"" Ensemble Liaison with Nemanja Radulović in Hobart ♪|ネマニャの音に恋してる ♪ ネマニャの音に恋してる ♪: Ensemble Liaison with Nemanja Radulović in Hobart ♪

2019/10/26

Ensemble Liaison with Nemanja Radulović in Hobart ♪


ネマニャ君とアンサンブル・リエゾンの皆様とのオーストラリア・ツアー。

2012年、2014年、2016年に続き、今回で4度目のご共演です。
ちなみにチェロご担当のスヴェトラナさんはドゥーブル・サンスの夏のバルカンツアーに参加された事もあります♪

スヴェトラナさんとネマニャ君は本当に仲良し。
6月のシドニーでのネマニャ君の演奏会時も、スヴェトラナさんがメルボルンから駆けつけていらしたくらい。
その時に私もご一緒させていただいたのですが、とても明るくて楽しくて素敵な方です♪

私自身も2012年、2014年とオーストラリアで聴かせていただき、とても素晴らしく楽しい演奏会で、リエゾンの皆様が大好きになりました。
前回の2016年も聴きに来たかったのですが、手術のタイミングと重なってしまい涙をのんで諦めました。

それなのでこのツアースケジュールを知った時、本当に嬉しくて、それぞれの演奏会の発売日当日にチケットを手配。
1番発売が早かったのは約1年前。
チケット購入時からずっとずっと楽しみにしてきました。

ツアー初日は10月23日。
タスマニア島のホバートからスタート。

そして早々に盛大にやらかしました私・・・・・なんと演奏会場を間違えるという有り得ない凡ミス!!!

ホバートにあるロイヤル・シアターという、オーストラリアで一番歴史がある劇場で演奏会のチケットを購入していました。

シアター近くのホテルに宿泊し、開演30分前にシアターに向かったのですが、工事中のようで四方全てがバリケードのような囲いに覆われていました。

ヨーロッパなどではよくある事なので、通用口を探そうと建物を一周しましたが見つかりません。
おかしいなと思い、もう一周してもやはり見つからない。
肝心のボックスオフィスも閉まっていました。

開演時間が迫り、次第に焦ってきて、とにかく中へ入らないと!と止むを得ず唯一開いていた楽屋口から建物の中へ。
ウロウロしていたら、オケの団員さんらしいスタイルの男性に出会いました。

あれ?今日リエゾンだからオケいないよね?と不思議に思いつつ、チケット予約のプリントを見せて尋ねてみたら、しばらくフムフムとプリントを読んでいた男性が一言。
「ねえ、会場ここじゃないよ。」と!!!

え!!!!そんなはずが!!!!

ところがよく見たら、大きくロイヤルシアターと書かれたプリントに「会場はタウンホールです。」と小さな字で書かれていました・・・・(>人<;)
や、やってしまった・・・・・。

この時点で既に開演時間の20時。
終わった・・・・。

とても優しかった男性(どこかのオケのリハをやっていたらしい)。
「タウンホールならここからすぐだよ。案内してあげる。」と途中まで連れて行ってくださいました。
本当に申し訳ない・・・・。

こちらがタウンホール。


完全に遅刻だし(涙)
開き直り、ネマニャ君のポスターを撮ってみたら泣けてきました。


パッサカリアが聴けない・・・と涙ぐみながら、せめて2部から聴こうと思い会場に入ったら同じように遅刻してきた方がお一人。
スタッフの方が「今一曲目のバッハを弾いているから、それが終わったタイミングで中にご案内します。」との事。

私の座席は最前列だったのですが、慌ただしく移動して皆様のお邪魔にならないよう、後方の空席に座らせていただく事に。

前から12列目くらいの関係者席が空いていたので、そちらをご案内いただきました。
全体が見渡せてゆっくり聴けるとても良いお席でした。
何から何まで本当に申し訳ないです。

そんな訳で、なんとかパッサカリアから聴けたホバート。
ネマニャ君とスヴェトラナさんの演奏が美し過ぎて既にボロボロ泣いていた私。
方向性が同じというか熱量が近い感じがして、ちょっと似た者同士な感じがするお二人です。

急に安心したせいか力が抜けてしまい、ボーッとした状態で夢見心地でした。
ハチャトゥリアンもバルトークもブラームスも、あんなに素敵で一瞬一瞬が思い出せるのに、全部夢だったみたいな感覚は何なんだろう。
演奏の感想をきちんと言葉で表現できる方々が羨ましいです。

会場の熱気とか、こんなに凄かったんだよ!って伝えられないのがもどかしい・・・。


アンコールはセドラーさん作曲のコロでした♪

宴の後。


演奏会後にネマニャ君が見つけてくださって、リエゾンの皆様ともお会いできました。
皆様に「よく来たね!ここで会えて嬉しいよ!」と歓迎していただき涙。
ティモシーさんも「久しぶりだね!何年かぶりに会えたね!」と覚えていてくださって更に涙。

演奏会で大興奮した時になるあわわモード全開で、どれだけ素敵だったかを興奮気味に皆様にお伝えする私。
ほとんど幼稚園児状態でした・・・(`・∀・´)

ネマニャ君が「台風大丈夫だった?」と心配してくれたので「窓ガラスが割れて修理代に700ユーロ払ったの。」と言ったら驚かれて「日本は大変だね・・・・。」と言われました。

→悲しい実話。この前の台風で窓ガラスは割れるし、衛星アンテナは壊れるし、台風貧乏になった我が家です・・・。家族全員無事だったので不幸中の幸いなのですが。

仕事の事とか家族の事とか色々聞いてくれて、気遣ってくれるネマニャ君。
いつも本当にありがとうございます!
沢山お喋りしてめちゃくちゃ元気が出ました!

私があまりにハイテンションなので「え?さっき着いたばかりなんでしょ?凄い元気だね。僕、時差ボケ酷くて今朝も朝5時まで寝れなかったんだけど・・・。」とネマニャ君に言われる始末・・・。

ネマニャ君は私の特効薬なので、何故だかどんなに疲れていてもお会いするだけで急に元気が出てくるのです。
病院いらないんじゃないかなって思うくらいです、うん。

そんなホバートの演奏会でした。

翌日改めてお写真を撮ったタウンホール。
素敵な会場でした。







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