故郷ニシュでの演奏会の前に、セルビアの映画祭に参加したネマニャ君。
クステンドルフ国際映画&音楽祭(Kustendorf International Film and Music Festival)は、セルビアを代表する映画監督である、エミール・クストリッツァ(Emir Kusturica)が主催する映画と音楽の祭典です。
映画の撮影中で訪れた、ボスニアとの国境にほど近いモクラ・ゴーラを気に入って、そこに自分の村!を作っちゃったという何とも豪快なお方・・・・。
映画館やホテル、レストランもあって、村自体がテーマ・パークのようになっているらしい。
ただしセルビア人的にはビミョーらしい・・・・・(元々の自然の景観を壊して、余りにも人工的な村を作った事に非難ゴーゴー的な話をセルビアの方に聞きました)
昨年の12月半ばに、この映画祭のオープニング・コンサートにTrillesが出演する事が発表されました。
コントラバスはナタナエルさんではなく、Doubleのメンバーであるボバンさんになっていて、チャイコやタルティーニを演奏すると発表されていました。
おっ、久々の旧プロ!これは是非とも聴きに行きたい。
と思ってみましたが、グーグル・マップで見ると、ベオグラードからもかなり遠い・・・・。
「行きたいけどべオから遠い?」ってセルビアのお友達に聞いてみたら「全然遠くないわよ!べオからたったの250キロよ!」とのお返事が・・・・。
250キロ・・・・めっちゃ遠いやんけ。
別なお友達に聞いてみたら「とっても遠いわ。行くには四駆と腕の良いドライバーが必要よ!」と言われました・・・・・。
うん、これムリっ。「無理だから行くの諦めた~。」って友達に言ってみたら「うん、私も諦めた。」との事。
セルビア人も諦めるくらいだから、こりゃ行くのムリだわ~。
モクラ・ゴーラに行った事がある日本人の友達も「冬場は雪で通行止めになる事が多いから、出演者の移動はヘリかな?」と言っていました。
セルビア語の先生も「夏はともかく冬は無理よ。」との事。
という訳であっさり諦めた後に、モクラ・ゴーラの後にニシュでも演奏すると発表されたので、ニシュに行く事にした訳です。
ところが、写真やビデオで見たら・・・・・雪は全く降っていなかったんだな~。
べオからウジツェまでバスで行き、そこからモクラ・ゴーラ行きのバスに乗れば恐らく行けた????
と、思ったけれど後の祭りでした。
この映画祭、有名な監督さんや俳優、女優さんも多数参加されていらして、そういった方々はヘリで会場入りされていました。
ちなみにTrillesはべオから3時間かけて車で行ったそうです。
メンバー全員で開会式にも参加され、他の演奏家の方と一緒に演奏されていました。
こちらが開会式の模様。ネマニャ君やメンバーさんが少しだけ写っています。
http://youtu.be/MAfJydLCjpk
この時は久々にアイメイク無しで登場したらしいネマニャ君。
久々の素顔だ・・・・・。
私はやっぱりメイク無しのネマニャ君が好きだな・・・。
そしてオープニング・コンサートは様々な催しが終わった深夜にスタート。
NEMANJA RADULOVIĆ & THE DEVIL’S TRILLS
Programme date: 16.01.2013
Programme time: 00.00
プログラムはニシュでの演奏会とほぼ同じだったようです。
そしてこちらは映画祭の公式HP。
http://www.kustendorf-filmfestival.org/2013/
映画祭のお写真や動画、ネマニャ君のインタビューなどを見る事ができます。
ニシュでTrillesの皆様とお話した際に「映画祭どうだった?」と聞いたら、全員「すっごく楽しかった!」と言って、お話を色々聞かせてもらいました。
今年の目玉はイタリアの女優モニカ・ベルッチの来場だったので、「モニカ・ベルッチに会った?」と聞いてみたら、「会っていないんだ。彼女とは入れ違いだった!」と某メンバーさん(笑)が本気で悔しがっていました。
いいなあ。やっぱり私も行きたかったなぁ。
次にまたご出演される事があれば、ベオグラードからタクシーをチャーターしてでも絶対行こうと決意!(いったい幾らかかるのかは、この際考えない事にしよう・・・・)
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