PREDMOSKOVSKE VEČERI ♪

9月3日にセルビアのベオグラードで行われた演奏会。
ベオグラード・フィルハーモニー管弦楽団のスペシャル・コンサートでした。

詳細はこちら。

3. SEP 2016. 20:00 Velika dvorana Kolarčeve zadužbine 

Dirigent: Danijel Rajskin 
Solista: Nemanja Radulović, violina 
Program
N. Rimski-Korsakov: Fantazija na srpske teme 
A. Hačaturjan: Koncert za violinu i orkestar 
A. Dvoržak: Simfonija br. 9 Iz Novog sveta


チケット秒殺を受けて急遽2日の夜の演奏会も追加されたのですが、航空券の関係で私が聴けたのは3日の夜のみ。

ネマニャ君のセルビアでの人気ぶりは凄まじく、チケット手配はかなり困難・・・・。
今回は友達の友達がコララツ・ホールのマネージャーさんというコネを最大限に使わせていただき、なんとか確保いただきましたが、それでも21列というかなり後方の座席（涙）

でも入手できただけでも嬉しい♪
おまけに友達が「これは私からのプレゼントよ。」と言ってくれたので、図々しくもいただくことに。
いつもありがとう！

演奏会開始時間直前のホール前は大混雑。

ここで衝撃の瞬間を目撃。
「チケット持ってない人売るよー。」と、なんとダフ屋さんが出没！
セルビアで初めてダフ屋を見た！
それくらいネマニャ君の人気が凄いということです・・・・。

目一杯ズームしてもこんなに遠いステージ・・・。

とはいえ初のベオグラード・フィルにテンションが上がります。
だってオケのメンバーさんの中にはDoubleのメンバーさんが沢山いらっしゃるんですもん♪

超満員の会場はファンの方々の熱気で暑かったです。

そして肝心の演奏会なのですが、大好きなハチャトゥリアンのコンチェルトにウキウキしていたのですが、本編でちょっとアクシデントがあってビックリ。

ご本人は平気な顔して淡々としていましたが、4月のベオ公演、更には8月のイタリア公演でも同じ出来事があったのでちょっと多過ぎるかな・・・・と心配かつ微妙な気持ちに。

そんなアクシデントにも関わらず、相変わらずなネマニャ君。
21列というほぼ肉眼（コンタクト入り）では判別不可能な表情も、「ああ、きっと今思いっきり笑顔なんだろうな。」となんとなくわかってしまうような、思いっきり楽しそうに幸せそうに演奏されていました。

ネマニャ君のハチャトゥリアン、どこまでも自由に飛んでいけるような気持ちになる、本当に自由かつ快活な音！
なんだかんだ言って、すっごく良い演奏で楽しかった！

そして奇跡のアンコール。これが泣けました・・・・(/ω＼)
チェリストのネマニャさん（セルビアの方のネマニャ率は高い(笑)）との「ダブル・ネマニャ」での素敵すぎる演奏。
曲はハルヴォルセンのパッサカリア。
7月のメルボルン公演でスヴェトラナさんと弾かれた曲！
リハ時の演奏の動画を観て、「あー、メルボルン！行きたい！！！」と涙したのですが、まさかここで演奏してくださるとは・・・・・・（涙）

これが切な過ぎて美し過ぎて、ボロボロ泣いてしまいました。
ネマニャ君の弾くこういう音・・・・・・本当に大好き。

大喝采の中、嬉しそうなお二人。

休憩後はこれまた大好きなドヴォルザークの「新世界より」を聴いて更にご機嫌に。

初のベオフィルは素敵なプログラムで良い演奏会でした。