7月21日にネマニャ君がご出演された BBC Proms を聴きに行ってきました。
演奏会の感想と共に、初のBBCプロムス体験記を書いてみたいと思います。
(プロムスを聴きに行こうと決めてから、雰囲気を知りたいなと色々な方のブログを参考にさせていただいたので・・・・。もし今後行かれる方にとってこのブログが少しでも参考になれば嬉しいです♪)
まずは一番大切なチケット入手に関して。
ここで一番大切なのは、チケット発売日の発売時間にHPにアクセスすることです!
うっかり発売日を忘れてしまって、午後になってから慌ててアクセスしたら既に指定席が完売という失敗をしてしまった人間がここにいます・・・はい。
という訳で、結局指定席は購入できず、アリーナに入場できるウィークエンド・パスを持って会場へ行く事に。
ちなみにパスは日本まで送られてきました。
演奏会当日、午前中に会場のロイヤル・アルバート・ホールに下見に行きました。
地下鉄のグロスター・ロード駅から歩いて12-13分くらい。
バスストップも近くにあります。
とても立派なホール。
向かって左側が工事中だったのが無念・・・。
掲示されていたプロムスのポスター。
ネマニャ君のお名前が♪
この日はマチネもあったので、ちょうど入場中でした。
円形のホールなので、入場ゲートが複数ありました。
座席によって入場ゲートが決まっており、サイン等も出ていたのでわかりやすかったです。
アリーナ席への入場ゲートも確認できたので一安心。
こちらが恐らく正面玄関のご様子。
奥にバーやショップ、ボックスオフィスなどがありました。
中に入るには荷物チェックを受ける必要がありました。
こちらは横側から見たホール。
建物に沿ってグルっと1周できます。
では、ここからが本番。
そもそもアリーナは自由席の立ち見。
何時くらいに会場に行けば良いのかわかりませんでした。
(送付されてきたパスにも説明書き等一切ありませんでした。)
色々な方のブログを読むと、アリーナの当日券を求める方は朝から並んで長蛇の列になるという記載も・・・。
私は既にパスを持っているので入場はできますが、入場のためにも列を作る必要があるのかな?と思い少し早めに会場へ行こうと思いました。
時間があったので、呑気に昼食を食べて、昼間からバーへ行ってご機嫌。
19時30分開演だったので、16時30分頃に再度ロイヤルアルバート・ホールへ。
まだ人が少なくて、「早く来過ぎたかな~。」なんて呑気な事を考えつつ、スタッフさんらしき方にアリーナへの入場は何時からですか?と聞いたところ、整理券を渡されました・・・。
なんとアリーナへ入場する列を作るために整理券が発行されていたのでした。
し、知らなかった・・・・。
いただいた番号は220番・・・・(>_<)
やってしまった・・・・呑気にご飯行ってる場合じゃなかった・・・・(泣)
★どうやら15時頃から配布していたようです。
そしてどんどん人が集まってきました。
アリーナ席への入場整理券はチケット事前購入者と当日券購入者で色分けされていました。
18時頃からスタッフさんの誘導があり、整理券番号順に並びました。
事前購入者の列と、当日券購入者の列は別々。
事前購入のチケットの方が当日購入より高いので、事前購入者の列を先に入れるために別の列にしているのかな?と思いましたが、入場ゲートがそれぞれ別なので列が分かれていただけ。
18時30分に入場開始だったのですが、2列とも同じ時間に入場開始で中へ入れていきます。
入口では荷物チェックなどのセキュリティー検査があり。
バッグの中身など結構遠慮なしに引っ掻き回されます(汗)
しかも入場ゲートは別ですが、中に入ると結局同じ通路でアリーナへ向かうため、全員少しでも良い場所を取ろうと小走りになり、なかなかな争奪戦になります。
アリーナの座席は取り払っているので、ただの平面。
開演まで時間があるので、座り込む方多数(一応床に座らないでねみたいなアナウンスは流れていましたが、ほとんどの方が無視しているご様子・・・)
そしてボックス席とストールの閑散としている事・・・。
座席が確保できている方々はのんびり入場すれば良いので、ぎりぎりまでホール内のバー等で楽しんでいらしたご様子。
ここで私の個人的意見をお伝えしておきます・・・。
もし私が次回プロムスに行くならば、絶対にボックスかストールにします。
皆様にも激しくお勧めします。
何故ならば、まず立ちっ放しって結構辛いんです。
入場から開演までの1時間、アナウンスを無視して座る度胸は私にはなく、立って待っていましたが辛かった・・・。
そして一度場所を確保すると動けません。
人でギューギューなので、敷物等で場所を確保してトイレに行くなどもできません。
一度場所を離れてしまったら、再度戻るのはかなり難しいです。
更にアリーナって結構殺伐としております(汗)
皆様ご自分の居場所を確保するのに必死なので、そこらへんで押したの押されたのとか、場所取ったの取られたのとか、揉めてたり文句言ったりしてます・・・。
とても素敵な雰囲気を堪能するにはボックス及びストールで優雅に楽しみましょう→もし次回があったら自分への教訓です。
でもさすがに雰囲気は最高。
気分はめちゃくちゃ盛り上がります。
開演時間が迫るにつれ、指定席の方々も続々とご入場。
そして肝心の演奏なのですが、素晴らしかった!
本当に素晴らしかった!
ちなみにネマニャ君の演奏曲はバーバーのコンチェルトでした。
BBCで生中継されたので、皆様聴かれたかな?
第二楽章があまりに美しくてボロボロ泣いてしまいました。
そして第三楽章の正確さと速さに衝撃を受けているうちにあっという間に終わりました。
語彙力無いので、何も言えません・・・・。
とりあえずネマニャ君が歯を見せて笑っているのを久々に見る事ができて嬉しかった!
普段から演奏が楽しくて仕方ないって感じでニコニコされていますが、演奏にめちゃくちゃ入り込んで、ご自分でも楽しくて楽しくて仕方ないって時に、歯を見せてドヤ顔?ってくらいニヤって不敵な笑みを見せる事があるのですが、そのお顔を久々に拝見しました。
私の記憶では前回のドヤ顔もバーバーだったなぁ・・・。
このお顔が大好きな私。ネマニャ君が嬉しそうに幸せそうに演奏しているお姿を拝見するのが私にとっても至上の喜びです。
一応頑張って前から10列目くらいの位置にはいたのですが、ちびっこアジア人にはかなり厳しい視界でした。
立ち見だとこんな感じで前列の方々が被るのです・・・。
わーい、ありがとうございます!!!
ロイヤルアルバート・ホールで聴けるなんて最高です!!!
ちなみにプロムスさん、お写真&動画撮影がOKなご様子(撮影禁止のアナウンスもなく、周囲の方々も皆さん撮られていたので・・・。確証はありませんが。)
こちらアンコール。
撮影下手過ぎですが、よろしければどうぞ♪
ネマニャ君も本当に堂々としたご様子。
最高のプロムス・デビューでした!!!
凄過ぎる演奏にあわわ・・・・となり、毎回恒例の人見知りモードと挙動不審モードを大発揮していた私・・・(;・∀・)
ネマニャ君があれこれ聞いてくれた事に対して、全然見当違いな返答を繰り返し、ご本人はおろか、英語がほとんどわからない主人でさえ「えっ???なんで全然違う事答えてるの?お前大丈夫???」と困惑させていたらしいです・・・。
そんな感じですっかり舞い上がっていたプロムスなのでした。
そしてここからはプロムス(会場)の最大の注意点について書き残しておきます。
何故かアルコールにめちゃめちゃ厳しいです。
アリーナの方々はピクニック気分でお弁当とかおやつを持参されていますが、アルコールの持ち込みは一切禁止です。
ギフト用としても不可です。
(知らずにネマニャ君のGMさんへのお土産(お酒)を持って入場しようとしたらセキュリティーで止められクロークへ強制連行されました・・・。犯罪者並みの扱いを受けます・・・。)
ホールのバーで頼んだ自家製レモネード(ノンアルコール)。
想像以上に大きなカップで飲みきれなかったため、ホテルに持って帰ろうとしたら(持ち帰りできるプラカップだった)ホール出口のセキュリティーで「アルコールを持って帰るのはダメ!」と没収されました・・・。
「えっ?これレモネードだけど・・・。」と言っても「ダメ!アルコールは没収!」と何故か怒られたので、仕方なく渡して帰りかけたら、後からスタッフの方が追いかけて来て「ごめん、ごめん!レモネードだったね。持って帰っていいよ!」と言われた・・・。
メンドクサイからもういらないです・・・とお断りしたのですが、なぜジュースはOKでアルコールは持ち出せないのか不明。
この辺りがザ・英国と感じた次第です。
というのも英国のお酒に関する法律はめちゃくちゃ厳しいらしい。
この法律を熟知していないとバーで働けないらしいので、外国人が英国のバーで働くのは相当難しいらしい(昔、面接に行ったら断られた事がある・・・・)。
昔スコットランドのサッカー場でアルバイトした時に、何故か謎のルールがあって、試合前と試合後はお酒を提供しても良いけれど、試合中は絶対にダメ!という不思議なルールがありまして。
お客様がいくら大金を積んでも試合中は絶対にお酒は提供したらダメ!
もしビール1缶でも出したら全員(スタジアム勤務のスタッフ全員)の首が吹き飛ぶから絶対に遵守して!という謎な掟がありました・・・・。
なんだかそのことを思い出したプロムスさんなのでした。
という訳で
1・プロムスを聴くなら指定席がベスト!
2・アルコールは持って行かない!例えジュースだとしても取扱いに注意しよう!
以上が、プロムスを体験して学んだことです(笑)
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