"" TCHAIKOVSKY GALA 5th Oct 2010 at Cadogan Hall ♪|ネマニャの音に恋してる ♪ ネマニャの音に恋してる ♪: TCHAIKOVSKY GALA 5th Oct 2010 at Cadogan Hall ♪

2010/10/25

TCHAIKOVSKY GALA 5th Oct 2010 at Cadogan Hall ♪

105日にロンドン(London)で行われた、演奏会を聴いてきました。

ロンドンを拠点とするオーケストラ、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(Royal Philharmonic Orchestra)の演奏会に、ソリストとして登場したネマニャ君。
この日はオール・チャイコフスキー・プログラム。

曲目はこちら。

歌劇「エフゲニー・オネーギン」から「ポロネーズ」

ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35

交響曲 第六番 ロ短調 作品74 「悲愴」

演奏会の会場となったのはカドガン・ホール(Cadogan Hall)



元々は教会だった建物を、改装したホールのようでした。 
比較的小さな会場で、恐らくキャパ1000名くらいかと・・・。

地下鉄のスローン・スクエア駅(Sloane Square)から徒歩2分くらいの、便利な場所にありました。

このホールはHP上から演奏会のチケットが購入出来て、とても便利。
ちなみに演奏会の模様も、ストリーミング配信しています。(有料ですが) http://www.cadoganhall.com/index.php

会場は夜になるとライトアップされて、とても綺麗でした。




そして肝心の演奏の感想です。 

ロイヤル・フィルは昨年の西本智実さんとのJapan Tourで2度聴いて、その時の印象は「後半にかけてどんどん良くなるオケ」というものでした。

今回の印象は「とにかくキレが良くて元気なオケ」 団員さんもそんなに若い方ばかりではないのですが、音が若々しい様な。
少し抒情性には欠ける様な気がしました。 
変な表現ですが、今までにない【元気な「悲愴」】を聴いた感じがしました。 
演奏自体は好きですが、表現の仕方は少し私の好みとは違っていました。 
まあ、あくまで素人の一意見ですので・・・。 

「悲愴」のCDは何枚か持っていますが、好きなのはカラヤン指揮、ベルリン・フィルのものです。 
しかもロイヤル・フィル演奏の「悲愴」のCDも持っていた事に今さら気づきました・・・・。(購入しても聴かない時が稀に・・・) 

オケ、指揮者によって本当に解釈が違い、全く違う聞こえ方がするのが面白いところなのでしょうけど、私にはそんなに難しい事はわからないので、ただ好きか苦手かの、感覚で聴いています。 

そして肝心のネマニャ君 黒の上下に、黒いインナー、ピカピカの黒い靴(エナメル?)で颯爽と登場。

チャイコンは他の方の演奏で何度も聴いていますが、ネマニャ君の演奏は全然違いました! 

どう表現したら良いのでしょう・・・・。 音が遊んでいる、音を遊ばせている様な自由な弾き方で、楽譜よりも多くの音を奏でている様に聞こえました。 

音に膨らみのある感じ?といった表現が正しいのかわかりませんが、違う曲に聞こえました。 
とっても独創的で、でもしっかりチャイコフスキーで、素晴らしい演奏!!!! 

ネマニャ君はやっぱり凄い!そしてネマニャ君の演奏は本当に楽しい♪ 

まさに「音を楽しむ」=「音楽」を体現されている方。

ネマニャ君の演奏を聴くたびに、「音楽の神様に愛されて、生まれてきた人なんだなあ」と感じます。 本当に素晴らしい演奏でした。

そして「英国紳士」は本当に親切。
開演前に購入したパンフレットを、かばんの中に入れていたのですが、左隣の老紳士に「パンフレット持っていないの?これ良かったら見なさい。」とパンフレットを貸して頂きました。ありがとうございます。

終演後には、右隣に座っていらした老紳士とお喋りしました。 
演奏会の為に日本から来た事をお話していたら、お隣にいらした奥様にも紹介して頂きました。

ネマニャ君の写真(パンフレット)を指さされて、「彼、どう思った?凄いね!!」と聴かれたので、「彼の演奏を聴く為に来て、この後パリの演奏会にも行きます。」とお話したら、お二人とも大興奮! 

奥様も「パリでは何を演奏するの???いいわね~。」とすっかりネマニャ君のファンになられたようでした。

こうした見知らぬ方とのちょっとした触れ合いも、演奏会の楽しい所。 
素晴らしい演奏に、楽しいひと時を過ごさせて頂きました。


2 件のコメント:

  1. こんにちは
    ��ONDON ワンワン ワンダフル LIFEのどろんこなっくです。
    なぜかうまくコメントできないようです
    ガルルルル......
    このパンフレッド、持ってます、待ってます(笑)
    たしか£3ぐらいでしたか?
    ��SOはパンフ無料なのに、せっ、せこいと思いながらも
    お買い上げしちゃいました。(笑)
    クラシックはズブの素人なのでよくわかりませんが、
    記事で書かれているように、音を楽しめればいいかなあ
    とおもい、一期一会のコンサートに通ってます。
    ちゃんとコメントしていれば、ロンドンでお勧めできる食堂・レストランなど
    アドバイスができたのにと後悔してます。
    やっぱり、読み逃げはイカンということですね(笑)
    これからもよろしくお願いします。

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  2. どろんこなっく様
    こんにちは♪
    コメントを頂き、ありがとうございます[E:happy01]
    このブログのコメントを承認制にしているので、反映にタイムロスがあり、申し訳ありません・・・^_^;
    パンフレット、3£でした!
    日本の演奏会だと2000円くらい取られる時があるので、良心的と思っていましたが、LSOは無料とは・・・。
    ちょっと損した気分です(笑)
    どろんこなっく様のブログを拝見していると、仰る通り「ズブの素人」さんではないという事は、わかります。音楽の事も色々と教えて頂きたいです♪
    次回ロンドンへ行く事があれば、事前にどろんこなっく様にオススメのお店等、お伺いさせて頂ければと、図々しく思っています[E:smile]
    こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します!

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