mardi 29 novembre

1113日の出演予定がキャンセルとなり、29日に改めてご出演されました。

france musique Le Magazine
jeudi 1 décembre

ご本人もご出演♪

RTL.fr LAISSEZ-VOUS TENTER
2 décembre 2011

CDの紹介が中心で、ご本人のコメントもあります。

そして、128日・13時から放送されたフランス2TV番組に、Les Trilles du Diable が何と生出演されました♪

その様子はこちらでチェックできます♪

http://api.dmcloud.net/player/pubpage/4e709e80f325e11e5f000025/4ee0ceacf325e10707001b2e/00453fc403f14c35b55cafdece254b6e

スタジオでの素晴らしい演奏、必見です!!!

2011/12/08

5 Dec 2011 NemanjaRadulovic-SusanManoff ♪

125日にスペインのアリカンテ(Alicante)で、ネマニャ君とスーザンさんの演奏会が行われました。

詳細はこちら。
アリカンテのコンサート協会から配信されたプログラムから抜粋です♪

Nemanja Radulović - Susan Manoff
5 Nov 2011 20:15h  Teatro Principal (Alicante Spain)

Programa
Pugnani-Kreisler : Preludio y Allegro

Beethoven : Sonata n°5 para violín y piano en Fa mayor, Op.24 "Primavera"
Allegro
Adagio molto espressivo
Scherzo.Allegro molto
Rondo


Bach-Schumann : Chacona para violín solo de Bach(de la 2a partita en Re menor)
arreglada para violín y piano por Schumann

Robert Schumann : Sonata n°1 para violín y piano en La menor, Op.105.
Mit lidenschaftlichen Ausdruck
Allegretto
Lebhaft


Ravel : Tzigane

アリカンテはスペインの南東、地中海に面した街です。
会場はプリンシパル劇場。

プログラムもとっても魅惑的ですね♪
シューマン編曲の「シャコンヌ」、Trillesでもお馴染みの「クライスラーのプニャーニャの様式による前奏曲とアレグロ」、ラヴェルの「ツィガーヌ」などなど。
どれも聴いてみたい曲ばかり・・・・。
ネマニャ君とスーザンさんのツィガーヌなんて、想像しただけでワクワクします!

どうやらチケットは一般発売されず、コンサート協会のメンバー・オンリーの演奏会だったようです。
きっと素晴らしい演奏会だったのでしょうね。

2011/12/06

必見です♪

フランスのサイトでこんなの見つけました♪

ネマニャ君のとっても素敵な笑顔のお写真。必見です!!!


すっごくすっごく素敵なお写真ですよね♪
この笑顔のネマニャ君、すごく良い感じ♪ とっても癒されます。

【師走】の慌ただしさに、日々殺気立っている我がオフィス・・・。
会社のPCの背景に、このお写真使いたいな。


2011/11/27

france musique ♪

ネマニャ君&Les Trilles du Diable の皆様。
演奏会&イベントでは本当に素晴らしい音楽をありがとうございました!
パリへのご無事の旅をお祈り致しております。

そんな皆様は、帰国後もお忙しい。

29日は現地パリでラジオにご出演。
ラジオ・フランスの105スタジオでの公開収録です。

詳細はこちら。

Un mardi idéal
29 novembre mardi de 22h30 à 0h

Imani Winds - Melingo - Laurent Cabasso - - Nemanja Radulović et Les Trilles du Diable

Nemanja Radulovicć, violon et « Les Trilles du diable » : 
Guillaume Fontanarosa, violon
Frédéric Dessus, violon
Bertrand Causse, alto
Anne Biragnet, violoncelle
Nathanael Manoury, contrebasse


放送は日本時間30日の早朝6:30から。皆様、早起き頑張りましょう。

ナタナエルさんがコントラバスですね。
7日のサル・ガヴォー公演は、従来通りスタニスラスさんが出演されると思っていたのですが、どうなるのかな?

プログラムを見ると、日本公演と同じ曲を3曲演奏されるようなので、ナタナエルさんがご出演されるのかもしれませんね。

どちらにしろ私は聴きには行けないのですが。(当たり前・・・・)
演奏会のご成功を心よりお祈り致しております。

2011/11/23

無伴奏。

昨夜の西宮の無伴奏ソロ・リサイタル。

凄すぎた・・・・。

もう感想を語る気力すら無いって感じです。

ただ聴いているだけなのに、エネルギーを奪われ消耗してしまう、圧巻の演奏。

今までも凄い、凄いと思ってきたけれど、ネマニャ・ラドゥロヴィチって本当はこんなヴァイオリニストだったって、全く知らなかった気がして、呆然としています。

未だに呆然としているので、このテンションで三鷹を聴くのは大変かも・・・。

とはいえTrillesの新プログラム、そして「Spring in Japan」のお披露目。

気持ちを切り替えて、今日はLes Trilles du Diableの演奏を思いっきり楽しみたいと思います♪

2011/11/22

ネマニャWeekです♪

待ちに待ったネマニャ君&Les Trilles du Diable の来日。

あー、嬉しい♪

ネマニャ君の音を5日連続で聴くことができるなんて、こんな幸せがあって良いのだろうか?

今日の東京は快晴!まるでネマニャ君とメンバーの皆様の来日を、歓迎しているかのようです♪

演奏会のご成功と、皆様が日本にご滞在の間快適にお過ごしになれますように、心からお祈りしております。

Welcome to Japan Les Trilles du Diable !!!

Dobro došli u Japan Nemanja !!!


2011/11/16

My hope

時が経つのは早いです。

11月がやってきました。

None of your business

わかっているけれど。

それでも、いつも幸せでいて欲しいな。

そう願わずにはいられません。

I always pray for your happiness

2011/11/12

CDがキタ━(゚∀゚)━♪



Amazon.frFnacWオーダーしていた、ネマニャ君のNew CDLES 5 SAISONS」がフランスから届きました。

さすがにFnacは仕事が早い!
本国フランスでの発売日から2日後の、9日には我が家にもDHLで届きました。
送料はお高いけど、こんなに早く届くなんて。さすがはFnac


そして若干心配していたAmazon.fr
送付完了メールが来てから、追跡システムで監視(笑)

パリを出国し中国を経由、日本に入国したところまでは、順調でしたが・・・・。
9日に東京に入った後、何と宛先不明でUPSに留められてしまいました。

よくよく調べたら私のAmazon.fr の住所登録に、番地が入っていなかった・・・・。
慌てて修正かけましたが、お仕事が優雅(笑)なAmazon.fr がいつ対応してくれるか、とっても心配・・・。

結局自分でUPSに連絡し、事情を説明したら、11日に我が家まで届けてくれました。

インターナショナル・ヴァージョンとは、CDのデザインもライナーノーツも全く異なります。
どちらもとっても素敵です。

Double Sens の演奏する四季は本当にスリリングで美しい!
あー、やっぱり12月のサル・ガヴォー行きたいなぁ・・・・。

2011/11/09

ラジオ情報 ♪





New CDリリースに伴い、プロモーション活動にお忙しいご様子のネマニャ君は、今週はラジオ出演が多い ♪

マネジメント・オフィス発表の情報 & ラジオ局のオフィシャルサイトでの情報を元に、簡単に出演情報をまとめてみました。
ちなみに時間は現地時間です。

8 Nov 2011 17h à 18h  Changez de disque !

こちらはCDの紹介のみでした。

9 Nov 16h à 17h Carrefour de Lodoén

出演は16:30~17:00との事。

12 Nov 2011 14h à 16h Plaisirs d'amour

前回の出演時と同じく、ラジオフランスのスタジオ106での公開収録みたいです。

13 Nov 2011 18h à 19h radio cllassique  Culture Club

私の限りなくゼロっに近い語学力はアテになりませんので、以上の情報はご参考まで。

当日ホントに聴けるかどうか、ワタシ自身もPCの前でドキドキしながら聴いてみたいと思います。

【追記】

上記のうち、13日のradio cllassique はキャンセルになったようです。
Valmalete から出ていた情報も削除され、念の為にアーカイブで聴きましたが、ご出演されていませんでした。残念・・・。

2011/11/08

LES 5 SAISONS ♪




ネマニャ君のNew CDLES 5 SAISONS」 が、7日に本国フランスで発売になりました♪
わーい、めでたい、めでたい。

そして私がAmazon.fr にオーダーしたCDも、フランス出国に向け着々と準備中♪
追跡システムによると、9日には日本に届くみたいです。

中身はもちろん同じだけど、パッケージが違うだけでもテンション上がります。

同じくAmazon.frでオーダーされた皆様、日本到着までもう間もなくデス♪
とっても楽しみですね。

2011/11/05

バーバーのコンチェルト♪

以前にもこのブログでご紹介した、201141日のサル・プレイエル公演。
当日は会場から生中継だったのですが、何とその演奏がラジオ・フランスで再び聴けます。

何という素晴らしい企画 ♪

バーバーのコンチェルトは最近のお気に入りのようで、インタビュー等で「CDに録音したい」とか「いつか日本のオーケストラと共演したい」と答えていらっしゃいます。

来年413日のフランス・トゥーロンでの演奏会でも、このバーバーのコンチェルトを弾くそうです♪
私もいつか機会があれば演奏会で聴いてみたいです。

ちなみにこのラジオで聴けるサル・プレイエル公演のアンコール、「シンドラーのリストのテーマ」は本当に美しくて秀逸です。

まだ聴かれていらっしゃらない方は是非ぜひ♪

2011/11/04

ラジオ放送まであと3日♪

少し前にご紹介した、ネマニャ君ご出演のラジオfrance musique のプログラムが出ていました。

今回はNew CDの紹介だけではなく、チョン・ミョンフン指揮・フランス国立放送フィルとのベトコンも少し聴けるようです。
恐らく2006年の12月のサル・プレイエル公演の録音。

もちろん私はこの当時はネマニャ君をまだ知らないのですが、ヴェンゲーロフの代役として登場し、一躍脚光を浴びたという話は有名なので、とても大きな意味のあった演奏会だったと思われます。

そしてロールさんとのカルメン幻想曲も。

このお二人の演奏は映像や音源が沢山あるので、いつの演奏の録音なのかは不明です。

今回も聴き応えのある放送内容のようで、とっても楽しみです!

2011/10/28

ラジオ・フランスに出演されます♪

ネマニャ君がfrance musique にご出演されます。
やったー、嬉しい♪

と言っても、フランス語は全然わからないから、何をお話されているのかは毎回不明なんですけどね・・・・。
とはいえ、ネマニャ君の素敵なお声を聴けるだけで幸せです。

詳細はこちら。
france musique のウィークリー・プログラムから抜粋です。

DIMANCHE 6 NOVEMBRE 2011

12:37 - 14:00 Au diable Beauvert
Nemanja Radulović, violoncelliste
par Thierry Beauvert
Attaché de production : Nicolas Lafitte et réalisation : Eric Lancien


日本時間、116日の2037分から♪ とっても楽しみです。

2011/10/25

Nemanja Radulovic SAISON 2011 Gènèralitès Septembre Octobre Novembre Décembre ♪


ネマニャ君のオフィシャル・サイトが更新され、12月までの演奏会のスケジュールが発表されました。

Fan Pageでは既に来年の秋くらいまでの演奏会の情報が出ていますし、私も個人的にいくつかの演奏会情報を入手していますが、オフィシャル・サイトで発表されるまでは本当に登場するのか安心できません。
とりあえず年内はこれで確定の様なので、こちらでもご紹介したいと思います♪

以下オフィシャル・サイトから抜粋です。(一部修正してあります)

23/09/11
Aix les Bains (Fr) Festival "Nuits Romantiques"
Susan Manoff  Beethoven


24/09/11
Paris (Fr) Bagatelle
Devil's Trills


From 26/09 to 02/10/11
Chambery (Fr) "Nuits Romantiques"


01/10/11
Chambery (De) Théâtre Charles Dullin
Dominique Plancade


07/10/11
Bagnols-sur ceze (Fr) Les Floraisons Musicales
Laure FAVRE-KAHN


19/10/11
Frankfurt (De)  Opera House
Stéphanie Fontanarosa


20/10/11
Dessau (De) Anhaltische Philharmonic Dessau
Paganini


21/10/11
Dessau (De) Anhaltische Philharmonic Dessau
Paganini


From 27/10 to 14/11/11
Promotion for the new album
5 seasons


22/11/11
Hyogo (Jp)
Solo recital


23/11/11
Tokyo (Jp)
Devil's Trills


25/11/11
Tokyo (Jp)
Devil's Trills


05/12/11
Alicante (Es)
Susan Manoff


07/12/11
Paris (Fr) Gaveau
Double sens Devil's Trills
5 seasons


13/12/11
Münster (De)  MSO
Tschaikowsky


14/12/11
Münster (De)  MSO
Tschaikowsky


18/11/11
Münster (De)  MSO
Tschaikowsky


このブログでも幾つかの演奏会はご紹介済みですが、既にデッサウまでは終了しています。

来日されるまではNew CDのプロモーションでお忙しい様ですね。
きっとラジオ・フランス等へのご出演もあるのでは?と思っています。

そして11月後半はいよいよ来日♪ とっても楽しみです♪
相変わらずお忙しいご様子ですが、お身体にお気をつけて、素敵な演奏をたくさん届けてくださいませ。

2011/10/24

New CD ゲットしました♪

ドイツはデッサウでのネマニャ君の演奏会に行ってきました。
が、何とこの演奏会のサイン会で目を疑う光景が!!!!

ネマニャ君のNew CD The 5 Seasonsが、いち早く販売されていました!!!!

「キャー!!!!嘘ー!!!!これ買えるのおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」と思わず叫んでしまった。

発売日はまだまだ先なのに、本当に信じられない!!!
もう本当に嬉しくって、1人でキャーキャー騒いでいたら、周りの見知らぬドイツの方々にも「良かったね~♪」と言って頂きました。

CDはこちら。



早速ホテルで持参していたCDプレーヤーで聴きましたが、「四季」も「Spring in Japan」も本当に素晴らしいです!!!
ライナーノーツのお写真や文章にも、ネマニャ君の色々な想いが詰まっていて、聴きながら号泣してしまいました。

帰りの機内でもずっと聴きながら帰ってきました。

本当に美しく素晴らしい演奏です。
早く発売日が来て、皆様のお手元にも届きます様に。
この素晴らしさを1人でも多くの方と共有したいです!

そして皆様もうご覧になられたかと思いますが、ArtActが配信している、New CDのプロモーションビデオがこちら。

http://www.youtube.com/watch?v=xgIAFjqfMHk

Double Sens は本当に素敵!
こんなに美しくてエキサイティングな四季は、本当にこのアンサンブルだからこそなのでしょうね。

あー、12月のSalle Gaveau 本当に行きたい!
でもさすがに師走に休んだら、間違いなく会社クビだろうなぁ。

ドイツの演奏会もとっても素晴らしかったです。
旅の様子と演奏会の感想は、またボチボチとUPしたいと思いますので、お付き合いくださいませ♪

2011/10/19

Happy Birthday !!!




今日1018は、我らがネマニャ君お誕生日です♪♪♪

ネマニャ君、おめでとうございます!!!

初めて演奏を聴かせて頂いた時、ネマニャ君はまだ23歳で、その若さとその歳には思えない表現力に驚きました。

あれからまだたった3年しか経っていないのに、毎回違う一面を見せられて、驚いたり感動したり。

そして着実にヴァイオリニストとしての道を歩まれているそのお姿に、とっても嬉しくなったりしています。

ネマニャ君の音楽に沢山の感動と幸せを頂いて、この音楽に出逢えた喜びと幸せでいっぱいです。

いつも素敵な演奏を本当にありがとうございます。

これからもお身体に気を付けて、素敵な演奏を沢山届けてくださいませ。

Congratulations on your 26th birthday Nemanja !!!

May all your dreams and wishes come true !



♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪ 

そして、そんな素晴らしいこの日に、ワタクシ旅立ちます。

行き先はもちろんドイツ!ネマニャ君のパガニーニを聴きに行ってきます。



2011/10/18

Breaking News !!!!

ネマニャ君の2012年度の来日が決定しています!!!

東京交響楽団の東京オペラシティ・シリーズ&新潟定期に登場です♪

実はこの情報、10月初めに昨年の東響の定期会員さんの元にいち早く2012-2013シーズンのお知らせが届いた事から、既にネット上で噂になっていました。

私もお友達が定期会員さんなので、この噂が本当の話とは聞いておりましたが、東響の正式発表が17日との事だったので、それまではブログに書くのを控えておりました。

ようやく東響のオフィシャル・サイトでも公表されたので、これで正式に決定ですね♪

メンコン♪ 指揮振り♪ しかもホ短調&ニ短調♪
魅惑的過ぎるプログラム!!!!

今からとっても待ち遠しいです!

2011/10/14

Les Floraisons Musicales ♪

ネマニャ君が107日に、フランスでの演奏会に登場しました。
詳細はこちら。フェスティバルのプログラムから抜粋です♪

Les Floraisons Musicales

Vendredi 7 octobre 2011 / 21h
BAGNOLS-SUR-CEZE   Centre culturel Léo Lagrange

Nemanja RADULOVIĆ (Serbie), violon
Laure FAVRE-KAHN (France), piano

E. Bloch, Nigun
J. Brahms, Scherzo de la sonate FAE en do mineur
E. Grieg, Sonate pour piano et violon n° 3 en do mineur, op.45
P. De Sarasate, Air Bohémiens, op.20
A. Dvorak, Sonatine en sol majeur op.100



と、プログラムでは以上の演奏曲になっていましたが、アヴィニヨンの通信社が7月に発表したプログラム及び、VALMALETEから直前に発表されたプログラムには、どちらもドヴォルザークが入っていませんでした。
当日実際に何曲演奏されたかは不明です。

バニョル=シュル=セズ(Bagnols-sur-ceze)という南仏の小さな町での演奏会だったようで、地図で見ると、モンペリエとかアルルとかの近くでした。
会場は町の文化センターだったようです。

ロールさんとの演奏会♪ そしてプログラムがとっても魅惑的♪
グリーグもサラサーテも聴きたいけれど、何といってもブロッホが聴きたい♪

ロールさんとネマニャ君の演奏するニーグンが大好きで、いつもYou tubeで聴いています。
これを生で聴いてみたいなあ。

ロールさんとネマニャ君は多く共演されていますが、私はなかなか機会がなくて未だに生で聴けていません。
来年5月のワシントンでの演奏会も行けそうにないので、いったいいつになったらお二人の演奏を生で聴けるのかな・・・。

2011/10/13

New CDリリース日発表♪

ネマニャ君のNew CDの、本国フランスでのリリース日が117日と発表されました。
それに伴い、Fnac及びAmazon.frでも、絶賛予約受付中♪
早速お取り寄せの予約をしました。

おフランスの郵便事情は、残念ながらあまりあてにならないので、今回は保険をかけて、FnacAmazon.frでダブル・オーダー(笑)

DHLのエクスプレスにしたので、送料がお高い・・・・ですが、うまくいけば119 日には届くらしい。
待ち遠しいな♪1日も早く聴きたいな♪

日本での正式な発売日がいつなのかは未だに不明ですが、今の時点の情報によるとタワレコのオンラインショップが一番早い様で、発売予定日が1110日。
「発売日翌日以降のお届け」となっているので、恐らく一番早くても手に入るのは12日???

ちなみに店頭では、予約受付もまだ行っていませんでした。
山野楽器やHMVなど、各ショップの店頭には何日に並ぶのかな?
早く店頭に並ぶNew CDを見たいなあ。

フランスヴァージョンがブルーで「LES 5 SAISONS


インターナショナルヴァージョンがホワイトで「The 5 Seasons


 どちらもお買い上げ必至!とっても楽しみです♪

2011/10/11

Festival Nuits Romantiques ♪

ネマニャ君のオフィシャル・サイトは未だ工事中。あと4週間ほどかかるようです。

そんな中、相変わらずお忙しいご様子。
Festival Nuits Romantiquesでは、923日の演奏会に続いて、マスター・クラスと演奏会に登場されたようです。

詳細はこちら。フェスティバルのプレス用資料から抜粋です。

L’Académie des Nuits Romantiques
Lundi 26 septembre
19h | Rencontres artistiques de Bel-Air | La Ravoire

Nemanja Radulović et Dominique Plancade

こちらはネマニャ君とドミニクさんによる、マスター・クラスに参加された4名の若手ヴァイオリニストとの公開レッスンだったようです。

そして101日には、この参加者された若手ヴァイオリニストの方々との演奏会。

Samedi 1er octobre
17h | Théâtre Charles Dullin | Chambéry

concert de clôture de l’academie des nuits romantiques dans
le cadre des «ii mpromptus» proposés par l’espace malraux,
scène nationale de chambéry et de la savoie


Nemanja Radulović, violon
Dominique Plancade, piano
Quatre lauréats de l’Académie


当日のプログラムはこちらです♪

Programme
Jean-Sébastien Bach : double concerto en ré mineur (par tous)
Giovanni Battista Vitali : Chaconne (par Rachel Sintzel)
Maurice Ravel : Tzigane (par Emilija Kortus)
Piotr Tchaïkovski : Valse-scherzo (par Merry Meschling)
Johannes Brahms : deuxièms sonate, Premier mouvement (par Clémence de Forceville)
Pablo de Sarasate : Caprice basque (par Nemanja Radulovic)
Dimitri Chostakovitch : Duos - Prélude, Gavotte, Elégie, Valse, Polka - (par tous)


Nemanja Radulović violon, Dominique Plancade piano,  Rachel Sintzel violon, Clémence de Forceville violon, Emilija Kortus violon, Merry Meschling, violon

ちなみにこのマスター・クラスの参加資格は30歳以下のヴァイオリニスト。

映像から見ても、参加された方々は皆さんネマニャ君よりは年下に見えますが、25歳で既に教える立場なのですよね。
プロって年齢ではなく実力なのだなと改めて実感しました。

2011/10/04

Salle Gaveau のサイト


New CDの発売を受け、127日にパリのサル・ガヴォー(Salle Gaveau)で行われる演奏会。
ガヴォーのオフィシャル・サイトに記事が掲載されています。

New CDに収録されている「Spring in Japan」の曲解説は、既にキング・インターナショナルさんから資料が出ていますが、このガヴォーのサイトには誕生秘話が書かれていました。

津波の映像をCNNでご覧になったネマニャ君が、セドラーさんに電話をかけて、「自分は無力だ。何かをしたい。自分と日本は密接な繋がりがあり、日本の人々が素晴らしい事を知っている。」とお話され、それがきっかけとなったそうです。

私の拙い読解力で訳したので、あくまでもニュアンス程度に受け取ってくださいませ・・・・。

でも、この記事を読んで本当に嬉しくなりました。

ネマニャ君は元々、様々なチャリティーの為の演奏会なども行っていらっしゃるので、この大地震が日本以外の国で起きたとしても、きっと何かアクションを起こされていたと思います。

病気と闘っていらっしゃる方々、生活が豊かとはいえない方々、そして小さな子供達。
そういったお立場の弱い方々に、いつもお心を砕いていらっしゃるご様子が、フランスやセルビアでの数々のインタビュー記事や、実際行っていらっしゃる活動から伝わってきます。

Spring in Japan」 その名の通り、日本の春の様にきっと美しい曲なのでしょう。

私は実際震災に遭っていない東京の人間なので、被災者の方々の大変さを、残念ながら真の意味では理解する事はできないのだと思います。
それでもこの曲が、未だ大変な状況に置かれている方々に、大きな癒しとなる事を心から願っています。

2011/10/03

New CD絶賛予約中♪



前回のブログで書いたネマニャ君のNewCDThe 5 Seasons

日本での同時発売はないかと思っていましたが、このブログを通じてお知り合いになった、ネマニャ友達(略してネマ友)のKさんから「タワレコで情報載ってます!」と教えて頂きました♪
Kさん、ありがとうございます)

グッディーズの新譜情報でも既に紹介され、HMVや楽天でも予約が始まっています♪

こちらタワレコ。
http://tower.jp/item/2986833/The-5-Seasons---Vivaldi,-A-Sedlar

こちらHMV。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/4215127

本国フランスでの正式なリリース日も未だに発表されていないので、いずれもあくまでも予定お届け日のようですね。
Amazon.Fr 及びFnacでは未だ予約扱いもありません。

いずれにしても、後1ヵ月少しで聴けるのは間違いなさそう!
リリースがとっても楽しみです。

2011/09/28

ついに出たー♪


以前から噂になっていたネマニャ君のNew CD !!!!

Fan pageでも話題になっていますが、待望のジャケット写真がついに出ました!!!
こちら♪


今回もめちゃくちゃ素敵です!!!

Aleksandar Sedlarさんが日本の震災の犠牲者の為に書いて下さったといわれている新作「Spring in Japan」と、ヴィヴァルディの四季が収録されています。

ジャケットを見ると、四季がDouble sens、「Spring in Japan」がLes trilles du diableの演奏となっているようですね。

サイトによると発売日は1115日ですが、11月初旬とも噂になっています。
今のところAmazon.frおよびFnacでは予約扱いもありません。
近いうちに正式な発売日がアナウンスされ、予約も始まると思います♪

日本同時発売は難しいのかなと個人的には思っています。
どちらにしろ、私はフランスから取り寄せる気満々ですが!
1日も早く聴きたい!本当に楽しみです。

2011/09/26

Aix-les-Bains & Paris ♪

ネマニャ君がフランスで2つの演奏会に登場されました♪

まずは923日。
フランスのエクス=レ=バン(Aix-les-Bains )で開催されているフェスティバル、Les NUITS ROMANTIQUES du lac du Bourget の一環である演奏会。

詳細はこちら。
エクス=レ=バンのツーリスト・オフィスのイベント・プログラムから抜粋です。

Les NUITS ROMANTIQUES 2011
Vendredi 23 septembre 2011
20h30 - Théâtre du Casino Grand Cercle

Ludwig Van Beethoven
Nemanja Radulović, violon
Susan Manoff, piano


Sonate pour violon n° 5 en fa majeur op. 24, dite «Le Printemps»
Sonate pour violon n° 7 en do mineur op. 30 n° 2
Sonate pour violon n° 8 en sol majeur op. 30 n° 3


エクス=レ=バンは温泉地。お年寄りが湯治で長期滞在する事が多いらしく、駅のすぐ近くにカジノが・・・・。
このカジノの中にある、シアターが会場だったようです。

スーザンさんとのベートーヴェン・プログラム♪
ちなみにプログラムによると、このフェスティバルの演奏会にはこの後も2度登場されるらしい。
若手ヴァイオリニストを集めたマスタークラスもあるようです。

そして924日はLes trilles du diableの演奏会。
Fête des Jardinsというイベントで、パリの各公園で様々な催しが行われたようです。
こちらがイベントのプログラムに記載されていた内容です。

Fête des jardins
parc de bagatelle concerts de l’orangerie

à la frontière de la musique de chambre et de l’orchestre, « les trilles du Diable »
(Nemanja radulović, le Quatuor illico et une contrebasse), sonnent et vibrent,
revisitant des oeuvres de virtuosité (Saint-Saëns,Mozart, Bach…). Samedi à 16 h.

会場はパリ16区のバガテル庭園のオランジェリー。
薔薇で非常に有名な庭園ですが、私は一度も行った事がないです。

以前にもご紹介しましたが、新メンバーさんお披露目&この記載によると新プログラムを演奏されたようですが、情報が少なくて、詳細は不明です。

この演奏会、あまりにも気になって気になって、パリまで行こうかと思いましたが、直前に安い航空券が取れるはずもなく(しかも連休・・・)
片道40万!という恐ろしいご料金に眩暈が・・・・。
もちろん行けるはずもなく、日本から演奏会のご成功をお祈り致しました。

パリ在住のお友達によると、この日はとても良く晴れていて、気温も22度あり気持ちの良い日だったとの事♪’(Eちゃん、お天気情報ありがとうございます)

きっと素晴らしい演奏会になったのではと思っています。

2011/09/20

BBC Radio 3 Live in Concert ♪




何となく眠れなくて、PCで色々見ていたら、大好きなバンベルク交響楽団&ジョナサン・ノットの演奏が、BBCRadio3で放送されるのを発見♪

日本時間深夜3:30・・・・・。だけどこれは聴かねば♪
という訳でBBC聴きながら、このBlogを書いてます(笑)

今年のエジンバラ・インターナショナル・フェスティバル(Edinburgh International Festival)
201193日・アッシャー・ホールでの演奏です。

私がこのコンビを初めて聴いたのも、エジンバラ・フェスティバルでした。
当時、エジンバラのイングリッシュ・スクールの貧乏留学生だったワタシ。
お金は無いけど、時間だけはたっぷりありました。

そんな暇人(笑)にとって、エジンバラ・フェスティバルは最高の遊び場でした。
元々チケットの価格設定がお安い上に、学生は更に半額。
ビックリするくらいの安価で、世界中から集まったオケの演奏や、オペラや、バレエ、はたまた日本からいらした狂言まで。
色々な演目を連日楽しめました。

約束した訳ではないのに、会場に行くと必ず誰かしらお友達も来ていて、終演後にパブに行き、ビールやシードル片手に(飲めないくせに・・・)公演の感想を語り合ったりして。
本当にあの夏は最高に楽しかった。

先の展望なんて何もないのに、不思議と何の不安もなくて。
お金なんて無くても、いくらでも楽しく過ごす方法を知っていた。
今思うと、小学生の夏休みみたいな日々でした。

あー、仕事なんて放り出して、また長い長い夏休みみたいな日々を送りたい。
今度はフランスがいいな♪ そうしたらネマニャ君の演奏をしょっちゅう聴けるもの。

なんてありえない事を考えながら、バンベルクの素晴らしい演奏を聴いて束の間の現実逃避。

いつかバンベルクに行って、本拠地のコンツェルトハレで聴いてみたいな。
そちらの方がまだ現実味がありそうですね。

2011/09/15

オフィシャルサイト工事中♪

ネマニャ君のオフィシャル・サイトがようやく更新されました♪
と思ったら、「工事中」のお知らせの為の更新でした。

しかも「Few weeks」かかるらしい。「Few days」じゃないのね・・・・・・。

それにしても、今回もまた凄いお写真でした・・・・。
完全にロック・スターだ(笑)

このルックスであの美し過ぎるバッハ、チャイコフスキー、パガニーニ。
どこまでも掴みどころのない不思議な方です。
そこがネマニャ君の魅力ですけどね。

個人的には演奏中に撮られたお写真が一番好きです。
演奏中のネマニャ君はとても美しいと思います。

様々なお写真の中で、私のお気に入りの中の1枚がこちら。
20095月のヤナーチェク音楽祭で撮られたものです。



こういうお写真を見ると、ネマニャ君の演奏が無性に聴きたくなります。

2011/09/13

Soirée en aparté le 9 septembre 2011 ♪

ネマニャ君の今シーズンの演奏活動がいよいよスタートしました。

まずは9日にフランスのアルベールヴィル(Albertville)の演奏会に登場されたようです。
詳細はこちら。演奏会のリーフレットから抜粋です。

« Soirée en aparté »
Vendredi 9 septembre 2011 - 20h30
Dôme Théâtre d’Albertville.

Les artistes
Henri Demarquette Violoncelle
Frank Braley Piano
Nemanja Radulović Violon
Victor Villena Bandonéon
Mathilde Caldérini Flûte


Grégorien : Salve Regina
Mariam matrem Virginem (c.1370) (Quintett)

Anthoine de Bertrand (1510-1577)
"Ha Seigneur que de grâces écloses"
(bandonéon, violon, violoncelle)


Gyorgy Kurtag (1926-)
Jatekok (piano solo)

Giovanni Pierluigi da Palestrina (1526-1594)
"Vestiva i Colli" (bandonéon, violon,violoncelle)

Stefano Landi (1586-1639)
T'amai gran tempo (Quartett)

Georg Philip Telemann (1681-1767)
Sonate pour flûte seule

Jean-Sebastien Bach (1685-1750)
"Erbarme dich" extrait de la "Passion selon Saint Mathieu"
(bandonéon, violon, violoncelle)


Ludwig.van.Beethoven (1770-1827)
Trio en do mineur op 1 n°3 (violon, violoncelle, piano)

Edvard Grieg (1843-1907)
2ème mouvement de la sonate n°3 (violon, piano)

Eric Tanguy (1968-)
"Musique pour Ming" (flûte, violoncelle)

Anibal Troïlo (1914-1975)
Che Bandoneon (bandonéon solo)

Béla Bartok (1881-1945)
Danses Roumaines (Quartett)

Miroslav Miletic
Danse (violon solo)

Jean-François Zygel (1960-)
Supplication (violoncelle, bandonéon)

Astor Piazzolla (1921-1992)
3 minutos con la realidad
Ausencias
Muerte del Angel (Quartett)


チェリストのアンリ・ドゥマルケットさんが音楽監督を務めていらしたようです。

ピアニスト、バイオリニスト、フルーティスト、そしてバンドネオン奏者との演奏会。宗教音楽が多い構成だったようですね。

ピアニストはフランク・ブラレイさん。
LFJを始め来日も多いようですが、私は1度も聴いた事がありません。
(そもそもピアノに興味が無いので。オケを聴きに行く基準が、曲目がピアノ協奏曲じゃない事!ですから・・・・。)
でもネマニャ君とのコンビは少し気になります。グリーグ聴いてみたかったな。

そしてソロはミレティッチですね。
きっと素晴らしい演奏会だったのではないでしょうか。

2011/09/10

Les trilles du diableの事。

ネマニャ君のオフィシャル・サイトが、なかなか更新されませんが、秋・冬シーズンの演奏活動は、9日(現地時間でもう間もなく開演♪)から始まるようです。

そんな中FBで、驚きの発表がありました。
皆様もうご存知かと思いますが、Trilles新メンバーさん。
924日のパリ公演に出演されるという衝撃の発表でした。

しかもコントラバス。
コントラバス2本って考えにくいし、そうなるとスタンさんはどこへ・・・・。

アスペンさんのサイトではメンバー表は更新されていないし、valmaleteでも発表はされていませんが、どうなるのだろう。

24日のパリ公演が最初のコンサートとの事なので、演奏会のプログラムを独自に入手しましたが、そこにはネマニャ、イリコ、コントラバス1人というメンバー表。
やっぱりスタンさんの出演がないのかな・・・。

でも11月の来日演奏会は、従来のメンバー表でチケットを発売されているし。
スケジュールの関係で、お二人で今後は交互に出演するとか???

ちなみにパリ公演の曲目は出ていませんが、バッハ、サン=サーンス、モーツァルトとなっているので、日本来日時のプログラムと同じと思われます。
今後どうなるのか非常に気になります。

ちなみに新メンバーさんのNathanaël Malnoury(発音不明・・・・。多分ナタナエル?)さん。
どのような方なのか調べてみたら、コンヴァトご出身みたいで、ご自身もヴァイオリンやオーボエ、バンドネオンとのグループで活動されていらっしゃるみたいです。

しかもこのグループ、色々な動画を拝見しましたが、とっても楽しい♪
その中の1つを、勝手にこちらでご紹介。



とても素敵な方ですよね♪

そしてこのグループの音楽も素敵。
他にも「スター・ウォーズ」を演奏(コスプレ有り♪)されていたり、スーパー・マリオの扮装をしていたり、楽しい映像が沢山ありました。
Accordzéâmで検索すると、色々な動画を見る事ができます。

と、話がそれましたが、まずは今夜(フランス時間)のネマニャ君の演奏会のご成功を、心よりお祈り致しております。

2011/08/30

31 juillet 2011 3ème Festival d'Arromanches ♪


7月31日にフランスのノルマンディー地方の海辺の小さな町、アロマンシュ(Arromanches)で行われた演奏会です。

7月24日から31日まで行われたこのフェスティバル、様々な演奏会が無料で楽しめたのですが、このクロージング・コンサートのみ有料でした。

とはいえチケット代は破格の15ユーロ!
こんな値段でネマニャ君を聴けるなんて、またもや罰が当たりそう・・・・。

当初発表されたプログラムは、チャイコフスキーのヴァイオリン・コンチェルト。
ネマニャ君の演奏するチャイコンは本当に美しいので、とても楽しみにしていましたが、途中でプログラムが変更されました。

でも変更後のプログラムの中に、「シンドラーのリストのテーマ」のオーケストラ・ヴァージョンが入っていたので、これはこれでとっても楽しみでした♪

チケットは電話予約となっていましたが、私はフランス語は一切できないので、メールで予約をお願いし、演奏会の前日にアロマンシュの観光協会で受け取りました。

恐らく日本人の予約がよほど珍しかったのか、受け取りに行くなり、「(ネマニャの)ファンなの?」と聞かれました。

当日のプログラムはこちら。フェスティバルのオフィシャル・サイトから抜粋です。

Dimanche 31 juillet - 18h00 - Eglise d'Arromanches
Concert de Clôture

Ouverture de Don Giovanni, W.A.Mozart

Introduction et Rondo Capriccioso, C.Saint-Saëns
La Méditation de Thaïs, J.Massenet
La Liste de Schindler, J.Williams
Airs Bohémiens, P. de Sarasate

Symphonie n° 4, L.V. Beethoven

Violon: Nemanja Radulović
Direction: Nicolas André
Orchestre du Festival

町全体がフェスティバル・ムードに包まれていました。


演奏会の開始時間は18時。
会場の教会へ向かいます。
こちらが会場のEglise d'Arromanches



チケットに座席番号が無かったので、恐らく自由席。
1時間前に会場に到着しましたが、既に開場を待っている方々が。
皆さん、待ちきれないご様子でした。


約30分ほど前に開場。教会内は細長い造り。
前から6列目くらいまでは関係者用の座席だったので、私が座れたのは10列目くらいでした。

内部は残念ながら撮影NG。

華美ではなく、至ってシンプルな造りながら、薔薇窓から差し込む光が柔らかく、素敵な教会でした。
あっという間に教会内は満席に。

18時を少し過ぎた頃に、開演。
最初にこの演奏会のディレクターさんと、指揮者さんのトークがありました。

ディレクターさんはVincent Legoupilさん。

ご経歴をパンフレットで拝見しましたが、ノルマンディー生まれで、カーンの国立高等音楽院ご出身のバソン奏者(さすがフランス♪)の方だそうです。

とても素敵な方でした。

でも、このトークが思った以上に長かった・・・。
フランス語でのマシンガン・トークは、もちろん意味がわかる訳もなく、音楽みたいに聞こえてくる。
そして、ようやく演奏がスタート。

オケは弦が第1ヴァイオリンから6・6・4・4・3、これに2管編成で総勢37名でした。
今回の演奏会の為に結成されたオケの様で、皆さんパリからいらしていた様です。

この教会の雰囲気の中で聴く、ドン・ジョヴァンニの序曲。
冒頭の迫力に、転調した後のウキウキ加減。
まさしく序曲にピッタリな演奏でした。

そしていよいよネマニャ君の登場♪
この日もフワフワの長髪をなびかせて颯爽と登場。
黒の上下に黒のインナーで、そしていつもの心和む素敵な笑顔。

演奏順はマスネの「タイスの瞑想曲」が1曲目になっていました。
以前にハーピストのマリエルさんとネマニャ君の演奏で聴いた事がありましたが、オーケストラとの演奏は初めて。
本当に繊細で美しく、かつ情感たっぷりに歌いあげるような音色でした。

2曲目はサン=サーンス。「序曲とロンド・カプリチオーソ」
ネマニャ君の演奏会のプログラムでたまに見かけて、前からとても聴いてみたかったので嬉しかったです。

序盤の哀愁溢れるメロディーは哀しく美しいし、ロンドはスペイン風でありながら、ネマニャ君の演奏だと、ちょっとロマというかジプシー的な要素も加わって、とても小気味良い演奏。

かなりテンポを上げて演奏されているようでしたが、速いパッセージも、もたつく事が一切なく1音1音が本当にクリア。
素人が聴いても、相当難しく思えるこの曲を、いとも簡単に弾いているように見えてしまうから、本当にこの人は凄い!と思わざるを得ませんでした。

普段は某・有名ヴァイオリニストのCDで聴いていますが、若干もっさり演奏している気がするので、このネマニャ君の演奏のスマートさは、本当に恐ろしい才能&ご本人の凄まじい努力としか言いようがないです。

素晴らしい演奏でした。
会場も大喝采。曲毎にネマニャ君は一度袖に引っ込み、登場する度に会場中から大拍手。

3曲目はジョン・ウィリアムズ「シンドラーのリストのテーマ」

ここ最近はTrillesの演奏会でアンコールによく弾いていらっしゃいますが、このオーケストラ・ヴァージョンはより音に深みが加わり、ネマニャ君の美しい旋律が際立って、本当に美しかったです。
またもや感極まって泣いてしまった・・・。

こんなにも美しい場所で、こんなにも美しい音楽。
生きているって素晴らしい・・・・。
怖かったけど、手術頑張って良かった!と今更ながら思いました。

そして演奏が終わったら、袖に引っ込む事無く、指揮者さんに何かを話しかけたネマニャ君。

そのままサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」へ。
これも某・超有名(お名前は自粛・・・・)ヴァイオリニストさんのCDでいつもは聴いているのですが、ネマニャ君の演奏は全く違って聞こえました。

冒頭の悲劇的な感じの、重苦しさを引きずるような音色は、思いっきり重厚感を出しつつ、2部は心に染み入る美しさ。
そしていきなりテンポをあげて、Allegro molto vivace!!!
言葉通り、めちゃくちゃ溌剌と快活に!!!

「うわーっ!!!!キター!!!!」と叫びたくなる、アドレナリン大放出な、ド派手な演奏!!!
ネマニャ君の恐ろしく速いパッセージに、オケも全然負けていません。
ジャンジャン鳴らして鳴らしまくって、素晴らしく高速かつ高度な演奏で、あっという間にフィナーレへ。

素晴し過ぎて、凄過ぎて、もはや号泣に近い状態の私。
隣に座っていらしたマダムに「泣いているの?大丈夫?」と心配される有様・・・・。
本当に素晴らしい演奏でした!!!

観客の皆様も大喝采。スタンディング・オベーションでブラヴォーの声が飛び交いました。
ネマニャ君もとっても満足気なご様子で、嬉しそうでした。
オケの皆様もとっても清々しい良いお顔♪

そしてアンコールにはブラームスの子守唄をピッツィカートで披露♪
意外な選曲に会場からは笑い声が。ウィット溢れる演奏で楽しかったです。
余りの演奏に、ボーっとなってしまい、ベートーヴェンの4番は心ここにあらずだった私。

後半は正直言って余り覚えていません・・・。

終演後、再びヴィンセントさんの挨拶があり、ネマニャ君も再度舞台に呼ばれました。
既に私服に着替えていらして、客席を抜ける様に小走りで現れる様子に、会場からは笑い声と温かい大拍手♪

最後まで和やかな雰囲気で、温かく素晴らしい演奏会でした。

この日は休憩中と、終演後と2度もサイン会がありました。
サインを頂いたり、お話させて頂いたり、お写真撮ったりと、皆さん思い思いにネマニャ君と交流♪
ご本人もとっても楽しそうにされていました。

ネマニャ君は本当にファンの方々に優しくって、私にも色々とお気遣い頂きました。
世界的な演奏家でありながら、ファンの方々1人1人に本当に丁寧にご対応されるお姿には、毎回感動します。

そして会場で、ネマニャ君のFan pageでよくお顔をみかけるファンの方と偶然お逢いできました。
お友達のお友達なので、お互い存在は知っていたのですが、お逢いしたのは初めて♪
短い時間でしたが、お話させて頂いてとても楽しかったです。

こうしてまた新しいお友達ができたり、素敵な場所に来れたり、素晴らしい音楽を聴けるのも、本当にネマニャ君のお陰です。

本当にネマニャ君の音楽に出逢えた事、そしてネマニャ君の存在そのものに心から感謝しています。
これからも素敵な音楽を沢山届けて下さいませ♪
また、素晴らしい演奏を聴ける日を心待ちにしております。

そしてこの日のビッグ・サプライズ。

「これ君に。」ってネマニャ君にいただいた封筒。
封筒の表には私の名前が入っていました。


中に入っていたのはアロマンシュの素敵な絵葉書。
裏にはサインとメッセージが入っていました。

嬉しすぎる贈り物!感激!


ネマニャ君、本当にありがとうございました!!!


2011/08/26

8月の演奏会♪

この夏は様々な演奏会に登場されたネマニャ君
先日のセルビアでの演奏会で、一連の夏の演奏活動を終えられた様です。
そんな8月の演奏会を、振りかえってみたいと思います。

82日はフランス中部の、ヴァレンヌ・ラルコンス(VARENNE L’ARCONCE)での演奏会。
こちらは昨年もご出演された、ブリオネの音楽祭の中の演奏会だったようです。
詳細はこちら。音楽祭のパンフレットから抜粋です。

7ème édition Musique en brionnais
Mardi 2 août
20h30 I Concert d’ouverture
« Liszt - Au coeur du romantisme » 
église de varenne l'arconce

MENDELSSOHN Sonate pour violoncelle et piano n°2 opus 58

SCHUMANN Sonate pour violon et piano n°1 opus 105
LISZT Bénédiction de Dieu dans la Solitude
BRAHMS Trio n°1 opus 8


Nemanja Radulović, violon
Guillaume Martigné, violoncelle
Juliana Steinbach, piano


演奏会場はまたもや素敵な教会だったようです。

この演奏会も聴きに行きたかったですが、一応これでも社会人な私。
さすがにこれ以上の長期休暇は無理なので、涙を呑んでこの日に日本へ帰国しました・・・・。

85日はフランス西部のヴァンデ県(Vendée)の、フッセ=ペレ(Foussais-Payré)での演奏会。
こちらも音楽祭の中の演奏会。2009年にもご出演されています。
詳細はこちら。

13ème NUITS MUSICALES EN VENDÉE ROMANE
Vendredi 5 août
Eglise de Foussais-Payré

Marielle Nordmann, harpe
Nemanja Radulović , violon
Chopin, Mendelssohn, Tchaïkovski, Fauré, Bartok


マリエルさんとの演奏会♪ 
小作品集だったようで、他にはオーベルチュールとか、サン=サーンスとかを演奏されたようです。

この夏ラストの演奏会は、819日。セルビアでの演奏会。

セルビアとはいえ、首都ベオグラードから100キロくらい離れた、Aleksandrovac(恐らく発音はアレクサンドロバツだと思います・・・・)という、ワイン造りが盛んな小さな町での演奏会だったそうです。
この町のフェスティバルのテーマが「音楽、ワイン、自然」で、この一環の演奏会。
子供たちへの教育に力を注いでいるようで、声楽やヴァイオリンのマスタークラスや、様々なワークショップも行われたようです。

そして演奏会の詳細はこちら。音楽祭のプログラムから抜粋(故にセルビア語)です。

KozArt 2011
19. avgust

SVEČANO  OTVARANJE  FESTIVALA  
Dom Kulture Aleksandrovac u 21h
Nemanja Radulović i Les Trilles du Diable (Đavolji triler)  
program: Punjani-Krajzler, Vijenjavski, Vitali, Šubert, Čajkovski, Tartini,

Les trilles du diableの演奏会。
演奏会の様子を伝える、ニュースを読みましたが、観客の皆様がスタンディング・オベーションで大喝采だったそうです♪

ネマニャ君も「今までのセルビアでの演奏の中で、最も好きな演奏の一つ」と言っていたのと事。
とても素晴らしい演奏会だったようですね。

そんな演奏会のお写真は、既にFan pageにもUPされていますが、こちらのサイトでも見ることができます♪

http://www.cosartfest.org.rs/index.php?option=com_content&view=article&id=76:galerija-2011-prvi-dan&catid=36:galerija&Itemid=101


この夏も様々な演奏会に登場されて、本当にお忙しかったと思います。
秋以降も既にスケジュールが続々と決まり、新しいCDの発売も控えて、きっと益々お忙しくなられる事と思います。
どうぞお身体にお気を付けて、これからも素晴しい演奏を届けてくださいませ。

2011/08/12

Mercoledì 27 luglio DAL NEOCLASSICISMO AL ROMANTICISMO ♪


この演奏会の開催を知ったのは2月。

ヨーロッパは色々な国に行っていますが、何故かイタリアには今まで縁がありませんでした。
何となく「たまにはイタリアも良いかも♪」と思い、この演奏会に行く事にしたのですが、本当に情報が少なくて苦労しました。

でも苦労した甲斐があって、本当に素晴らしい演奏会でした。

詳細はこちら。

150 anni dell'Unità d'Italia

Concerto mercoledi 27 luglio 2011 ore 21.30

SANTENA - Castello Cavour di Santena
DAL NEOCLASSICISMO AL ROMANTICISMO

Orchestra Sinfonica Nazionale della Rai
Trisdee Na Patalung, direttore
Nemanja Radulović,violino

Luigi Cherubini ( (1760-1842)
Ouverture da concerto in sol maggiore

Niccolò Paganini (1782-1840)
Concerto n. 1 in re maggiore op. 6 per violino e orchestra
Allegro maestoso
Adagio espressivo
Rondò. Allegro spiritoso - Un poco più presto
•••
Luigi Cherubini
Sinfonia in re maggiore
Largo. Allegro
Larghetto
Minuetto
Allegro assai

事前に日本で調べたのと、色々アドバイス頂いたのを参考に、行きはバスで行く事にしました。
バスは70分以内なら、どこまで行っても1ユーロとの事。

事前にTabacchi(タバコ屋さん)で念の為に、チケットを2枚購入。
ポルタ・ヌオーヴァ駅前の乗り場から、67番バスに乗車しました。

バス停はフェルマータ(Fermata)と呼ばれていました。
バスを降りる時は、日本と同じくブザーで知らせますが、次はどこというアナウンスは一切ありませんでした。

目的のフェルマータまで何駅(バス停も駅と呼ぶらしい)なのか、心の中で数えながら、約10分で乗り換えのフェルマータであるダンテ(Dante)に到着。

ここからが目的地までは遠い。確か47か48くらい先のフェルマータが会場の最寄り駅。
しかも市バスとはいえ、かなりのスピードで、高速バス並みでした。

進めば進むほど、市街地からどんどん離れて、郊外になっていくのがわかる。
確かにかなり遠い・・・・・。

スピードが速いので、通過するフェルマータの標識は一切見る事ができません。
停車する度にここがどこなのか、必死で確認。

約45分でようやく目的のフェルマータ・AMATEISに到着しました♪



教会らしいものが見えていました。きっとあれが会場だ。
思っていた以上にお店とかもあって拓けているし、帰りも危なくなさそう♪

ここまで遠いと、トリノからタクシーを呼んでも来てくれない可能性もあるので、帰りもバスにしようと決意。

帰りのバス用のフェルマータ・COSMAE DAMIANO CAPOLINEAの場所も確認。
さあ、演奏会場へ行こう。

カヴール城はかなり広い敷地の様で、フェンスに囲まれた庭園が見えました。
そして掲示されていた演奏会のポスター。


ネマニャ君のお名前が。 テンション上がります(*^。^*)

本来ならお城の庭園での演奏会だった様ですが、生憎の雨のため、会場が教会に変更になった事は、事前に教えて頂いていたので助かりました。

目的の教会もすぐに発見。
何人か楽器ケースを持った方々がうろうろしていました。
間違いない。きっとここが今日の演奏会場だ♪


中へ入ってみると、開演1時間前なのに、既に何人か座っていました。
受付の方に「好きな所に座っていいですか?」と聞くと、「もちろん♪」との事。

そしてやっぱり入場無料との事♪ ネマニャ君を無料で聴けるなんて、罰が当たりそう・・・。
しかも豪華なパンフレットまで無料で頂きました。


前2列は関係者用のお席だったので、3列目の中央をキープ。
オケ用の座席がセッティングされていました。
こんな素晴らしい会場で演奏を聴けるなんて、夢みたいです!!!




開演時間が近づくにつれ、どんどんお客様が増えて、あっという間に会場は満員に。
客席は既にいっぱいなのに、オケの団員さんは意外にのんびり。

開演30分前くらいから皆さん楽器ケースを背負って、会場に入ってきました。
さすがはイタリアン、皆けっこう呑気かも・・・。

そして一番最後に、一目で「この人コンマスだな!!!」とわかるオーラを纏った男性が会場入り。
まだお若く見えましたが、仕事(演奏)出来ます!的な独特のオーラで、明らかに他の団員さんとは格が違う感じ。
この人がコンマスなら良い音出すだろうな~と、更に期待が高まりました。

でも皆さん本当に呑気・・・。
開演直前まで会場内をうろうろしたり、お喋りしたり、イタリアのオケって優雅(笑)

とはいえこのOrchestra Sinfonica Nazionale della Rai
昨年もネマニャ君とは、トリノとエクスレバンで既に共演済み。
その際のパガニーニのコンチェルトをウェブラジオで聴きましたが、弦も管も素晴らしいとっても良いオケだったので、多分今日もやってくれるだろう!

そして開演。

ケルビーニって作曲家さん、全然知らなかったのですが、前奏曲とっても良かったです。
まずやっぱりオケが素晴らしい!
弦がとにかく綺麗。ヴァイオリンもヴィオラもチェロも、それぞれの音が際立って本当に美しいハーモニー。
そして管もよく鳴っている!
それぞれが自由気ままに奏でているのに、見事に調和して素晴らしい一体感。

そして指揮者のトリスデーさんは、見るからにお若い(後で調べたらネマニャ君と同年代みたい)
この方の経歴は全く存じ上げませんが、若い指揮者さんらしく、指揮が若干硬かった。
オケの団員さんがそれぞれ、自分の仕事は自分できっちりやります!って感じの方が多かったので、あまり皆さん指揮者を見ていない気が・・・・。

そして終盤に、譜面台からスコアを飛ばすという、珍しい光景も目にしました。
コンマスさんの冷やかな視線が若干コワイ・・・。
(落ちたスコアは、演奏後に第2ヴァイオリンの首席さんが苦笑しながら拾って、指揮者さんに渡していました・・・)

ネマニャ君との演奏はきっと大変ですよ、頑張って下さいね・・・・・とお節介ながら、指揮者さんに心の中でエールを送りつつ、いよいよネマニャ君の登場です♪

黒の上下に黒のインナー、黒の靴といつものスタイルですが、さすがに暑いのか腕まくりされていました。
そして髪は纏めず、フワフワのロング(髪の毛更に伸びた気が・・・)。
カンヌで生やしていた髭は綺麗に剃られていました。いつもの心和む笑顔。

そして始まる第1楽章。
出だしからとってもクリアで素晴らしいオケの音。
やっぱりこのオケ良い仕事します!

そしてニコニコしながら、オケのメンバーさん達を見つめ、自分の出番を楽しげに待つネマニャ君。
とっても良い感じ♪

ネマニャ君のパガニーニのコンチェルトは一度フランスで聴いた事がありましたが、この日はそれを遥かに上回る素晴らしい演奏でした!
このオケとの相性が、とても良い気がしました。
オケも素晴しい!ネマニャ君は言うまでもなく、本当に素晴らしい!!

教会の美しい装飾、無数に飾られた壁画、白亜の彫刻、浮かび上がるライトの光、そして美し過ぎる音楽・・・・。
ネマニャ君の音も姿も、この世のものとは思えないほど、本当に美しくて美しくて、またもや感極まって泣き出す私。
涙でかすんでネマニャ君の姿がよく見えない。

私にはヴァイオリンの奏法や、細かいテクニックの事はよくわからないけれど、この演奏はそんな事では計れない気がします。
ただ聴いて素晴しくて、ただ聴いて感動する。
音楽って芸術って理屈では無いのだなと、ただただ実感。

この素晴らしさは本当に、神様がこの世に与えたとしか思えない。
しかもここは教会。
すぐ近くに神の存在を感じる。

本当にこんなに素晴らしい音楽家を、この世に与えて下さってありがとうございます!!!と心からそう思いました。

第1楽章が終わると、当然の様に大拍手、大喝采。

イタリアの方々も、さすがにこの演奏には度肝を抜かれたらしく、まだ第1楽章だというのに、なかなか拍手が鳴りやまない。
あまりに長い拍手に、ふざけて帰るふりをするネマニャ君♪

このままでは拍手が鳴りやまないと思ったのか、指揮者さんに「君が構えないと始められないよ」といった感じで、指揮棒を構えるポーズをして見せたりして茶目っ気たっぷり。
素晴し過ぎる演奏と、こういうお茶目な感じのギャップが本当に凄い人です・・・。

この演奏でオケのメンバーの信頼も当然のように獲得。
コンマスさんは無論、第2ヴァイオリンの首席、ヴィオラの首席、チェロの首席も、指揮者さんではなくネマニャ君に熱い視線を注ぎ、殆ど弾き振り状態に。

終始ネマニャ君のペースで演奏は更に白熱し、第3楽章では独壇場。
オケも更に奮起し、凄まじく素晴らしい演奏はあっという間にフィナーレへ。
夢みたいな空間での、夢の様な演奏に、ただただ感動しました。

ネマニャ君、本当に素晴らしい演奏をありがとうございます!!!
そしてネマニャ君の音楽のお陰で、こんなにも素敵な場所に来れました。
本当にありがとうございます!!!

この感動とお礼を、是非ともご本人にお伝えしたい所でしたが、残念ながらコンチェルトが終わった時点で、最終バスの時間が迫っていました。
サイン会は残念ながら見送りです・・・・。

途中で抜け出すために、座席を立ち、最後方へ移動。

そして休憩を挟み、ケルビー二の交響曲。
こちらも素敵な演奏でしたが、第1楽章を終えた時点で時間切れ。

後ろ髪ひかれつつ、フェルマータへ移動。
トリノ市内へ戻る45番の最終バスは22:52発。
またもや高速バス並みの猛スピードで、一路トリノ市内へ向かいます。

ただ乗客が・・・・・。
酔っ払い率高し!日本でいうところのヤンキー率高し!
車内は治安悪げな無法地帯だ・・・・。
これは確かに女性1人での乗車は止められますわ・・・。

とはいえ、現地の女性も何人か乗車されていたので、少しホッ。

走ること約35分(夜は乗客が少ないので、停車が少なく早いらしい。多分時刻表より早い→時刻表は守らないらしい)

乗り過ごさない様に、あらかじめ運転手さんに「DANTEに着いたら教えてください」とお願いしておいたので、フェルマータ到着時にはクラクションで教えてくれました。
よし、ここでポルタ・ヌオーヴァ駅行きの34番バスに乗り換えたら、あとはホテルの目の前のフェルマータで降りるだけ♪

この時点で既に23:30。

周囲に何もない真っ暗な幹線道路のフェルマータで、バスを待つのはさすがに心細い。
実は同じフェルマータに女性が1人いたのですが、この人ぶつぶつ独り言を言っていて、かなり怖かった。
ま、誰もいないよりはマシですけどね~。

そんな感じで待つ事、約15分。
遥か彼方に見える34番のバスのライト。
バス来た~。

トリノのバスは乗車時もアピールしないと止まりません。
そこで「乗りまーす♪」と手を挙げてアピールしたら、何と!!!
猛スピードで走っていたバス・・・・小さなアジア人に気づかなかったらしく、猛スピードで走り去った!!!!!!!

う、う、うそー!!!!!
これ最終バスだよ~。
しばし、茫然と立ちつくす・・・・。
道もわからないし、どうしよう・・・・・。

独り事女性はというと、あいかわらずベンチに座って独り事。
バスを待っていた訳ではないらしい・・・・。

ここで思い出した!ホテルのフロントのお姉さんが、タクシー会社の電話番号書いたメモをくれたんだ!!!
持ってて良かった、海外携帯。

早速タクシー会社に電話して「今フェルマータのDANTEにいます。1台呼んでください」って頼んだら、「フェルマータ名ではわからないから、ストリート名を教えて」って・・・。
通り名なんて、どこにも書いてないんですけど・・・・・・。

そこで独り事女性に「すみません。タクシー呼びたいので、この通り名教えてもらえますか?」って聞いたら「明日は天気ですよ~。あなたに神のご加護を~。」って・・・・。
ダメだ・・・・。

ところがフロントのお姉さんオススメだけあって、このタクシー会社さん、とっても親切だった。
「少し歩けば、お店があるかもしれないし、誰か人がいるかも。そうしたら通り名がわかるから、誰か探してみて。電話はこのまま繋いでおくから。」との事。
地獄に仏とはこの事です。

少し明るい方へ歩いてみたら、大きな交差点に出た♪
通りの向こうにスナック・スタンドが見える~。
やったー。

スナック・スタンドのお兄さんに事情を説明して、電話を代わってもらおうとしたら、「今丁度通りの向かいに空車が停まっているから、君あれに乗りなよ。」との事。
大きな通りの向こうを見ると、ぽつんと1台、タクシーが♪
おおー、やったー。

タクシー会社のお姉さんに「空車を見つけてもらいました。ありがとうございました。」とお礼を言って、早速タクシーに乗り込み、ポルタ・ヌオーヴァ駅へ。

DANTE付近からはそんなに距離は無いので、気になるタクシー代も10ユーロで済んだ♪
とはいえ、かなり冷や汗かきました。
やっぱり皆さんのアドバイス通り、サンテナからタクシーにすべきだったかも・・・・。

でもトリノの皆様のご親切のおかげで、無事にホテルに戻る事ができました。
本当にこの街では色々な方に親切にして頂いて、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
皆様、本当にありがとうございました。