"" Neujahrskonzert der Essener Philharmoniker ♪|ネマニャの音に恋してる ♪ ネマニャの音に恋してる ♪: Neujahrskonzert der Essener Philharmoniker ♪

2015/01/14

Neujahrskonzert der Essener Philharmoniker ♪

ネマニャ君の2015年最初の演奏会。
ドイツ・エッセンでのニューイヤー・コンサートを聴いてきました。

演奏会の詳細はこちら。


Neujahrskonzert der Essener Philharmoniker
1 Januar 2015 18h
Philharmonie Essen Alfried Krupp Saal

Nemanja Radulović, Violine
Essener Philharmoniker
Yannis Pouspourikas, Dirigent

Jacques Offenbach
Ouvertüre zu “La vie parisienne”
Niccolo Paganini
Concerto Nr. 1 D-Dur für Violine und Orchester, op. 6
Paul Dukas
“L’apprenti sorcier” (Der Zauberlehrling) – Scherzo nach einer Ballade von Goethe
Jules Massenet
Méditation aus “Thaïs”
Maurice Ravel
“La Valse” – Poème choréographique für Orchester

ネマニャ君と出会ってから、初めてのニューイヤー・コンサートへのご出演。
これは聴きにいくしかない!とチケットを購入したのは4月。
以来ずっと楽しみにしていた演奏会。


会場のフィルハーモニーは本当に素晴らしいホールでした。
1900席の座席はほぼ完売。お正月らしく華やかな装いの方々で埋め尽くされていました。

演奏前に偶然お会いしたネマニャ君はとてもリラックスしたご様子。
リハは前日までに終えられて、この日はリハなしでの本番とのこと。

エッセン・フィルのメンバーの皆様は年齢層もまちまちで、アジア系なご風貌の方もちらほら。
ドイツのオケらしい重厚さを残しつつ、澄み切った音で華やかな演奏が印象的なとても素晴らしいオケでした。

ネマニャ君の演奏曲はパガニーニのヴァイオリンコンチェルト。
ニューイヤーということで、どのお衣装でご出演されるのかなーと、とっても楽しみでした。
今回は久々に赤と黒のお衣装でご登場。
2013年の来日時に着用されていらしたので、皆様もご記憶かと思いますが、この赤&黒のお衣装が私は大好き♪
最近あまり着ていらっしゃらないので、久々に拝見できてとっても嬉しかったです。

相変わらず繊細で大胆で、冷静かつ情熱的で、緻密に計算された破天荒さという、とってもネマニャ君らしい、きっとネマニャ君にしか表現できない、限りなく美しいパガニーニ。

夢みたいな時間であっという間に過ぎてしまいました。
第三楽章では本当に幸せそうな笑顔を浮かべ、楽しそうに演奏されるお姿に私も胸がいっぱいになってしまいました。

本当に素晴らしい演奏にスタンディング・オベーションが起こり、ネマニャ君も「素晴らしいギフトをありがとう。」と喜ばれていました。

アンコールはパガニーニのカプリース24/5。
本当に凄かった本編の後に更に凄すぎる演奏に会場中からざわめきが・・・・・。
今回はブレイクなしで繋げて、後半のアレンジも変更したショート・バージョンでした。
初めて聴くアレンジだったので、終演後に質問したら「なんとなく今日はそう弾きたかったんだ。」とのこと。

ここで前半が終了し休憩タイム。
この後のプログラムにはマスネの「タイスの瞑想曲」。
「ネマニャ君が弾いてくれないかなー。なーんて無理か・・・・。」と思っていたら、休憩中にお会いした関係者の方に「この後タイスも弾くのよ。」と言われビックリ!
新年早々こんなラッキーが訪れるなんて・・・・・(涙)

指揮者さんがドイツ語で何やらお話され(特別にネマニャが弾きます的なお話だったらしい)、ネマニャ君が再度舞台にご登場♪
嬉しすぎるニューイヤーのプレゼント・・・・・。
そしてオケの皆様と共に、本当に心に染み入るようなとても美しい演奏をご披露されたのでした。

ついさっき聴いた24/5の演奏と、このマスネの演奏。
同一人物とは思えない、この音楽性の幅の広さ。
本当に凄い演奏家、まるで天使と悪魔だなーと思っていた私でした。

そういえばフランスでネマニャ君は【悪魔のヴァイオリン】と表現されることが多かったのですが、最近また新しいキャッチフレーズ?に変わったようで【驚異のヴァイオリン】と表記されることが多くなりました。
まさに【驚異】。年々進化するスピードが速くなって、どんどん高い場所へ昇っていかれるので、ついていくのに必死です。。。。。

ネマニャ君の演奏曲以外も、ニューイヤーらしい華やかなプログラムで本当に素敵な演奏。
新年早々とても優雅な気持ちになり、本当に素晴らしい体験ができました。
素敵な演奏を本当にありがとうございました♪

そして今回とっても嬉しかったのが、すっごく会いたかった方に会えたこと。
ネマニャ君の「Paganini Fantasy」のジャケ写も撮られたカメラマンさん。
数年前にちょっとしたことでお知り合いになり、以来ずっと「いつかお会いしたいなー。」と思ってきたのですが、今回ようやくお会いできました♪ 
色々気遣っていただいて本当に良い方でした。
ありがとうございました(*´▽`*)


終演後は主人と一緒に宿泊ホテルのバーへ。
会場と隣接のため、演奏会帰りと思われる方々もちらほら。
カウンターで素敵なカクテルなんぞを楽しんでいたら、隣に座っていらしたとっても素敵なご婦人2人組が興奮気味に「パガニーニ、パガニーニ!」と連発されていました。
ドイツ語のため内容は不明ですが、きっとネマニャ君のパガニーニが凄かった!というお話をされているのだろうなーと、とっても嬉しくなっていたら、なんと後ろのテーブルに座っていらした3人組の方々も「パガニーニ、パガニーニ!」と連発。
楽しそうにお話されていたので、こちらもきっと演奏会帰りでネマニャ君の話をしていたのだろうな。
とっても誇らしい気持ちになって、嬉しかった瞬間でした。

2008年のジルベスター・コンサートでネマニャ君と出会ってから丸6年。
7年目の最初の1日に素敵な演奏を聴くことができて、本当に幸せでした。
2015年も素敵な演奏を沢山聴くことができますように♪





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