昨年の12月5日にドイツ・エッセンで行われた演奏会の感想です。
演奏会の詳細はこちら。
5 Dec 2017 20:00 PHILHARMONIE ESSEN
Russische Staatskapelle Moskau
Nemanja Radulović Violine
Valerij Poljanski Dirigent
PROGRAMM
TSCHAIKOWSKY Krönungsmarsch
TSCHAIKOWSKY Violinkonzert D-Dur
TSCHAIKOWSKY Sinfonie Nr. 6 h-Moll "Pathétique"
会場はフィルハーモニー・エッセン。
2015年にこちらで行われたニューイヤー・コンサートにもご出演されたネマニャ君。
私もその時以来、2度目のフィルハーモニーでした。
今回のツアー、チケットを入手するのが少し大変でした。
ネットでオーダーしてからドイツにチケット代を振込。
その後チケットが郵送されてくるというシステムになっていました。
会場ごとにオーダーし、個別に振り込む必要があったので、手配に時間がかかりました。
特にエッセンは発売開始直後にほぼほぼ完売となったので、座席指定すらできず。
結局入手できたのは30列目というかなり後方の座席でした。
視力が悪くコンタクトを入れてもやっと1、0出るか出ないかという私。
ネマニャ君が小さなミニチュアみたいに見えた・・・・。
とはいえ、いつも前方席ばかりなので、オケの配置が視認できる後方の座席は新鮮でした。
ステージからかなり離れていましたが、ネマニャ君の音もしっかり聞こえました。
この座席でもピアニッシモでさえあんなに鳴って聞こえるのだなと驚愕。
ミニチュアネマニャ君、家に連れて帰りたいと思いました・・・(^^;
あれくらいの小さなサイズのネマニャ君がおうちにいたら最高だな♪
「今日はバッハ弾いて♪」「今日はパガニーニお願いします!」って頼んだら、小さなネマニャ君が弾いてくれる・・・・そんなの最高過ぎるじゃない!
・・・・・と、しょうもない妄想をしながら、ミニチュアネマニャ君の奏でるチャイコンを堪能しました。
ただ、気になったのが・・・・。
後方席の方々のマナーが若干・・・・というか、かなり悪かったこと。
隣の方は途中居眠り。
演奏中に喋る方も多いし。音を立てる方も多いし。
くしゃみや咳も口元を押さえるでもなく、お構いなしにゴホゴホ、ハックションの嵐・・・。
私は大抵前方の席を選ぶのですが、今まではこんな場面に遭遇したことはほぼありませんでした。
後方席のせいなのか、それともたまたま運が悪かったのか。
どちらが原因か不明ですが、ドイツでこんなにマナーが良くないのって初めてだなぁと少し残念な思いでした。
今回のツアーはチケット代も高額で一番良いお席で15000円ほどでした。
それが飛ぶように売れ、どの会場もほぼ満席でしたが、それが聴衆の方々の熱意とイコールするとは限らないという事を学びました。
演奏会のマナーってきっと人それぞれ捉え方が異なるので、難しい問題とは思うのですが、私自身も他の聴衆の方々にご迷惑になるような行為が無いように更に気をつけなければと改めて思いました。
そんなエッセンのアンコールは久しぶりのバッハ、サラバンド。
ネマニャ君のサラバンド、本当に久しぶりに聴きました。
とても美しかったです。最後の一音まで、本当に美しかった・・・。
久々に聴くことができて嬉しかったです。
この日は終演後にお時間を取ってくださったので、色々お話させていただきました。
真面目な話からお腹を抱えて笑っちゃうような面白い話まで、沢山お話して本当に楽しい時間でした。
いつも本当にお忙しくされていらっしゃる中、あれこれ気遣ってくださるネマニャ君。
本当に心から感謝です。いつもありがとうございます♪
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