詳細はこちら。
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 第246回定期演奏会
2011年2月14日(月) 午後7時開演 東京オペラシティ コンサートホール
「ロシア音楽の祭典」
指揮:パスカル・ヴェロ
ヴァイオリン:ネマニャ・ラドゥロヴィチ
ボロディン 交響詩「中央アジアの草原にて」
プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 作品63
チャイコフスキー 交響曲 第4番 ヘ短調 作品36
この演奏会のチケットを取ったのが一昨年の12月なので、1年以上待ちに待った今日。
私にはプロコフィエフは難し過ぎて、音の構成もメロディーも全く頭に入らなかったので、スコアを購入し、ひたすら音符を追いながらCDで予習しました。
聴けば聴くほど、素人にもわかる、この難しさ。
実は大変申し訳ございませんが、今回のオケは在京オケで一番苦手・・・・。
この難曲を・・・・と若干不安に思っておりました・・・・・が、とにかく素晴らしい演奏でした!
ネマニャ君・・・・凄かった!
やっぱり、「悪魔のヴァイオリン (Le violon du Diable)」でした!!!
とにかく素晴らしい!!!!
身体全体が楽器そのものみたいな、全身で奏でる凄まじい音!
この人はやっぱり音楽の神に愛されて生まれてきた、特別な音楽家。
プロコフィエフ、完璧でした!!!!
遊び心が無い、完全な直球勝負! そして完璧な演奏。
もうただただ感無量で泣いてしまいました。
ブラボーの声が飛び交う中、アンコールはバッハのパルティータ2番・サラバンド。
もうあれこれ書いても仕方ない。とにかく1回聴けばわかるはず。
本当に凄い演奏家です。
そしてチャイコフスキーの4番。 正直驚きました。
このオケがこんな演奏ができるとは思っていませんでした。
ひとえにヴェロさんのお陰かと。
ストレートで的確に、出してほしい音、作り上げたい音楽がわかるような指揮っぷり。
素晴らしい指揮者さんですね。
仙台フィルを聴いてみたくなりました。
終演後のサイン会は大サービスで、ファンの方々はネマニャ君との2ショット撮り放題。
私は残念ながら、カメラの調子が悪く撃沈・・・・。
あんな凄い演奏の後でお疲れなのでしょうが、嫌な顔ひとつせず、1人1人ファンの方に笑顔で接するネマニャ君。
本当に人間的にも素晴しい方です。
このまま順調に演奏活動を続けられ、今以上にもっと世界を股にかけるご活躍を心からお祈り致しております。
0 件のコメント:
コメントを投稿