"" 3月 2010|ネマニャの音に恋してる ♪ ネマニャの音に恋してる ♪: 3月 2010

2010/03/31

2月のお仕事はこんな感じ?

月のネマニャ君の演奏会について調べてみました。

Le 01 février 2010   Versaille   chapelle du Chateau de versailles

ベルサイユ宮殿の王室礼拝堂での演奏会のようです。

共演者にEve Ruggieri さん(この方はプロデューサーさんのようですが)、Anna Kasyan さん(ソプラノ歌手の方のようです。レパートリーが「カルメン」のミカエラや「愛の妙薬」のアディーナとプロフィールに記載がありました。)

そしてピアニストのDominique Plancade さんのお名前もありました。

「La Malibran」と書いてあったのですが、マリア・マリブランと関係した演奏会なのでしょうか?詳細は不明です・・・・。

Le 02 février 2010  AIX EN PROVENCE  Grand Théâtre de Provence

こちらはエクサンプロバンスでのLes Trilles du Diable の演奏会ですね。
写真で見るとかなりモダンな感じの会場ですが、オペラなども上演しているようです。

フランスは何度か行っていますが、南仏はまだ訪れていないので機会があれば是非行ってみたいものです。

Le 19 février 2010 BELGRADE The Cultural Centre of Belgrade

こちらはネマニャ君の故郷。セルビア・ベオグラードでのCDプロモーションの為のコンサートだったようです。現地新聞によると無料!!だったとの事。(羨ましい・・・)

スロヴェニアの首都リュブリャーナ(Ljubljana)から、クロアチアの首都ザグレブ(Zagreb)まで、国際列車に乗った事がありますが、この列車の終点がベオグラードでした。

セルビア・・・・いつか行ってみたいです。
セルビアの方々にとってネマニャ君はどういう存在なのでしょうね。

先日、サントリーホールで樫本大進さんのリサイタルを聴いたのですが、とあるファンの方が「日本の宝!」と仰っていました。

セルビアの方々にとっても、ネマニャ君がそういう存在だと嬉しいです。

2010/03/27

こんな本読みました (^-^)

クラシックの音楽祭がなぜ100万人を集めたのか[ラ・フォル・ジュルネの奇跡]

著・片桐 卓也
発行・販売・ぴあ株式会社

発売日前日の32日に購入し、ようやく読み終わりました・・・・遅っ(;一_一)

発売前の宣材には「常連アーティストのインタビュー掲載」と書いてあったので。
当然、ネマニャ君を期待していたのですが。

内容の殆どが、この音楽祭が如何にして日本で開催されるに至ったかについて書かれていました。
でも興味深い内容で、面白かったです。

ラ・フォルにはKAJIMOTO(梶本音楽事務所)さんが、深く関わっていらしたのも、初めて知りました。

この会社さんの招聘される海外オケの公演って、かなり魅惑なラインナップで、お世話になっています。
今年もアーノンクールとゲルギエフという、個人的に必聴!!でお楽しみな公演がっ。

と話がネマニャ君から脱線しましたが、この本ネマニャ君の事にもちょこっとだけ触れていますし、小さな写真も掲載されています。

まだ読まれてない方は、是非ぜひチェックしてみてくださいね。


2010/03/25

Nouveaux grands interprètes, danse et virtuosité ♪

126日にスイスのローザンヌ(Lausanne)で行われた演奏会について調べてみました。

NEMANJA RADULOVIĆ & LAURE FAVRE-KAHN

le 26 janvier 2010, à LAUSANNE, 20h,

aux Concerts de Montbenon - Salle Paderewski

RAVEL, DE FALLA, GINASTERA, MILETIC, SCHUBERT, WIENIAWSKY, CHOPIN, BACH, KHACHATURIAN, PIAZZOLA, SZYMANOWSKY


ローザンヌと言えば・・・バレエしか浮かびません。

そしてホテルスクール(笑)ちなみに管理人の従弟はこのホテルスクールを出ています。ホテルに就職しなかったけど

と話がそれましたが・・・何だかとっても楽しそうな演奏会ですね。

ネマニャ君とロール・ファヴル=カーンさんが来日された時は、まだネマニャ君を知らなかった頃なので、残念ながらこのお二人での演奏は、BSで放送された映像でしか拝見したことがありませんが。

互いを信頼し尊敬し合っているような温かさと、プロの音楽家同志の良い感じの緊張感が感じられる演奏で、とっても好きです(^-^)

この演奏会、作曲家さんの名前しかわからなかったのですが、何を演奏されたのか想像するだけでも、ワクワクしてきます。

2010/03/22

19 Janvier 2010 LES TRILLES DU DIABLE ♪

mardi 19 janvier 2010 A 20h30 
Théâtre de l'Européen
Nemanja Radulović et les TRILLES DU DIBLE

ユーロピアン公演の2日目です。

前日と曲は同じでしたが、大きく違ったのは・・・。
ネマニャ君の素敵過ぎるお衣装(笑)

リボン編み込みの燕尾服(金ボタン)、袖口が三段フリルのこれまたリボン編み込みシャツ。
黒いスリムジーンズに黒いブーツ。

登場時には客席がどよめき、クスクス笑い&苦笑い。
個人的には「いやー、何これっ。かっこいい!素敵っ」と思ったのですが

確かにクラシックの人ぽくはないですけど・・・・こういう自由きままさもネマニャ君の魅力的なところですよね。

肝心の演奏もこの日もとっても素晴らしかったです。

CD「悪魔のトリル」では、シャコンヌとチャイコフスキーのスケルッツォと悪魔のトリルが中でも大好きなのですが、本当に生で聴くと、メンバー全員凄くってカッコよくて美しいメロディーで、大感激します。



そしてアンコールも前日と同じく、セルビアのダンスソングと・・・・。
ネマニャ君といえば・・・・のヴィバルディの「四季」から「夏」
有名な、さけるチーズ弓(笑)は必見!!です。

18 Janvier 2010 LES TRILLES DU DIABLE ♪

1月の渡仏時に聴いた、ネマニャ君の演奏会です。

lundi 18 janvier 2010 A 20h30  Théâtre de l'Européen
Nemanja Radulović et les TRILLES DU DIABLE

曲はこちら。

PUGNANI-KREISLER     Praeludium&Allegro

WIENIAWSKI     Légende en sol mineur,op.17

VITALI     Chaconne en sol mineur

SCHUBERT     Rondo en la majeur,D.438

TCHAIKOVSKI     Souvenir d'un lieu cher,3 pièces

Mélodie     Scherzo      Méditation

TARTINI     Sanate en sol mineur,  Le Trille du Diable

これは、10月に行われた同会場での公演がソールド・アウトになったための追加公演でした。

実は10月の公演も聴いたのですが、あまりに素晴らしくって、そして楽しくって,またまたパリまで行っちゃいました。

会場のユーロピアンはメトロのプラス・ド・クリシー駅から徒歩1分。
キャパ600名くらいの小さな会場です。


この日のネマニャ君は黒いスーツに黒いシャツ。とっても素敵でした。

室内楽で活躍している5人のメンバーと、ネマニャ君はとっても仲が良いらしく,互いに見つめあい、微笑あいながらの演奏が、とても印象的でした。

ネマニャ君らしい伸びやかで美しい音が本当に素敵で、シャコンヌの美しさには本当に涙が溢れました。

身体を大きく揺らしながら、足踏みしながらのネマニャ君らしい演奏にどんどん惹きこまれます。

曲が終わるたびに、客席は大拍手、大喝采で大盛り上がり
その都度とっても嬉しそうに、ピョコンって頭を下げてお辞儀するネマニャ君がめちゃくちゃチャーミングで可愛過ぎました。



ちなみにこの映像は、アンコール曲
ネマニャ君の故郷セルビアの伝統的なダンス・ソングらしいです。

この映像は10月の公演時のものですが、1月の公演時のアンコールもこの曲で大盛り上がりでした。

ネマニャ君も他のメンバーさん達もとっても楽しそうに弾いていて、客席もめちゃくちゃ盛り上がりましたっ。
この曲本当に楽しくって大好きです。

このメンバーで来日してくれないかなぁ。

2010/03/21

Nemanja Radulović With OPC パガニーニ ヴァイオリン協奏曲第1番 二長調 作品6 ♪

前回書いた、ポワトゥ・シャラント管弦楽団(OPC)との演奏会。

実はこれを聴きに、1月にフランスまで行ってきました。

2010117日(日)17h   会場  シアター・アングレーム(Théâtre Angoulême

パリのモンパルナス駅からTGVで約2時間。
アングレームという小さな街での演奏会でした。

こちらが演奏会場のアングレームシアター。



この日はシアターで偶然、会場入りするネマニャ君に遭遇し、少しだけお話できました。
とっても素敵な笑顔に癒されました。

この日演奏したのはパガニーニの「ヴァイオリン協奏曲第1番 二長調 作品6
ウィルヘルミ編ではなく、原典版での演奏でした。

OPCは若い団員さん、そして女性が多く、全員黒で統一した衣装で、スタイリッシュな感じ。
ネマニャ君も黒いスーツに黒いインナーで、オケに馴染んで素敵でした。

ソロが始まるまで、身体を揺らしながらオケの演奏を楽しむネマニャ君。

コンダクター、コンマス、第二ヴァイオリン、ヴィオラと周りの団員さんの顔を、悪戯っ子みたいにひとりひとり覗き込んでは、笑顔を見せていました。
こういう天真爛漫で無邪気な感じが、ネマニャ君の最大の魅力ですよね。

それが自分の出番になると、表情が一変して凄まじい集中力!!!
パワフルでありながら繊細で、優雅で切なくって美しい、ネマニャワールド全開な素晴らしい演奏!!!
カデンツァも凄過ぎて、ただただ涙しました。

凄まじい演奏に、夢みたいな時間はあっという間に終わってしまい。
観客は大拍手、大騒ぎでスタンディング・オベーションも。
本当に素晴らしい演奏で、これを聴けて本当に幸せでした。

ネマニャ君のパガニーニは本当に素晴らしかったです。
これをいつか日本でも演奏して欲しいなあ。

2010/03/20

ポワトゥ・シャラント管弦楽団(Orchestre Poitou-Charentes)

1月12日から117日までフランスの各地で、ネマニャ君はポワトゥ・シャラント管弦楽団(OPC)との演奏会に客演していました。

スケジュールはこちら。

• Mardi 12 janvier - POITIERS - TAP - 20h30

• Jeudi 14 janvier - LA ROCHELLE - La Coursive - 20h30


• Samedi 16 Janvier - AIFFRES - Espace Tartalin - 20h30


• Dimanche 17 janvier - ANGOULEME - Théâtre- 17h00


プログラムはこちら。

BERLIOZ Ouverture du Roi Lear op.4
PAGANINI Concerto pour Violon n°1 en ré majeur op.6
MENDELSSOHN Symphonie n°5 en ré mineur « Réformation »

演奏会の合間の13日には、ラ・ロシェルでのマスタークラスにも登場しています。

07 Janvier 2010 paris Petit Palais avec Zaza Fournier ♪

2010年度のネマニャ君の最初の演奏会だと思われる、プティ・パレ(パリ)での公演。
この演奏会はラジオ・フランスの企画ですね。

共演されたザザ・フルニエ(Zaza Fournier )さんって、どうやらシャンソン(フレンチ・ポップス?)歌手の方のようですね。

ネマニャ君は、ピアニストのドミニク・プランカード(Dominique Plancade)さんとも、ドボルザークのソナチネやシューベルトのロンドを演奏したみたいです。

この演奏会、You Tubeに動画がたくさんUPされているので、皆さんも検索してみてくださいねっ。

ネマニャ・ワールド堪能できますよ。

2010/03/18

Nemanja Radulović SAISON 2010 Gènèralitès janvier fèvrier mars

今日はネマニャ君の、20101月から3月の演奏会のスケジュールについて、書きたいと思います。

07/01 Paris Petit Palais avec Zaza Fournier
12/01 Poitiers Orchestre Poitou Charentes Paganini
13/01  La Rochelle Master Classes
14/01  La Rochelle Orchestre Poitou Charentes Paganini
16/01  Aiffres  Orchestre Poitou Charentes Paganini
17/01  Angouleme Orchestre Poitou Charentes Paganini
18/01   Paris Salle l'Européen  Les Trilles du Diable
19/01   Paris Salle l'Européen  Les Trilles du Diable
26/01  Lausanne avec Laure Favre Kahn

01/02   Versaille Eve Ruggieri Anna Kasyan Dominique Plancade

02/02   Aix-en-Provence  Trilles du Diable
15/02   Paris Gaveau marielle Nordmann maja Bogdanovic Dominique Plancade
19/02   Belgrade Prpmotion du nouvel album Trilles du Diable

12/03   La Baule  concert annulé

13/03   La Baule  concert annulé
14/03   La Baule  concert annulé
15/03   Chambery Théatre Dominique plancade Schubert
18/03   Kiev Mykola Dyadyura Tchaikowsky
22/03   Paris Gaveau Bruch  concert reporté
23/03   Paris Gaveau Bruch  concert reporté

実は1月に渡仏し、この上記の演奏会の中から、3公演聴いてきました。
その演奏会の様子は、また後日UPしたいと思います。

2010/03/17

はじめまして ♪

今日からブログを始めたいと思います

このブログでは、セルビアが生んだミラクル・ヴァイオリニスト・ネマニャ・ラドゥロヴィチ(Nemanja Radulović)についてあれこれ書いていきたいと思います。

まずは自己紹介代わりに、ネマニャ君との衝撃的な出逢いから。
あれは20081231日。

指揮者・西本智実さんのジルベスター・コンサートに出かけた時でした。

シュトラウスのワルツが2曲終わり、舞台袖に引っ込んだ西本さんに代わり舞台に現れたのは、もじゃもじゃ(笑)な黒い長髪が印象的な、やたら細い人。

その手にはヴァイオリンが「えっ?この人何?弾き振りするの??何だか変なの(失礼!)出てきちゃったよー、おいおい(;一_一)」と思ったのですが・・・。

「どうして西本さんが出てこないのー」っと会場の約8割(もっと多いかも・・・)は思っていたはずの、完全なるアウェーな中で始まったヴィバルディの「四季」

「何この音っ!何この演奏!!今までこんな四季聴いた事がないっ!!!」と驚愕しました!!!

とにかく楽しくって仕方ないって感じに、にこにこしながら奏でる「春」
切れまくる弓をむしり取りながら、激しく弾きちぎる「冬」

一緒に演奏する方々も、そんなネマニャ君を見つめにこにこ。
こんなに楽しそうにクラシック音楽を奏でる演奏家は今まで見たことが無いっ!!!

何だかとっても楽しい気分になって、「彼は凄いっ!また聴きたい絶対にっ!」と、とっても気になる存在になったのです。

これがネマニャ君な日々の始まりの一日でした。

この同じ演奏会で、同じようにネマニャ君を初めて聴いてノックアウトされた方を数人知っていますが。
このブログを読んでくださっている方の中にも、そんな方がいらっしゃるのでしょうね。

こんな感じで始まったネマニャ君に夢中な日々。
同じようにネマニャ君を大好きな皆さんと一緒に、これからも彼を一生懸命応援したいと思っています。

どうぞよろしくお願い致します。