"" 7月 2012|ネマニャの音に恋してる ♪ ネマニャの音に恋してる ♪: 7月 2012

2012/07/31

Verbier Festival ♪


スイスのヴェルビエ(Verbier)で行われた演奏会にネマニャ君が登場しました。
詳細はこちら。

Verbier Festival 26 juillet 2012  11:00 | EGLISE
Nemanja RADULOVIĆ | VIOLON
Julien QUENTIN | PIANO

PROGRAMME
Fritz Kreisler  Prélude et Allegro (arragnement Marc-Olivier Dupin)
Wolfgang Amadeus Mozart Adagio et Rondo en ut majeur K 617 (arrangement Aleksandar Sedlar)
Johann Sebastian Bach Chaconne de la partita II en ré mineur BW 1004 (arrangement Schumann/Busoni)
Georges Enesco Sonate pour violon et piano N° 3 en la mineur op.25, dans le style populaire roumain 
Maurice Ravel Tzigane

ヴェルビエはイタリアやフランスとの国境に近い山岳地。
夏は避暑地、冬はウィンター・スポーツを楽しめるリゾート地だそうです。

最寄りの町からケーブルで上がっていくとか。
フェスティバルサイドから配信されたお写真を何枚か見ましたが、本当に美しい素敵な場所でした。

この地で毎年夏に開催されるヴェルビエ音楽祭(Verbier Festival )。
演奏会の他に、トークショーや、若い演奏家さんの為のアカデミーなど様々なイベントがあるそうです。

世界中から10代の演奏家を募集し、オケを編成し教育するプログラムもあるそうで、最後は演奏会で実際に演奏を披露するそうです。
来年はダニエル・ハーディングさんが指導を担当されるとか!

世界の一流の指揮者から直々に指導を受ける事ができるなんて、素晴らしい経験になるのでしょうね。

この音楽祭、演奏会の一部がWeb TV で生中継されるので、私もオープニング・コンサートはリアルタイムで聴きました。

デュトワ指揮、カプソン兄弟のブラームスのダブル・コンチェルト。
とても素晴らしい演奏でした。

そして実は今も演奏会を聴いている最中。
今日はミッシャ・マイスキーさんとアルゲリッチさんが登場されています。そして指揮はネーメ・ヤルヴィ。豪華過ぎる・・・・。

連日素晴らしい演奏を聴けるのは嬉しいのですが、残念ながらこの生中継、ネマニャ君の演奏会は放送されなかった・・・・無念。

演奏会場はメイン会場のSalle des Combins と、サブ会場のEgliseに分かれていたようです。

ネマニャ君の演奏会は午前11時からEgliseにて。

客席数は500席。前日までチケットが購入できたので、残念ながら完売にはならなかったようですね。(またもや直前に行こうと企んだらしい・・・・)

共演されたピアニストのジュリアンさん。私はこの方は存じ上げないのですが、ポッドキャストで聴いた当日の演奏、ネマニャ君ととても相性が良い様に感じました。

演奏会に行かれた方の感想をいくつか読みましたが、皆さん大絶賛されていました♪

そしてこの日の14時15分からはChalet Orny という会場(お写真を見ましたが、可愛らしい山小屋風の建物♪)でConversation というイベントに登場されたネマニャ君。
これは所謂トークショーだったようです。

そしてこの音楽祭、毎日のお天気やイベント情報などを、連日e-journal というネット新聞として配信するという素晴らしさ!

この号ではネマニャ君の演奏時のお写真を見る事ができます♪

この音楽祭いいなぁ。とっても楽しそう。
ネマニャ君がまたご出演される事があれば次回は是非行きたいです。

2012/07/29

Violon sur le Sable ♪


ネマニャ君が7月21日にフランスのロワイヤン(Royan)での演奏会に登場しました♪

パリからはTGVを乗り継いで約4時間。ラ・ロシェルやサントから近い海辺の港町だそうです。

Un Violon sur le Sable(砂の上のヴァイオリン?)という名のフェスティバル。
その名の通り、浜辺の砂浜に造られた特設会場での演奏会。

聴衆の数はなんと5万人とか!!!

2009年にもご出演(曲はメンコン♪)されたネマニャ君。
インタビュー等で「今までに一番想い出に残る演奏会は?」という質問に「海辺での5万人を前にした演奏会。」とよく答えていらっしゃいます。

この演奏会、ステージ前に設置された客席は有料ですが、それ以外のエリアでの鑑賞は無料だったそうです。

演奏会の詳細はこちら。

Un Violon sur le Sable 2012

samedi 21 juillet  22h  Plage de la Grande Conche, Royan

Les solistes du Violon sur le Sable 2012
Annick Massis (Soprano) Nemanja Radulović (Violon)
Fabien Ruiz (Claquettes) Ana Alcaide (Viole)

Concerto n°2 pour Violon et Orchestre « La Campanella » N. Paganini
Nemanja Radulović Violon
Jerome Pillement Chef d'Orchestre

ネマニャ君以外にも複数のアーティストさんがご出演。

演奏曲はパガニーニのヴァイオリン協奏曲2番。

当初配信されたプログラムでパガニーニのコンチェルトと書いてあったので、てっきり1番だと思い込んでいたら、当日の様子を収めた映像を観たら2番だったのでビックリしました。

残念ながら演奏は第3楽章「ラ・カンパネラ」のみだったそうですが、ネマニャ君の「ラ・カンパネラ」は初めて聴いたのでとても嬉しかったです♪

しかもこれが本当に素晴らしい演奏!!!

指揮者のジェロームさんとにこやかに微笑みながら、何度もアイコンタクトしながらの演奏に、お互いを信頼し合っていらっしゃる様子が伝わってきました。

自由気ままでありながら、オケの皆様ともしっかりコンタクト取りながらの演奏、ネマニャ君自身もとても楽しそうで嬉しそうに微笑みながらの演奏に、観ているこちらもついつい笑顔になってしまいました。

よどみなく流れる様な本当に美しい音色で、とても素晴らしい演奏でした。

ネマニャ君の演奏する2番。これを生で通して聴いてみたい!

この演奏会、様々な動画がYou tubeにUPされているので、素敵な演奏を堪能できます♪

リハの様子。

http://youtu.be/8MNbThGOU0s

本編。

http://youtu.be/iIMQYPmjDNw

そしてプログラムには記載が無かった、ギタリストの方との共演。

http://youtu.be/8aC8Skiy9ow

曲はフランス映画の主題歌、オルフェの歌(La Chanson D'orphée)だそうです。
どこか哀愁が漂う切ない音色。本当に美しい音で聴き惚れてしまいました。

コンチェルトのアンコール???と思ったのですが、シャツを着替えている様なので、後からもう1度出番があったのかもしれませんね。

そしてこちらのサイトでは、リハ時のお写真を見ることができます。

http://www.citizenside.com/fr/photos/culture/2012-07-21/64735/repetition-un-violon-sur-le-sable-a-royan-17-du-21-07-2012.html#f=0/523477

とっても楽しそうな笑顔のネマニャ君、必見です。



2012/07/25

夢に消えた・・・・。


今夏の渡欧を諦めた代わりに、秋以降いくつかの演奏会を聴きに行く予定を立て、着々とチケットを入手しています。

一番先の演奏会は来年の6月。 

でも余りに早いチケット入手はある意味ギャンブル。
チケットの購入後にネマニャ君の出演が無くなったり、演奏会自体がキャンセルされたりする事もあるからです。 

この春にキャンセルされたスペイン・・・・滅多に弾かないコルンゴルトだっただけにショックが大きくて、立ち直るのが大変でした・・・。

最近はスケジュールの変更が特に多いので、予定されている演奏会やご出演されるオケのHPをしょっちゅうチェックし、変更が無いかキャンセルされていないか確認しています。 

そんな中、またもやショックな出来事が・・・。

来年3月のドイツでの演奏会。 

ネマニャ君が滅多に弾かないブルッフのコンチェルトだったので、張り切ってチケットを購入したのですが。 
先程チェックしたら曲目がメンコンに変更されていた・・・・・。 

もちろんメンコンも大好きだけれど。

ブルッフ・・・・ようやく聴けると思ったんだけどな。

ネマニャ君を聴けるだけで有難いから、贅沢は言えませんが、これはかなりショックです。

どれだけ頑張って働いたとしても、そんなに頻繁にヨーロッパまでは行けないから、聴きたい曲は山程あるのに、行ける演奏会は限られてきます。 

ブルッフ、次いつ弾いてくれるのかもわからないし。
一生聴く機会ないのかな・・・・・と思ったら、余計に悲しくなってきました。 

こういう演奏会で曲目変更やソリスト変更なんて、しょっちゅうある事なので仕方がない事ですけれど。 

パリとは言わないから、せめて欧州のどこかに住んでいたら、もっと演奏会に行けるんだけどな。 

やっぱり日本在住は辛いな。
遠過ぎて簡単には行けないもの。 

演奏会をweb ラジオで聴けたり、You tubeで動画がアップされたり、日本にいてもネマニャ君の演奏を聴く事はできるけれど、やっぱり演奏会で生での演奏を聴きたいです。




2012/07/17

Flâneries Musicales de Reims ♪


先日中止になったサントでの演奏会の前、7月9日にフランスのランス(Reims)での演奏会に登場されたネマニャ君。

演奏会の詳細はこちら。
フラヌリ音楽祭のオフィシャル・サイト http://www.flaneriesreims.com/ から抜粋です♪

Flâneries Musicales de Reims

Lundi 09 juillet 20h00 Domaine Les Crayères
Les Trilles du diable Nemanja Radulović

Pablo de SARASATE 
Caprice Basque

Wolfang Amadeus MOZART 
Adagio et Rondo (arr. Aleksandar Sedlar)

Jean-Sébastien BACH 
Chaconne (arr. Marc-Olivier Dupin)

Aleksandar SEDLAR
Spring in Japan

Ernest CHAUSSON 
Poème (arr. Aleksandar Sedlar)

Pablo de SARASATE 
Airs Bohémiens (arr. Alexandre Bénéteau)

このフラヌリ音楽祭には過去何回かご出演されています。
今回の演奏会は無料。
Trillesを無料で聴けるなんて、そんな贅沢があっていいのだろうか・・・。

しかも会場は泣く子も黙る?ランスのシャトー・レストラン、レ・クレイエール(Château Les Crayères)。

かつての三ツ星から転落し暫くは低迷されていたようですが、現在のシェフに変わって二つ星まで盛り返してきた超有名レストランです。

素晴らしい建物と美味しそうなお料理はこちらでチェック→http://www.lescrayeres.com/

宿泊施設も併設する美食の館・・・・何て魅惑的な会場。

演奏会のお写真を拝見しましたが、シャトーの庭園にテントを貼って特設ステージを造っていました。

2000名の聴衆がいらしたそうで、皆さん設置された簡易椅子に座ったり、ベンチに寝転んだり、芝生の上にビニール・シートを敷いて座ったり。

途中から雨が降ってしまった様ですが、楽しかっただろうなあ。

当日の様子と、ネマニャ君始めメンバーさんの素敵なお写真をこちらのサイトで見ることができます♪

http://www.flaneriesreims.com/images-149-flaneries-2012-concert-n%C2%B038-%7C-les-trilles-du-diable-et-nemanja-radulovic.html

そして動画はこちらから♪

http://www.flaneriesreims.com/video-161-flaneries-2012-concert-n%C2%B038-%7C-les-trilles-du-diable-et-nemanja-radulovic.html



2012/07/14

残念です・・・。


今日713日にフランスのサント(Saintes)での演奏会に出演するはずだったネマニャ君。 

この演奏会はサントの音楽祭(Festival de Saintes)のオープニングを飾る演奏会でした。 

修道院の庭園での野外コンサートで入場は無料とアナウンスされていました。

ところが今日のフランスは朝から雨。 
何とか開催できないか、夕方には雨が止むのに賭けたそうですが、結局雨が止まなかった様で、残念な事につい先程演奏会の中止が発表されました。 

本来ならば雨天時は近所の体育館に会場を変更し開催すると発表されていましたが、総勢90名のオーケストラにこの会場では音響が適切ではないと判断されたそうで、完全にキャンセルされたそうです・・・・。 

ネマニャ君も今頃とても残念な気持ちでいらっしゃるだろうなと思うと、とても悲しいです。 

次の演奏会も野外。 

今度は晴れますように。無事に演奏会が開催されますように。


2012/07/10

7月の演奏会・Part1 ♪


71日は当初フランスでのフェスティバルへのご出演が発表されていましたが、こちらがキャンセルとなり、スロヴェニアのマリボルでの演奏会へご出演される事になっていました。

会場のスロヴェニア国立劇場のHPでスケジュールが発表されていましたが、途中から予定が削除されました。

マリボルは今年の欧州文化首都(European Capital of Culture)。
これはEU1年毎に都市を指定し、その都市で様々な文化的イベントを1年を通じて行うという趣旨で選ばれるそうです。

ネマニャ君の演奏会はこの「マリボル2012」の一環の演奏会。

2020年度の欧州文化首都にベオグラードが既に選出されている関係か、出演者はネマニャ君とセルビアのアンサンブルとなっていて、入場料は無料とアナウンスされていました。

劇場の予定からは削除されましたが、マリボル2012のオフィシャル・サイトには予定が残っていたので、当日までご出演されたのか謎だったのですが、演奏会の3日後にセルビアのニュース・サイトで、この演奏会が残念ながら延期された事が発表されました。

そして73日にはイタリアでのフェスティバルにご出演されたネマニャ君。

詳細はこちら。

Festival Melodia del Vino

3 luglio 2012
Tenuta Rocca di Montemassi, Roccastrada (Grosseto Province)

Nemanja Radulović  -  Violin
Laure Favre-Kahn  -  Piano

Programma:

Kreisler – Prélude e allegro
Grieg -sonata n°3 in ut minore
Franck – sonata
Saint – Saens – Rondo Capriccioso

その名の通り、ワインと音楽の祭典。
演奏会の前にワインのテイスティングをしながらおつまみを食べて、その後演奏を聴くという企画になっていました。

会場もワイナリーとワイン博物館の複合施設。

この演奏会も実は行こうかと企んでいて、事前に色々調べたのですが、とにかくワイナリーだけあって僻地・・・・。

ロッカ・ストラーダという町のようでしたが、最寄りの大きな都市からは優に100キロ超え。
100キロの距離、さすがにタクシーでは行けないし・・・。

近くに駅も無さそうだし、バス停らしきものをグーグル・マップ(笑)で確認しましたが、バスの時刻表は入手できず・・・・。

会場への行き方はサイトで紹介されていましたが「○○方面から45キロ。その先の信号から9キロ。ラウンドアバウトで左に曲がり更に3キロ。そこで右に曲がり1.5キロ。はい、到着。」との事・・・・いや、車が無いと無理って事ですよね・・・・。

これはいくら何でも無理!と諦める事にしました。

ちなみにこちら会場となったTenuta Rocca di Montemassiのサイト。

http://www.roccadimontemassi.it/

こちらにリンクされているブログで、当日の様子やネマニャ君のお写真を見る事ができます♪
素敵な会場でとっても楽しそうです。


2012/07/04

ラジオ・クラシックの演奏会の動画です ♪

616日にパリで行われた、ラジオ・クラシックの演奏会の様子を紹介した動画が配信されました。

既にお写真が何枚か配信されていたので、笑顔で楽しそうなネマニャ君の様子から「素晴らしい演奏会だったのだろうな~。」と思っていたのですが。

この動画、ほんの少ししか演奏を聴く事はできませんが、相変わらずネマニャ君のチャイコンは美しい・・・。

そして観た瞬間「キャー!!!何これ!!!!」と叫んでしまった、余りにキュートなそのお姿と笑顔にヤラれてしまいました。
「ご機嫌よう♪」って事なのかな、余りに可愛らしすぎる・・・・。

本当にネマニャ君は、時に天使で時に悪魔ですね。