★3月18日(土)★
この日は次の目的地への移動日。
この旅の最大の目的地、今回どうしても聴きたかった演奏会の開催地へ。
景色を見ながらのんびりと電車旅を楽しみにしていたのですが、18日は鉄道ストの日だったので、飛行機で行くことにしました。
11時にホテルをチェックアウトして、空港へ向かうバスに乗車するために徒歩でバス停へ向かいます。
バス停への道。
歩道と車道が完全に遮断されていました。
これどうやってバス停に行くのかなと不安に。
抜け道らしきものを発見。
このまま歩いてみます。
英国の春を告げる花、スイセンです。
この時期はあちこちで綺麗に咲いているのを見かけます。
公園を抜けるゲートを発見。
ホテルから徒歩20分ほどでバス停に到着しました。
バーミンガム空港行きのバスに乗ります。
鉄道ストの影響か、バスもなかなか来なくて30分ほど待ちました。
チェックインしてからセキュリティを抜けるまで長蛇の列で1時間以上かかりました。
ゲート番号は1-20とざっくりとした案内。
決定するのは搭乗の直前でした。
この頃には感極まり既に泣き出していた私。
搭乗するのは欧州のLCCといえば!のイージージェット。
イージージェットとライアンエアーは留学時代に散々お世話になった2大LCC。
ローコストの名前通り、とにかく安くて昔はスコットランドからベルギー行きの航空券が100円(サーチャージ別)なんてこともあったくらい。
そして行先はスコットランドの首都エディンバラです!!!
15時発のEZY502便。
バーミンガム発エディンバラ行き。
搭乗します。これからエディンバラかと思うと更に涙が。
エディンバラが見えてきた頃には更に号泣。
その昔、英語を勉強するためと本場のバーかパブで働いてみたくて留学していたエディンバラ。
英国のお酒の法律は複雑なのでバーで働く夢は叶わなかったけれど、イングリッシュスクールに通いながら、派遣会社に登録してパーティースタッフとして働いていた街。
たった8か月という短い間でしたが人生の夏休みみたいな期間で、私の人生にとっては本当にかけがえのない時間でした。
そんなエディンバラに実に18年ぶりに戻ってきました!
もう特別過ぎて、空気を吸うだけで懐かしさがこみ上げてきました。
トラムにも乗ってみたかったけれど、バスに乗車しました。
学校に通うために毎日乗車していたロジアンバス。
2階建てで一番前の席に座るのが大好きでした。
空港からシティーセンターに向かう沿道の景色も全く変わっていませんでした。
1838年創業の老舗百貨店。
エディンバラを象徴するような歴史あるデパートです。
ところが近づくと周囲がフェンスで囲まれていました。
調べたら2020年に廃業したとのこと。コロナ禍の影響でしょうか。
建物も意匠が見事で本当に美しく、中に入ると英国の老舗ブランドや高級品が並ぶ素敵な場所でした。貧乏留学生には手が出ない品ばかりでしたが、ウィンドウショッピングするだけでも楽しくて。そんなにお金も遣えなかったので、たまの贅沢として最上階にあったカフェで留学生仲間とお茶をするのが当時の楽しみでした。
廃業したなんて全く知りませんでした。本当に残念だし寂しいですね。
宿泊ホテルはジェナーズのすぐ横。
お部屋番号は「777」でした。なんだか良いことがありそうですね。
このお部屋、バルコニーがあったのですが、それが並びの8部屋と共用らしく、仕切りが全く無い長くて広いバルコニーでした。
ところがなぜかその8部屋のうち、バルコニーに出ることができる扉があるのが、3部屋だけであとの部屋は窓しかないのです。
下の写真参照。
という訳で、バルコニーに出れる権利?があった私のお部屋。
夜景も綺麗でした。
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