2月4日に行われたミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会を聴いてきました。
演奏会の詳細はこちら。
4. Abonnementkonzert a
4. Februar 2015, 20h Philharmonie im Gasteig
Karl-Heinz Steffens, Dirigent
Nemanja Radulović, Violine
Die Münchner Philharmoniker
Edward Elgar
„Introduction and Allegro for Strings“ op. 47
Niccolò Paganini
Konzert für Violine und Orchester Nr. 1 D-Dur op. 6
1. Allegro maestoso
2. Adagio espressivo
3. Rondo: Allegro spirituoso – Un poco più presto
Edward Elgar
Symphonie Nr. 1 As-Dur op. 55
1. Andante: Nobilmente e semplice – Allegro
2. Allegro molto
3. Adagio
4. Lento – Allegro
前日のゲネプロではいつになく大人しかったネマニャ君。
「相手がミュンヘン・フィルだし、ガスタイクだし、さすがに緊張しているのかな・・・・。大丈夫かな・・・・・。」などと勝手に心配していた私。
ところが、このお方、やっぱり只者ではなかった・・・・・・・・(;一_一)
黒のお衣装でにこやかにステージに現れたネマニャ君は指揮者さんと握手。
続いてコンマスさんと握手。この方が天パなのか、パーマなのか、いわゆるもじゃもじゃっとした髪型。
その方に向かって満面の笑みで「僕と同じ髪型ですね~。」と言わんばかりに、自分の髪の毛を掴んでアピールしてみせたネマニャ君・・・・・・・・。
これには強面のコンマスさんも苦笑い。ミュンヘン・フィルのコンマス相手にこの余裕・・・・・・・さ、さすがです・・・・・・・。
前日は大人しく?自分の番を待っていたネマニャ君。
この日はいきなり冒頭からオケと一緒に弾きだして、楽しそうに演奏されていました。
集中しつつも、どこか余裕さえ感じさせるような安定の演奏で、ソロパートもいとも簡単そうに弾きこなし、カデンツァも本当に凄い演奏で驚愕。会場中が静まり返っていました。
なんといっても相手がミュンヘン・フィル。
普段は伴奏にしか聞こえないオケパートの演奏が本当に美しくって素晴らしかった!
パガニーニのヴァイオリン・コンチェルトって本当はこんな曲だったんだ・・・・・・と驚きながら、ただただ聞き惚れていました。
終盤は歯を見せて笑うほど余裕かつ楽しそうだったネマニャ君。
私の目にはすっごいドヤ顔に見えました・・・・・・・・。
天下のミュンヘン・フィル相手にこの演奏、そしてこの余裕。
この人は本当に!
毎回毎回良い意味で裏切られるけど、今回も本当にビックリさせられました。
本当に凄すぎる演奏で意味不明!
改めて凄いヴァイオリニストだなーと実感させられました。本当に凄すぎてたまに恐ろしくなる・・・・・・。
大歓声の中でのアンコール。
「パガニーニを弾くのは本当に難しいけれど、またパガニーニを。」と話した後にカプリース24/5をご披露。
ブレイクなしのアレンジで圧巻の演奏でした。
この凄まじい演奏で聴衆の方の心をがっちり掴んだネマニャ君。
会場に用意されていたCDが飛ぶように売れ、休憩中に行われたサイン会は凄い事になっていました。
お姿が全く見えないほどファンの方々が殺到中。
2013年にガスタイクで初めて演奏された時はドイツではまだ無名に近かったので、サイン会に並んだ方が本当に少なくてあっという間に終了したのですが、今回は本当に大勢の方が並んで大盛況でした。
凄すぎる演奏と、そしてこの大人気っぷりに、ネマニャ君本当に凄いなーと、なんだか急に大スターみたいに感じてしまいました。(→元々凄い人なのに、普段フツーに世間話していた図々しい私・・・・・。)
相変わらずフレンドリーなネマニャ君は「エッセン以来だね~。髪型変えたの?」なんて気さくに話かけてくださるのですが、急に緊張してしまい「あー、うー、えーとねー。」と急にドモリ出すヘタレなジャパニーズ・・・・・・。
「一緒に写真撮る?」と気遣っていただくも「今私すっごく太っているから(→オヤツ食べ過ぎ・・・・・)お写真は遠慮しときます・・・・・。」とお断りする始末・・・・・。
本当に気軽にお声をかけることを申し訳なく思うほどの、素晴らし過ぎる演奏でした。
パガニーニがあまりに凄すぎたので、余韻に浸るためにも他の音は出来れば聴きたくないな。
という訳で、この後のエルガーは聴かずにホテルへ戻りました。
強烈なミュンヘン・フィル・デビューでした。
演奏会の詳細はこちら。
4. Abonnementkonzert a
4. Februar 2015, 20h Philharmonie im Gasteig
Karl-Heinz Steffens, Dirigent
Nemanja Radulović, Violine
Die Münchner Philharmoniker
Edward Elgar
„Introduction and Allegro for Strings“ op. 47
Niccolò Paganini
Konzert für Violine und Orchester Nr. 1 D-Dur op. 6
1. Allegro maestoso
2. Adagio espressivo
3. Rondo: Allegro spirituoso – Un poco più presto
Edward Elgar
Symphonie Nr. 1 As-Dur op. 55
1. Andante: Nobilmente e semplice – Allegro
2. Allegro molto
3. Adagio
4. Lento – Allegro
前日のゲネプロではいつになく大人しかったネマニャ君。
「相手がミュンヘン・フィルだし、ガスタイクだし、さすがに緊張しているのかな・・・・。大丈夫かな・・・・・。」などと勝手に心配していた私。
ところが、このお方、やっぱり只者ではなかった・・・・・・・・(;一_一)
黒のお衣装でにこやかにステージに現れたネマニャ君は指揮者さんと握手。
続いてコンマスさんと握手。この方が天パなのか、パーマなのか、いわゆるもじゃもじゃっとした髪型。
その方に向かって満面の笑みで「僕と同じ髪型ですね~。」と言わんばかりに、自分の髪の毛を掴んでアピールしてみせたネマニャ君・・・・・・・・。
これには強面のコンマスさんも苦笑い。ミュンヘン・フィルのコンマス相手にこの余裕・・・・・・・さ、さすがです・・・・・・・。
前日は大人しく?自分の番を待っていたネマニャ君。
この日はいきなり冒頭からオケと一緒に弾きだして、楽しそうに演奏されていました。
集中しつつも、どこか余裕さえ感じさせるような安定の演奏で、ソロパートもいとも簡単そうに弾きこなし、カデンツァも本当に凄い演奏で驚愕。会場中が静まり返っていました。
なんといっても相手がミュンヘン・フィル。
普段は伴奏にしか聞こえないオケパートの演奏が本当に美しくって素晴らしかった!
パガニーニのヴァイオリン・コンチェルトって本当はこんな曲だったんだ・・・・・・と驚きながら、ただただ聞き惚れていました。
終盤は歯を見せて笑うほど余裕かつ楽しそうだったネマニャ君。
私の目にはすっごいドヤ顔に見えました・・・・・・・・。
天下のミュンヘン・フィル相手にこの演奏、そしてこの余裕。
この人は本当に!
毎回毎回良い意味で裏切られるけど、今回も本当にビックリさせられました。
本当に凄すぎる演奏で意味不明!
改めて凄いヴァイオリニストだなーと実感させられました。本当に凄すぎてたまに恐ろしくなる・・・・・・。
大歓声の中でのアンコール。
「パガニーニを弾くのは本当に難しいけれど、またパガニーニを。」と話した後にカプリース24/5をご披露。
ブレイクなしのアレンジで圧巻の演奏でした。
この凄まじい演奏で聴衆の方の心をがっちり掴んだネマニャ君。
会場に用意されていたCDが飛ぶように売れ、休憩中に行われたサイン会は凄い事になっていました。
お姿が全く見えないほどファンの方々が殺到中。
2013年にガスタイクで初めて演奏された時はドイツではまだ無名に近かったので、サイン会に並んだ方が本当に少なくてあっという間に終了したのですが、今回は本当に大勢の方が並んで大盛況でした。
凄すぎる演奏と、そしてこの大人気っぷりに、ネマニャ君本当に凄いなーと、なんだか急に大スターみたいに感じてしまいました。(→元々凄い人なのに、普段フツーに世間話していた図々しい私・・・・・。)
相変わらずフレンドリーなネマニャ君は「エッセン以来だね~。髪型変えたの?」なんて気さくに話かけてくださるのですが、急に緊張してしまい「あー、うー、えーとねー。」と急にドモリ出すヘタレなジャパニーズ・・・・・・。
「一緒に写真撮る?」と気遣っていただくも「今私すっごく太っているから(→オヤツ食べ過ぎ・・・・・)お写真は遠慮しときます・・・・・。」とお断りする始末・・・・・。
本当に気軽にお声をかけることを申し訳なく思うほどの、素晴らし過ぎる演奏でした。
パガニーニがあまりに凄すぎたので、余韻に浸るためにも他の音は出来れば聴きたくないな。
という訳で、この後のエルガーは聴かずにホテルへ戻りました。
強烈なミュンヘン・フィル・デビューでした。
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