夏のフェスティバル・シーズンが始まり、早速お忙しいご様子のネマニャ君。
フランスで3度の演奏会に登場されました。
まずは6月20日。
南仏のオランジュ(Orange)という町での演奏会。
この町はローマ帝国時代の古代劇場がある事で有名な町。
毎年夏に、この古代劇場で行なわれる音楽祭、レ・コレジー・ドランジュ(Les Chorégies d’Orange)のオープニングを飾る演奏会、Musiques en fêtes en direct des Chorégies d’Orangeへのご出演でした。
会場のキャパは10000人。テレビの視聴者は230万人だそうです、凄い・・・・。
入場料は何と無料!ただし事前にメールや電話での予約が必要でした。
どうして知っているかというと、余りに古代劇場が素敵なので行ってやろうかと企んでいたからです(笑)
当日はフランスのテレビ・France3と、ラジオ・France Musiqueで生中継でした。
ネマニャ君の演奏曲はこちら。
Pablo de Sarasate
Fantaisie de concert sur Carmen Op.25
Nemanja Radulovic, Violon
日本時間・深夜3時から放送を聴いていたのですが、ネマニャ君が登場したのは朝6時半過ぎ・・・・。
さすがに意識朦朧としていましたが、涙が出るほど素晴らしいピッツィカートで目が覚めました。
とても素晴らしい演奏でした!
そして即日You tubeにUPされた映像がこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=ksySb5f0c-E
皆様既にご覧になられたかと思いますが。
衝撃的でした・・・・・この髪型。そしてまたもや囲み目メイクしていますよね・・・・。
このお衣装、そしてこの髪型。このナリであのすっごい演奏。
うーん、この人って何?面白過ぎる!って、改めて思いました。
本当にネマニャ君は毎回毎回こちらの想像している事をポーンと軽々飛び越えて、毎回良い意味で期待を裏切ってすっごい事をしてくる人です。
だからこそ面白くって、気になって仕方なくて、目が離せないのですが。
まあ、この髪型は賛否両論(笑)でしょうけど・・・・。
ちなみに私はいつもの方が好きです。
そして6月24日。
こちらはフランスの音楽祭 Festival d’Auvers-sur-Oiseのスペシャルコンサート兼、会場となった劇場théâtre 95の改装記念?の演奏会でした。
詳細はこちら。
Nemanja Radulović et Les Trilles du Diable
Coproduction Festival d’Auvers-sur-Oise
Dimanche 24 juin 12h30 théâtre 95 Salle Luchino Visconti
Trilles du Diable
Guillaume FONTANAROSA
Frédéric DESSUS : Violon II
Bertrand CAUSSE : Alto
Anne BIRAGNET : Violoncelle
Nathanaël MALNOURY : Contrebasse
Fritz Kreisler, Henryk
ちなみにこちらも入場料は無料!!!
事前にシアターへ直接電話をして予約を取る必要がありました。
何故知っているか→これも行こうと企んでいたから(笑)
ナタナエルさんが加入されて以来、この旧プログラム(CDプログラム)を演奏されるのは初めてなのではないかと思ったので、とっても聴きたかったのですが、チケットは無料でも航空券代は恐ろしいお値段(6月って意外と高いらしい・・・・)
泣く泣く諦めました。
このオーヴェル・シュル・オワーズの音楽祭には過去何度かご出演され、ネマニャ君の演奏曲が収録されたCDもリリースされています。
そして6月28日はボルドー(Bordeaux)での演奏会。
こちらはボルドーのワインフェスティバル・BORDEAUX FETE LE VINの一環の演奏会でした。
詳細はこちら。
L’Orchestre National Bordeaux Aquitaine et le violoniste
Nemanja RadulovicJeudi 28 juin – 21h15 Place des Quinconces
De Falla - Danza, extraite de La Vida Breve
Sarasate - Zapateado pour violon et orchestre
Sarasate
De Falla
Bizet- Prélude de l’acte 3 de Carmen
Sarasate - Carmen Fantaisie pour violon et orchestre
Ravel – Bolero
このフェスティバル、とっても楽しそう♪
映像やお写真で様子を見る事ができましたが、街は巨大なワインボトルのオブジェで飾られ、ワイン樽の製樽の実演があったり、建物をスクリーンにして映像を映したり、花火も上がっていました。
ワインの試飲はもちろん、とっても美味しそうな食べ物の出店も沢山出ていて、すごく楽しそう♪
演奏会は6月の初めにキャンセルになったボルドー・アキテーヌ管弦楽団の演奏会の差し替えだったので、プログラムは当初の予定とほぼ同じでした。
とっても魅惑的なプログラム。これも聴きに行きたかったなあ・・・・。
フェスティバル側から配信されたお写真で会場の様子を見ましたが、カンコンスという巨大な広場に造られた特設ステージでした。
そしてネマニャ君のお写真も紹介されていました♪
とってもお元気そうなご様子で嬉しかったです。
これからいよいよ夏本番。
益々お忙しくなられると思いますが、お身体に気をつけて素晴らしい演奏を沢山届けて下さいませ♪
遥か彼方の日本から、この夏総ての演奏会のご成功をお祈りしています。