6月23日、メルボルンのリサイタルセンターで行われたネマニャ君の演奏会を聴いてきました。
演奏会の詳細はこちら。
23 June 2014 7pm
Melbourne Recital Centre Elisabeth Murdoch Hall
Ensemble Liaison Gypsy Rondo
with violinist Nemanja Radulović
Joseph Haydn- Piano Trio No.39 in G, Hob.XV/25, Gypsy Rondo
Paul Grabowsky - new work for clarinet,cello and piano
Aram Khachaturian - Trio in G minor for violin, clarinet & piano
interval
John Williams - Theme from Schindler's List
Gabriel Faure - Après un rêve
Claude Debussy- Beau Soir
Edvard Grieg-In the Hall of the Mountain King(from Peer Gynt)
Manuel de Falla-Ritual Fire Dance
Nicolò Paganini-Cantabile Op.17 for Violin and Piano
Nicolò Paganini/Aleksandar Sedlar-Paganini Caprice
Aleksandar Sedlar - Round Dance (Kolo)
Vittorio Monti - Czardas
20日のモーニントンの公演と同じプログラム。
客席はほぼ満員でした。
私の座席は最前列の中央ブロック。
近い座席に赤いブレザーが可愛らしい制服を着た中学生くらいの女の子達が、引率らしい先生に連れられて聴きに来ていました。30人くらいはいたかな・・・。
キャーキャー言って賑やかだったので、先生に「ここはふざける場所じゃないのよ。演奏が始まったら全員静かにするのよ!」なんて注意を受けていました。
もちろん演奏が始まったら皆静かに聴いていましたよ♪
この日の演奏も本当に素晴らしかったです。
ネマニャ君とリエゾンの皆様は本当に息がぴったりで、幸せそうに楽しそうに演奏されるので、聴いているこちらも自然に笑顔になりました。
ネマニャ君はコンチェルトも素敵だし、無伴奏も素晴らしい。
Trilles や Double のアンサンブルは最強だし、ピアノやハープとのデュオも素敵。
そして中でもこの演奏会みたいに小作品集の様な演奏は、とりわけネマニャ君の個性と魅力が際立つ気がして、本当に素敵で美しい演奏で惚れ惚れします。
あれこれ感想を言うより、これは是非ぜひ直接聴いていただきたいな。
ABC Classic FM でそのうち放送されるそうなので、皆様是非聴いてみてくださいね♪
演奏会後、ロビーでサイン会を開催されていたネマニャ君。
オーストラリアでは発売されたばかりという「Paganini Fantasy」を片手に、ファンの方が長蛇の列を作っていました。
お一人お一人ににこやかに挨拶され、サインを書き、ツーショット写真に収まるネマニャ君。
遠巻きに眺めていたら関係者の方に「ネマニャは【日本に行くと2時間くらいサインする】って言ってたけど・・・・。」と言われました。
「あー、そうですね。400人くらい並びますからね。日本ではすっごい人気ですから。」とお答えしたら「400!!!そんなに!!!」とビックリされていました(;´∀`)
そして私はネマニャ君の列には並ばず(笑) ゲットしたばかりのリエゾンさんのCDにサインをもらうべく、デイビットさんとティモシーさんとスヴェトラナさんに直撃。
皆様とってもきさくで良い方々なんですよ♪
スヴェトラナさんに「日本にも是非来てくださいね♪」と言ったら「すっごく行きたいわ!ネマニャと一緒にね。」と仰っていました。
以前所属されていたオケの来日公演で日本にいらした事があるとの事。
日本食がとってもお好きとの事で「スシ!テンプラ!3食日本食でもいいわ!」と仰っていました(笑)
2年前にネマニャ君と共演されたモナシュ大学のメンバーさんとも久々に再会♪
セルビアに滞在していた事があるとの事で、あれこれ楽しくお喋りしていたら「ねえ、今ネマニャと喋っているあの男の子覚えてる?」との事。
ふとネマニャ君の方を見ると、すらっとした男性とお喋りしている・・・・あ、あの方は!
2年前にネマニャ君とバッハのダブル・コンチェルトを弾いたエドワードさんじゃありませんか!
「エドワードでしょ。」と言ったら「えー!凄い!よく覚えてたわね!」と言われたので、「覚えてるよー。だってバッハのダブル・コンチェルトすっごく美しかったもの!」と答えたら、「ホント凄いわ!エドワードに言わなきゃ!」と大興奮され、わざわざ呼んでいただいたのでした・・・。
「彼女はモナシュにも聴きに来ていたのよ。私が【彼覚えてる?】って聞いたら【エドワードでしょ。】って彼女すぐ答えたのよ!凄いでしょ!」とご紹介して頂いたので、「バッハのダブル・コンチェルト、本当に美しかったです。」とご挨拶したら、とっても喜んで頂けました♪
私からすると皆さん凄い演奏家さんなのに、本当に気さくに接してくださって嬉しい限り。
他にも関係者の方々だったり、メンバーさんのご家族だったり、色々な方にご紹介して頂き、あれこれお喋りさせていただき、とっても楽しい時間でした。
それもこれもひとえにネマニャ君のおかげ。
ネマニャ君自身が本当に思いやりがあってお優しい方なので、周囲にいらっしゃる方々も自然と同じようにお優しい方々が集まるような気がします。
今回だけではなく、いつもご本人はもちろん周りの色々な方々に良くして頂いているので、本当に感謝の想いでいっぱいです。
ネマニャ君とネマニャ君の音楽は本当に私を限りなく幸せにしてくれます。
彼の音楽と共に世界中を旅するのは無上の喜び♪
という訳で、また馬車馬のように働いて次の演奏会に備えねば・・・・( ̄▽ ̄)
と、何だか全然演奏会の感想になっていないので、当日撮ったお写真を代わりにご紹介します。
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